- 2006年3月15日 08:39
- スーパー8カメラ
NIKON 8X SUPER ZOOM

OVERVIEW
初代のスーパーズーム8(1966年)の3年後にリリースされた、ニコンの2台目スーパー8機種です。
四角いボディは金属製で、かなり無骨なイメージです。
7.5mm-60mmの8倍のシネニッコールレンズ。10群14枚構成。f:1.8。手動/電動ズーム式。最短撮影距離は1.2mで、比較的室内でも使いやすい仕様です。
フォーカスあわせはスプリットイメージ式。とてもシャープで、焦点が合わせやすいです。f:1.8とごくごくノーマルですが、ファインダは比較的明るく室内でもなんとかOKです。
撮影コマ数は12.18.24fpsの3種類に加えて1コマ撮りも対応。
12こま撮影時は1/27秒のシャッターとなり露出不足時の静物撮影などに便利。18fpsでは1/40.5秒、24fpsでは1/54です。
1コマ撮りには、ケーブルレリーズが必要です。ファインダの下にあるレリーズ穴に差し込みます。この際EEはまったく作動しませんので、露出計測後は露出調節ノブをM(マニュアル)に回して露出を固定しておきます。
露出は、TTL方式。絞り目盛りはf2からしかありませんが、レッドゾーン手前がf1.8に当たるようです。
最小絞りがf16なので高感度フィルムを日中使用する際にNDフィルターが必要になる可能性もあります。
レンズ下の露出調整ノブで、手動の露出調節も可能です。
水銀電池H-D(MR9)系を二つ必要とします。詳しくは代用電池のページをご覧ください。
グリップは先代と違って太めになり、しっかりと握れます。折りたためるので収納性が高いです。
その他の機能として、露出の絞りきりを使ったフェード機能があります。
バッテリーチェッカーがわかりにくいので書いておきます。
本体上部のP/Mと書いてあるスライドボタンを使います。Pの文字を赤い線に合わせて(自分側にスライド)ファインダーを覗いて、絞り指針をチェック。◆印より右側に指針がくればOK。同様に露出用の水銀電池(代用品)の能力チェックは、Mの文字を赤い線にあわせて(撮影レンズ側にすらいど)、絞り指針が◆印より右側に来ていればOK。水銀電池と違い、代用品としてよく使われるアルカリ電池は結構消耗するので、チェックを心がけるとよいです(失敗者談)。
(2005 マディ)
使い勝手など
機能こそシンプルですが、通常の撮影カメラとして使う分には申し分ないと思います。
初代と比べてファインダー画面は大きく覗きやすい、グリップが折りたためるので、後続のR8やR10よりかさばらずに持ち運べます。全4機種しかないニコン機の中でも利点をしっかり持っています。
色の出は、少々黄色目を帯びることもありますが、比較的ニュートラル。色を強調していく海外のカメラとは180度性格が異なる、クールな印象です。
解像度はさすがニコンと言った感じでかちっとした画が撮れます。
構えやすいのもポイント高いです。
マクロは付いていませんので、ワイドコンバータは凹レンズ一枚タイプは使えませんけどフィルター径は52mmと一般的ですので市販のビデオカメラ用のワイコンが使えます。こっちの方が都合がいいかもしれません。
完動品であれば常用も可能だと思います。ただ販売期間が長いカメラだったので痛んでいる物もあります。購入の際には吟味した方がいいと思います。
このカメラによく見られる故障箇所
モーター駆動関係。モーターのトルクが小さいことと関係があるかどうかわかりませんが走行不良が見られることが多いです。
| 発売 | 日本光学工業(現ニコン) 1969年発売 |
| レンズ | シネニッコールズーム 7.5-60mm 8倍ズーム 電動/手動ズーム |
| ファインダー | 一眼レフ式、視度調節可能、絞り数値、フィルム終了マーク表示付き |
| 焦点調節 | スプリットイメージ |
| 露出調節 |
TTLによる自動絞り。EE補正可能。手動絞り調節可能 (要水銀電池MR-9またはH-D型の代替電池2個) エクタクローム64T対応OK |
| 撮影コマ数 | 1.12.18.24コマ |
| 特徴オプションなど | リモコン可能 露出によるフェード可能 |
| 大きさ | |
| 定価 |
(C)2005 muddy orihara All rights reserved.
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