中古カメラを買うときのチェックポイント

 昨晩は、契約しているサーバー業者が丸ごとダウンして、ほとんどアクセス不能になってしまいました。きっと、フジカスコープMX70やMG90の怨念でしょう。

 8mmカメラや映写機は20年以上の中古品がほとんどですから、いろいろと不具合が出て来ているものがあります。かびもあるでしょう、入れっぱなしの電池が破裂しているというのもあるでしょう。
 そういった環境や使用状況がもたらすトラブルとは違って、同じ機種に多く見られる故障というのがあります。それは材料の劣化や機構的な無理が来ているとか、その機種ごとの固有の性質によるものです。
気が付いたのを少し書いておきます。

●キヤノンカメラの露出計トラブル
 キヤノンのカメラの初期のものは露出計のトラブルが発生しやすいです。露出計の針が引っかかったように動かなくなるもの。マニュアルだと操作できる場合もあり、逆にマニュアルだけができない、と言う場合もあるようです。
 キヤノン814、518、518SV辺りで見かけます。1014エレクトロニクや814エレクトロニクでは未経験ですが、起きるかも知れません。
 修理をされている方から「この頃のキヤノンの8ミリカメラの露出計はゴム(?)の摩擦で動力を伝えるところがあり、ここが劣化すると動かなくなる」とか聞きました。中古品を買うときは、ここは要チェックですね。

●ニコンR8とR10の電池ボックス不良
 ニコンのR8とR10は、電池ボックスの不良を時々見かけます。撮影し出すとすぐに電池ボックスがとんでもなく発熱する、と言うトラブル。
 電池ボックスの端子がショートしてるかな?とひねくってみたのですが、なんだかよく分かりません。
 R8やR10を買う際には「電池を入れて駆動するか」この点、要チェックですね。

●フジカのサウンド機のファインダーマスクのズレ
 これは、何台も目にしました。ファインダーを覗くと周りに黒い縁がありますが、これがずれていて画面の中心が実際に撮影されるものとずれてしまう、と言うトラブル。サイレント機にもあるようですが、あたくしはサウンド機でよく見かけて何度か修理に出したことがあります。結構、お気楽に固定されているようです。

 ぱっと思いつくのはこれぐらいですが、もっとあるのだと思います。

コメント

  1. Rikkie より:

    家のシングル8?518は露出が1段以上オーバーで使い物にならない事が、この間の京都旅行で判明しました。こう言うのは一度撮影してみないとわかりませんね。
    最近、手に入れたのではPX300というのが使い勝手が良さそうなのですが、モーター部に辿り着く前にボディシェルを破壊してしまいました。その上、モーター不良の原因もわからず、最近は良い話がありませんなあ。
    そういえば手持ちのフジカのシリーズは暗い被写体だと適正露出ですが、屋外のような明るい場所では極端にアンダーになってしまうものが複数あります。こんな経験がある方はいらっしゃいますか?

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