175本のスーパー8作品 Straight 8イベントプロモ映像

Straight 8 one super 8mm cartridge, no editing
ストレート8は、スーパー8の1カートリッジ分を無編集で上映する映画祭企画。
カメラ内編集だけの、3分一本勝負!というわけであります。

http://www.straight8.net/straight8b.htm

 

世界中から作品がエントリーされて、2008年の今年は175本だそうであります。
その175本から1ショットずつつないだ予告編がyoutubeに挙げられていました。

Straight8 2008 teaser

 

 

なんだか楽しそうであります。絶対楽しんで作ってますね。

さて、主催者がサイトで言ってる”世界中”ってどこだろう?
気の利いたことに、このサイトにはエントリ者の住む土地が世界地図として
載せられています。
http://straight8.net/entrymap2008.html

お膝元ですから、イギリス地図だけは拡大できるようになってます。
多いですねー。
そしてヨーロッパ。オランダとドイツ勢強し。

でっかい海の向こう側だと・・・なぜかメキシコが多い。
北米は東海岸にぱらぱらあって、あとカナダがちょこちょこあって終わり。
ニュージーランドにもちらり。
アフリカとアジア皆無。

・・・もしかしたら、

スーパー8から見た全世界ってこんなもんですかね?

・・・シングル8から見た世界ってどんなんだろう?

おまけ。
サイトのAbout usの最後に・・・
http://www.straight8s.com/
これは私達ではないよ、と書いてあります。
3ピースのロカビリーバンドのサイトですねココ。

 

ボリュー 6008S

OVERVIEW

 5008SMで物足りないお客さんむけでしょう、性能が上である前に、サイレントカメラである4008ZM4の利点を混ぜた機種になっております。

F1.4 6~70mmの約12倍ズーム。ズーム速度は3~8秒の無段階調節可能。
マクロスイッチというものがあって、望遠から広角を通過してマクロ域までズームが動きます。
ボリューは途中からカメラ本体内に色温度変換フィルターは内蔵しなくなることが多くなりました。このカメラも純正レンズの中に仕込まれております。そのためフィルターをオンにすると画面が見事オレンジ色に早変わりします。
 フォーカスあわせはほぼ実像に近い被写界深度で見られます。気の利いた機構としては最望遠に瞬時に切り替わるボタンがレンズに付いていると言うこと。

 ミラーシャッターの遮光板の出し入れによるフェードが可能。これもシャッター開角度調整というのかどうかはわかりません。
 200ftカートリッジ対応ですが、今では無くなってしまったのでどうでもいいかもしれません。ものすごくお金持ちな方は、サードパーティで作った200ft詰め替え式カートリッジアタッチメントを使えば、ドイツのある店がリリースしている200ftサイレントフィルムで長回し撮影が可能ですよ。

 撮影コマ数は1.4.9.18.24.36.56。撮影関連ではインターバルタイマー搭載、マニュアル露出。
 電池はグリップ内の単三のニッカド電池を6本使用。そのまま充電できます。

 なお、このカメラのクオーツロック版が6008PRO。ちょっと仕様が異なるのでまたいずれか。

使い勝手など
 お店でいじらせてもらいましたが撮影はしてません。フォーカスがあわせにくいです。マイクロプリズムほどではないですが、マットも苦手です。全面だったらまだしも真ん中にちょっとしかないので。

SPEC
発売 フランス・ボリュー(beaulieu)社 国内取り扱い:成川商会
レンズ    
ファインダー    
焦点調節    
露出調節    
撮影コマ数    

特徴
オプションなど

大きさ  

定価 580000円

 (C)1997,2002 muddy orihara All rights reserved

ボリュー 5008S 5008SM

ボリュー 5008S 5008SM  

OVERVIEW

 ボリューのサウンドカメラ第一弾。

 4008シリーズと似たような黒光りする仕上げは、お好きな方にはたまらないかと。レンズはアンジェニューのF1.2の6ミリ~80ミリの13倍ズーム。このレンズはZC1000のレンズよりも明るく倍率も高い割には細身で小さい印象を受けます。

 ズームはおなじみ無段階可変速で、全ストローク4秒の短いものから、12秒のゆっくりしたものまで可変出来るとうたっております。
 サウンドカメラということもあり、撮影速度は18か24と、4008で見られたような無段階コマ数変換などまったく採用されておりません。純正Cマウントレンズには、絞り調整用と電動ズーム用にサーボモーターがついています。それ以外のCマウントレンズを使用する際にはEE追針式になります。ズームも手動のみになります。

 同録は、シングル録音に加えてパルスシンクロも対応していますので、サウンドカートリッジを失った現在でも同録の際には役立つかもです。

 専用の巻き戻しハンドルアタッチメントで、およそ100コマ程度の巻き戻しをすることが出来ます。とはいえ、シャッター開角度の調整はできないのでオーバーラップなどの技法はカメラ単体では困難でしょう。

ASA感度の設定は、ASA25-400。4008などと同じくダイヤルを回して手動であわせます。

 超高級な割に、テクニック的限界のある5008Sに機能を付け加えた上、レンズを換えたのが、5008SMです。撮影スピードを8、18、24、45コマに、レンズは12倍のシュナイダー6-70ミリF1.4ズームに換えられて2年後に発売になっています。

飾ってあるのを見ただけです。使ったことがないので聞いた話のみ。重心が高い上に重いのでホールディングが大変だとのこと。これから後の6008や7008のシリーズは、定規で引いたような直線形状になっているので最後のボリューらしい流線に包まれた機械として好む人もおられるようです。

SPEC
発売 5008S 1975年日本発売?
5008SM 1977年日本発売? フランス・ボリュー社 日本国内取り扱い・成川商会

レンズ  5008S アンジェニューF1.2 6-80ミリ 13.3倍 マクロあり Cマウントレンズ交換可能
5008SM シュナイダーF1.4 6-70ミリ 11.6倍 マクロあり Cマウントレンズ交換可能
ファインダー  一眼レフ EE指針兼用VUメータ、
焦点調節  全面マット方式
露出調節  TTL式。専用レンズ使用時のみサーボ駆動によるEEのフィードバックあり、汎用Cマウントレンズ使用時は追針式EE。手動可能。
撮影コマ数 5008S   18.24
5008SM  18.24 サイレントカートリッジ使用時45 アタッチメント使用で1コマ

特徴
オプションなど

 専用7.2V500MAバッテリー使用。同時録音撮影可能。パルス方式同調録音可能。レンズ交換可能。専用クランク使用で、サイレントカートリッジのみおよそ100コマ手動巻き戻し可能。

大きさ 5008S 340X100×210ミリ 2.5キロ
5008SM  280*90*210ミリ 2.75キロ

定価 5008SM 740000円

 (C)1997,2002 Captain Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

ボリュー 4008ZM-4

ボリュー 4008ZM-4

OVERVIEW

 ボリューのサイレント機といえば4008シリーズ。その中では最後の最高機種。Cマウント式レンズ交換型カメラであるというのと、無段階変速撮影可能な凝ったメカニズム、そして優雅なデザインで人気が高いシリーズです。
  もともとは2008Zの改良機で4008ZM(ズームマクロ)として登場。これは8倍ズームレンズを積んだものが標準パッケージとして販売されておりましたためにおしりに「8」の数字が付いてます。1コマに加えて2コマから70コマまで無段階で撮影コマ数を変えられる機能が類をみないものでありました。
  続く改良型ZM2型で巻き戻し機構を搭載しました。この際に11倍ズームレンズがついているのでおしりの8の意味はないのですが・・・さらに改良を加えて登場したのがZM4型です。

 レンズはさらにシュナイダーオプチバロンF1.4・6-72ミリの11.6倍ズームに変更。ボリューはズームを動かす筒がレンズに寄り添うかたちでボディからにゅっと生えてます。つまりZC1000とは違い、パワーズームですね。ストロークは4-12秒の間で可変。
  もう一本の筒はレグロマチックという名前の絞の自動調整装置です。これは絞を動かすモーターとボデー側からのパルスを受ける装置が内蔵されています。ZC1000は追針式、つまり手動ですね。
 ただ、どちらにせよこのレグロマチックや上記パワーズームの規格にあう対応レンズでしか味わえない機構ではございます。またこれらの筒のため、レンズの太さにも限界があります。

 シャッター機構は、ミラーシャッターで、ZC1000と同じと考えていただいて結構です。これは撮影レンズの後部に45度の角度をもつ表面鏡があり、それが光束の中に入ったり出たりして光を分散してファインダーに光を導き、同時にシャッターの機能をはたさせる新方式です。撮影コマ数は2-80コマとさらに高速度の幅が出ております。

 電源には専用のニッカド7.2ボルト充電池。しかし20年以上前のバッテリーなんぞ使えるのか?こたえはその大半が腐食して使えません。そのため現在では純正の外部電源アタッチメントか、ショップレベルで製造した外部電源コネクターなどを搭載した改造品がほとんどです。純正の円筒形のバッテリーを改造して、むりやりまったく別の機械からはずしてきた充電池の素子を埋め込む改造をしている人もいますが。

 露出はTTL式のEE。レグロマチックに対応するレンズを使用したとき以外は手動であわせます。ASA感度はASA10-400まで対応。マニュアルで設定するので中途半端な感度のフィルムを使うときも便利な反面、普通のカメラになれているとうっかり忘れてしまうかも。(マディ)

使い勝手など

使ったことないです。手に取った程度。伺う限りではくせのかたまりのようなカメラですね。あと、独自の機構がいっぱいあるので故障すると大変なようです。修理代が高くて。

SPEC
発売 フランス・ボリュー社(Beaulieu)
レンズ  シュナイダーオプチバロンF1.4・6-72ミリの11.6倍ズーム
ファインダー    
焦点調節  全面マット(切り替え式)
露出調節  TTLEE レグロマチック式(非対応レンズ時手動追針式)
撮影コマ数 1、2~80無段階可変

特徴
オプションなど

大きさ 270X170x70ミリ、1.6キロ(レンズ含む)

定価 545000円。ボデーのみ295000円。国内取扱・成川商会

 (C)1997,2002 Captain Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

フィルムカメラ市場終焉

 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080425-00000000-dol-bus_all

ショッキングなタイトルですが、元ネタは週刊ダイヤモンド。

ダイヤモンド曰く、CIPA(カメラ映像機器工業会)がフィルムカメラの生産出荷台数統計の発表を停止した、事を以てそう言ってるのだそうであります。

ゼロになったと言うわけではなくて、一定基準以下になると発表しなくなるのだそうであります。

“01年に国内出荷台数でデジタルカメラに抜かれてから、7年で統計発表自体が停止に追い込まれた。”(記事より)

なんか露骨にバイアスかかった表現なので、言わんとする事は分かります。

7年、と聞くと随分長いな、と感じます。
それに比べれば8mmカメラ市場の終焉なんか、ほんとあっという間でした。

バウアー A512

bauer_a512_front.jpg
ロバートボッシュ社はドイツの大きな電気関係メーカーでございまして、 身近なところではカー用品屋さんなどでその名前を見かけたりもします。

 さて、本機種はそのロバートボッシュ社がリリースしていた、バウアーブランドのサイレント機の中でずば抜けて高機能高性能の一台。たしか最高機種だったような。

 ボディ前面からファインダーに向かってゆったりとした曲線を描きながらつぼまった、ギターのピックを横倒しにしたようなボディデザインはバウアーの大概のカメラに共通したデザイン。

 特徴的な機能が二つあります。一つは、シャッター開角度調整を使ったフェード撮影。
 スーパー8機では巻き戻し量の限界があるためにすべてをオートマチック制御する機種が多いですが、このカメラはオートマチックに加えてマニュアル制御が可能。
 ボディ左側に付いたダイヤルを回していくと、フェードアウト撮影。巻き戻しボタンを押すとちょうどフェードアウトした分だけ巻き戻し。そしてそこから撮影を再開すると、 自分が先ほど行った量に重ね合う尺だけフェードイン撮影してくれるのです。

 そしてふたつめのポイントはバルブ撮影機能。コダクローム40で撮影した際の、開放値に相当する露光値に至るまでシャッターを開け続けるというもの。
 写真のBAUER A512と書いてあるすぐ上にあるぎざぎざした箇所を手前に引き出します。ここにバルブ撮影用の露光メーターが内蔵されているのです。
本体レンズ下に、小さいダイヤルがありますが、ここで撮影時間を選びます。最長で12秒撮れそうです。
 下写真の側面下のPROGRAMダイヤルを、黄色い「B/AUTO」に合わせます。これで撮影開始です。

 この手のバルブ機能は、NIZOの一部上級機、オイミッヒの一部の機種にも多少使い方は違いますが搭載されている物がありますね。

 上の二つの特徴的な機能以外にも、 90コマ巻き戻し、多重露光、フェード地点記憶機能、
1.12..18.24.54コマ撮影。パルス同調撮影、ストロボシンクロソケット、パワーズーム速度可変と盛りだくさん。

 本体カメラとは別に、マットボックスやブレースが付いていた豪華セットも販売されておりました。

 

 
使用感など

   肝心のレンズは6-70mmのシュナイダーマクロバリオゴン6枚羽根絞り。覗いた感じはNIZOのサウンドカメラに似た印象を受けますが、こればっかりは撮ってみないと分かりません。というわけで、さっそく撮影に使ってみたので、スイスからの現像帰りでまた記事を追加しようと思います。

 6mmから70mmまで寄れるレンズですが、広角からぐぐーっと寄れる感じがあり、数値以上にズーム効果が高くなっているのはかなりお得な気分です。
 これでもか、の多機能な割にはボタンやダイヤルがうまくまとまっていて、見た目がすっきりしているのもよい感じです。露出計の針を見ていると相当精度がよさそうに思えますがこれまた現像上がりを見てからご報告致します。

 使っていて気になったのは、三脚用のねじ位置。グリップは90度回転して下向きになるのですが、写真のように折りたたんだ状態でも、雲台の縦横方向が長い三脚はグリップ基部にぶつかってしまいそうです。(現に茶色の台は接触してます)
  単三乾電池はグリップとグリップ基部にあわせて6本使用。使用時で1550グラムになりますが、なんとなくずっしりした感じです。

  特殊撮影機能を省いても、一台で何でもできる、思いっきり重装備のメインカメラでしょう。しっかりと製作プランを立ててこしらえるような作品製作に向くと思います。

(協力:オオノ隊員)

※写真のアイカップは、当方がジャンクからあり合わせで付けた物です。実際のかたちとは異なります。

bauer_a512_side.jpg  
SPEC
発売 Robert Bosch Gmbh 1977年 
レンズ  シュナイダーマクロバリオゴンf1.8 6-70mm広角マクロ付き12倍ズーム。ズーム速度可変。
ファインダー  一眼レフ ファインダーにはフイルム走行確認、シャッター開角度、絞り値表示あり。
焦点調節  スプリットイメージ 最短撮影距離1.5m
露出調節  TTL式の自動絞り。手動絞り付き。
撮影コマ数 1.12.18.24.54コマ

特徴
オプションなど

 フィルム巻き戻し量90コマ 手動/電動巻き戻し  オーバーラップ可能 手動/自動フェードあり シャッター開角度調整あり ストロボシンクロ/パルス同調機能あり
 
大きさ   1350g(電池抜き)
定価 定価398000円(日本代理店価格)
 
 

学研映写機まだ買えないトホホ

うーむ、学研の8ミリ映写機がまだ手に入らないです。

仕事場の近くには何軒か本屋さんがあり、大人の科学マガジンや大人の科学製品版の新作はいつも置いてあるので心配してなかったのですが・・・

というわけでまだ買えない。
通販で買うのもアリなんですが、本屋さんの店頭でとても目立つ、しかも新商品として

8ミリ映写機
!!!!!って書いてあるのを見たいのでありまして、
それはプロパガンダなわけでありまして。

それが見られないことには意味がない。通販やネットは、あくまでも対象に対して向かっていかないとアクセスできませんし、まったく不用意に他のものと等価値に並んでいる状態を醸し出せるのは
やっぱり現実の世界の圧倒的な情報量にはかないませんです。

というわけで、こうなったら意地でも店頭で見かけるまで買わない。

あと、本屋さんで聞いてみよう。ごくふつうに「いつ入荷しますか?」って。

これ、すごく大事。

 

ピノキオ√964復活とな!4/26シネマボカンにて上映!

pinocchio.jpg
もうかれこれ17年も前になるのですね。
福居ショウジンの『ピノキオ√964』が中野武蔵野ホールで上映されたのは。

本作、ロボトミー手術されてセックス専用のダッチハズバンドに改造された男を巡るお話でございました。

ずいぶんとハードコアなネタがしばらくぶりに見られるぞ!と喜びいさんで見に行ったものでございます。石井聰亙『狂い咲きサンダーロード』的なものを渇望してたもんでございまして。

これ、当時横浜シネマ現像所(現:ヨコシネDIA)が売り出してたレーザーによるサウンドトラック焼き込み技術を採用した映画でして、16mm光学トラックながらもステレオのいい音で上映出来る、という宣伝がされていました。体感、とかライブ感とかのキーワードにさらに期待ふくらまして見に行ったですよ。

いやー、つらい映画であります。肉体的に。
かぶりつきで見るもんじゃないです。山盛りのゲロを吐いてるシーンで耳つんざく爆音が流れ続けるってしろもんでございまして・・・。
映画に体が負けたのはこの時が最初で最後だった気がいたします。

ビデオは今は亡きアポロン製。買ってますけど見てません。
やっぱり、こいつは福居ショウジンがわざわざ仕掛けた音響設備の爆音で体験したいものであります。

シネマボカンでの上映はどうなるのか?
それ次第ではこのビデオはもう捨ててもいいわけですので。

フジカ シングル8 ZXM500

フジカ シングル8 ZXM500

Overview

ZM800と時をおなじくして登場した、Zシリーズサウンド第二弾シリーズ。

レンズは、f1.3の7.5-36mmの広角マクロ付き5倍ズーム。シャッター開角度220°ですから、XLタイプカメラ。
一眼レフTTL測光です。手動の露出調節可能。フジカのシングル8でおなじみの、ひっぱりだして回す露出ダイヤルで調節します。電動ズーム速度がハイ・ローの2段に選択あり。もちろん手動ズーム操作も可能。
ファインダー内表示はEE絞数値、フィルム走行シグナル、フィルム終了警告、バッテリーチェック、ライトバランシングフィルターの挿入・解除の確認用のインジケータがあります。

フィルムの巻戻しは、フジカシングル8でおなじみの側面のクランクを起こし手動巻き戻しですが、しかし、巻き戻しメーターではかれる量は約4秒分と限定されているために、利用範囲は限定されています。と、画音の同時フェード機構が搭載されていますが、フェードと限定されているように、これはシャッター開角度を調節する物ではなく、露出を調節するもの。XLカメラ独特の、動く画像のぶれを軽減することはできません。

撮影コマ数は18コマのみ。電源は単三電池4本。

同時録音機構はサウンドフィルム無き今は語ってもしょうがないですが、念のため。オートレベル&マニュアル調節両方あり。マイク入力のほか補助入力端子があり、ミックス録音撮影可能。

Impression

TTLに明るめのレンズ、露出調節可能と基本的な部分は付いているので、スローモーションや細かい巻き戻しを行わないのであれば、中古の台数も多く出てきていますし手に取りやすいカメラです。
最大の欠点は、録音機構と連動したシャッターボタンの異常な重さです。思いっきり力を入れて押す必要があります。当然、カット頭ががたつくので少し早めに回して置くといいでしょう。
同様の理由から、マスク合成などは不向きです。よほどしっかりとカメラを固定する手段を講じないとマスクずれを起こして失敗します。改良型のZX550ではシャッターが軽くなっていますので、余裕があればZX550を選んだ方がいいと思います。
巻き戻しは、そのメーターの機能的限界から考えればオーバーラップかタイトル合成専用なのですが、それをもろともせずに使いこなして特撮ばんばんこしらえる方もいたそうです。

Spec

メーカー:富士写真フイルム 1976年9月

レンズ:フジノンMAZF1.3・7.5?36ミリ、5倍ズーム、マクロ切替可能。 電動ズーム式(速度2段切替)、手動ズーム可能

ファインダー:一眼レフ式、視度調節可能、絞数値(フェード量)・フィルム走行・終了警告・録音レベルメーター・バッテリーチェック・バランシングフィルター確認表示付

フォーカス合わせ機構:スプリットイメージ式

露出:内測式(TTL)露出計による完全自動絞(サーボEE)、EEロック・手動絞調節可能

フィルム感度設定

撮影速度:18コマ

特長・オプションなど:
マクロ撮影可能、フィルム巻戻し・画音オートフェード・マイクリモコン・サウンドモニター可能、ライトバランシングフィルター・フィルムカウンター内蔵

大きさ/定価:
190x70x214mm 1500g/102800円 レンズフード1500円、ハンドストラップ500円、アイカップ200円

 

フジカ シングル8 ZXM300

フジカ シングル8 ZXM300
zxm300_side01.jpg

Overview

スーパー8陣営のサウンド化に対抗してAXM100とともに出てきたサウンド機第一弾。

レンズはf1.2の9.7-26mmの広角マクロ付き2.7倍ズームレンズ。一眼レフ式ですが、フォーカスは目測式。相変わらず低ズーム倍率のXLタイプによくある、外測式EEでシャッター開角度220度。露出調節はないですが、かろうじてEEロックがあります。 タイプAフィルター内蔵で、タングステンフィルムを屋外使用時にも外付けフィルターいらずです。

撮影速度はサウンドカートリッジのときに標準の18コマ、サイレントフィルム使用時には前代未聞の20コマとなります。

ファインダーの中には、露出不足警告、サウンドインジケーター、フィルム終了警告、バッテリーチェックの確認用のインジケータがあります。駆動電源は単3電池4本。

Impression

AXM100とレンズが違うのと、EEロックがついているぐらいの違いです。サイレントカートリッジ使用時には撮影速度が20コマになってしまうという欠点はこの機種にもあります。ということはサウンドカートリッジなき現在において、使い道は20コマ撮影用特殊カメラでしょうか?
メインのカメラとして作品製作に使うのにはいろいろと制限がありますが、安価に入手できるので少々乱暴な撮影に使う事も出来ますね。

Spec

メーカー:富士写真フイルム 1976年9月

レンズ:フジノンMAZF1.2・9.7?26ミリ、2.7倍ズーム、マクロ切替可能、手動ズーム式 11群13枚構成

ファインダー:
一眼レフ式 視度調節可能、露出不足警告・フィルム終了警告・録音確認・バッテリーチェック表示付

フォーカス合わせ機構:目測式

露出:外測式完全自動絞(サーボEE) EEロック付

フィルム感度設定

撮影速度:18コマ(サイレントカートリッジ使用時は20コマ)

特長・オプションなど:
ライトバランシングフィルタ?内蔵、サウンドモニター可能、フィルムカウンター内蔵、マクロ撮影可能

大きさ/定価:
185x55x175mm 1020g/66300円、ケース3000円、レンズフード1500円、ハンドストラップ300円、アイカップ200円