エルモ シングル8 8S-30T

2008年4月10日 | By muddy orihara | Filed in: シングル-8カメラ.

ELMO Single-8 8S-30T

 

Overview

前代未聞のスーパーインポーズ機構を持った、小型で携帯に便利な割にいろいろなテクニックを使えるコンパクトカメラ。目測あわせなのと露出のマニュアルいじりが出来ないのが大きな弱点です。

なによりもこのカメラの特長は、カメラ側面のスーパーインポーズ機構。通常の8mm一眼レフカメラに内蔵されているハーフミラーは、撮影用とファインダー用に光を振り分けるためのものですが、このカメラはもう一枚、合成用にハーフミラーが仕込まれているのです。
これによって、撮影用レンズと横側に取り付けられた表面鏡との両方から入ってくる映像を生合成(一発合成)できるのです。

インポーズ装置は、表面鏡とスーパーを取り付ける枠が本体についていて、これに起こして別売のスーパーインポーザーキットを組み合わせると35mmスライドマウントサイズのタイトル文字などが実景撮影と同時に合成できるというしかけ。
また、このミラー側に付いているレンズを利用すると超接写撮影、マスクを切って使えばマルチ画面効果もできますね。

この時期のエルモですから、グリップは取り外し式でもちろん逆転撮影可能。

別売り付属品には着脱グリップ、テレコンバーター、各種フィルター、レンズフード、ショルダーストラップ、キャリングケース、スーパーインポーザーキットA・Bなどがありました。

Impression

スーパーインポーズをちょっと試したことがありますが、メインの画面の露出とのかねあいを考えて使う必要があります。とはいえ、合成具合は目視できるので、失敗は少ないかと思います。

巻き戻して合成する必要がないために、マスクずれを起こす心配がないのが吉。とはいえ、露出をいじれるわけでなし、厳密な撮影を考え出すと苦労が山のように押しかけてきそうです。

ファインダーは覗きにくくて暗いです。フォーカスも合わせやすい方ではないです。あまり厳密な使い方はしにくいカメラです。
というわけで私的なおすすめは、インポーズ窓を開けっ放しでいいかげんに変なものを生合成する、ずぼらな使い方。日常見る風景を異質な物にしたい、なんて時には活躍します。固定焦点でいい加減に取るのであれば、軽いカメラですので普段もちカメラにどうぞ。
このカメラのお兄さんに当たるのが8S-40T。スーパー8版が103T。(2005マディ)

 

 

Spec

メーカー
エルモ(1971)

レンズ
エルモ zoom f1.8 9.5-30mm 3倍手動ズーム

ファインダー
一眼レフ、露出アンダー警告、 フィルムエンドサイン、巻き戻しサイン

フォーカス合わせ機構
目測式

露出
cdsEE, 外測式

フィルム感度設定

撮影速度
18fps,逆転撮影可能

特長・オプションなど
電動巻き戻し&逆転撮影可能 (フィルムカウンター連動)
視度調整可能 スーパーインポーズユニットあり

大きさ/定価
150×59.5x125mm 570g/40800円


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