2014年現在営業中の8ミリフィルム現像所

現像

全世界に、8ミリや16ミリなどの小型映画用フィルムの現像所はあります。
実際にはもっとたくさん現像所あるようですが、取り急ぎ2007年にイギリスの小型映画情報サイトOnSuper8(現在は休止)が調べたリストに挙げられた限りで、2014年現在の全世界の8ミリフィルム現像所の状況をざっと調べてみました。

活発に営業中

イェール フィルム&ビデオ
http://www.yalefilmandvideo.com/
カリフォルニア州バーバンクで元気に営業中。一通りのフィルム現像対応。おすすめ。

アンデックフィルム(ドイツ)
http://www.andecfilm.de/
ドイツの雄。多彩なサービスで現行フィルムに全て対応。世界唯一のスーパー8ネガフィルムからのプリントもやっています。

パックラボ(アメリカ)
http://www.pac-lab.com/
昔からモノクロ現像で有名。ほとんどサイトに情報がなくなって、営業してるように見えませんが、やってるようですのでリストアップ。

ドウェインズフォト(アメリカ)
http://www.dwaynesphoto.com/
世界最後のコダクローム現像所でしたが、現在はE6のみ対応。

プロ8(アメリカ)
http://www.pro8mm.com
同社開発のフィルム現像と高精細テレシネサービス中心。業務用途向けですがやってます。

スペクトラ フィルム&ビデオ(アメリカ)
http://www.spectrafilmandvideo.com/
一通りやってます。こちらも業務用途向けの現像とテレシネサービスです。

スーパー8
カラーネガ 15ドル/エクタクロームE6、VNF、7244 15ドル
モノクロリバーサル 15ドル/いずれも増感減感は割り増し

レギュラー8(ダブル8)
エクタクロームE6、VNF 18ドル/モノクロリバーサル 18ドル
モノクロ(FOMAPANのみ)22ドル

ダブル(ラン)スーパー8
エクタクロームE6 1フィートあたり30セント
モノクロリバーサル 1フィートあたり30セント

上記以外の古いフィルムは別料金。

レトロ通販

以下の業者の利点は特に感じられませんが営業中なので情報まで

スーパー8リバーサルラボ(オランダ)
http://www.super8.nl
欧州の小型映画業界の若手がんばり屋さんがいる会社。
活発に活動中。料金的な利点はなし。

フィルムレスキューインターナショナル(アメリカ)
http://www.filmrescue.com/
古いフィルムの現像専門。

ロッキーマウンテンフィルムラボラトリー(アメリカ)
http://www.rockymountainfilm.com/
古いフィルムの現像専門。

Graficolor(スイス)
http://www.graficolor.ch/preise.html

ムービー&サウンド(イタリア)
http://www.movieandsound.it/

ナノラボ(オーストラリア)
http://nanolab.com.au
※以前は時々当方に連絡が来ていました。日本国内より高いです

ナイアガラカスタムラボ(カナダ)
http://www.niagaracustomlab.com
※日本よりほんの少し安いか同程度。

Zenit Arti Audovisive(イタリア)
http://www.super8.to.it/
料金不明ですがやってます。

廃業した、もしくは連絡先不明になった現像所

アルファシネ(アメリカ)
2013年10月31日に全業務終了

Exclusive Film & Video(カナダ)
2011年に現像業務終了。現在はテレシネのみ。

A1フィルムラボ(アメリカ)
2007年頃に消滅

Augustus Color(イタリア)
サイト消滅!

B & W Film Factory(カナダ)
サイト消滅!

Gama SAI(チリ)
サイト消滅!

メガカラー(ブラジル)
サイト消滅!

プラッツバーグフォトグラフィック(アメリカ)
サイト消滅!

Todd AO(イギリス)
サイト消滅?

Cinelab(アメリカ)
アメリカ国内だけ。

コメント

  1. 高野 久敏 より:

    突然のメールで失礼いたします。
    当方、横浜市在住の高野と申します、70代の爺さんです。
    今回、物置を整理しておりましたら未現像の「kodachrome 40」が9本出てきました。現像とDVD化をしたいと思い、近隣の写真屋さんに赴きましたが「出来ません」と言われ、堀内現像所というのがあったなと思い、問い合わせましたが不可とのことで「レトロ通販」を紹介されました。
    「レトロ通販」ではモノクロでしか出来ないとのことで途方にくれ、ネット検索していましたところ貴殿のブログに出会えました。

    40年くらい前は写真に興味を持っていましたので(ゼンザブロニカ、マミヤセコールの時代です)楽しく拝見いたしました。

    さて、前置きが長くなりましたが、以下についてご教示頂ければと思いメールを差し上げた次第です。

    大変お忙しいことと存じますがなにとぞよろしくお願い申し上げます。
    1.自分で現像が可能のようですがカラーで仕上がるのでしょう   か、また教えてくれるところがあるのでしょうか。
      材料費はどのくらいかかるのでしょうか。
    2.国内で有料でカラー現像可能なラボはありますか。
    3.海外で現像をお願いする方法ですが、日本語以外「読み書    き」できませんがどのようにすればよいのでしょうか。
               
                       以上よろしくお願いいたします。

    • muddy orihara muddy orihara より:

      高野様 コダクローム40のカラー現像は、国内外問わずどこも今は行っていません。かなり大がかりな設備と特殊な課程、特殊な薬剤が必要で、それらがすべて現在は失われているため、とご理解ください。ということで、個人でカラー現像することも出来ない、とお考え下さい。

      • 高野 久敏 より:

        お忙しいところ早速のご回答ありがとうございます。
        モノクロでも仕方ないのでお願いすることにいたします。
        諦めがつきました。
        ありがとうございました。

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