10月はホームムービーの日です

毎年10月の第3土曜日は全世界的に「Home Movie Day」です。今年の日本では毎週末に各地で上映イベントが実施されるようですね。http://homemovieday.jp/

10月22日 青森 弘前

10月21日 宮城 仙台

10月予定 東京 京橋

10月21日 東京 谷根千

10月29日 東京 調布

日時未定 長野 飯綱

11月予定 長野 安曇野

10月29日 大阪 平野

11月23日 兵庫 神戸

12月予定 大分 竹田

お近くの地域がありましたら、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

はらっぱ祭り 映像インスタレーション&W.S. 2017

フィルム(8mm,16mm)で映像インスタレーションを作るワークショップです。フィルムで作られた映像インスタレーションを第29回武蔵野はらっぱ祭りで上映、公開します。

1) 10月7日(土)14時から18時

小金井市中町天神前集会所(小金井市中町1-7-7)
W.S.第一回 はらっぱ祭りでの映像インスタレーションについて。撮影機材の使い方、撮影機材貸し出し。 17時から18時くらいまで 武蔵野公園はらっぱ祭り会場下見

2) 10月21日(土)10時から19時位

小金井市中町天神前集会所
W.S.第二回 撮影したフィルムの自家現像 8mm,16mm,モノクロ。

3) 10月28日(土)14時から18時

小金井市公民館貫井北分館(小金井市貫井北町1-11-12)
W.S.第三回 フィルムをループにしてインスタレーションにします。 映写機使い方。

4) 11月4日(土)、5日(日)

武蔵野公園 第29回武蔵野はらっぱ祭り (http://the-harappa.net/ )

はらっぱ祭り、映像インスタレーション本番。W.S.参加者はここで作品を発表します。
映像インスタレーションでこの時だけの参加も歓迎。

◆◆◆ W.S.は3回全て参加とはらっぱ祭りでの発表が基本です。フィルム現像だけの参加は出来ません。
◆◆◆ 作品があれば映像インスタレーションだけにも参加出来ます。
◆参加費:1.500円 + フィルム代実費 + 映像インスタレーション実費
◆定員:15名(8ミリは未経験者可、16ミリは単体露出計で露出を測って撮影出来る人)
◆申し込み期限:10月5日木曜日まで
◆申し込み、問い合わせ:distortedcinema-workshop@yahoo.co.jp 太田曜(オオタ ヨウ) ※@を小文字に
◆主催:8mmFILM小金井街道プロジェクト
◆協力:日本映像学会 アナログメディア研究会

はらっぱ祭りは雨天決行、映像インスタレーションは雨天の場合は中止です。
参加費:1.500円 貸出機材、現像薬品(モノクロ)8ミリ用リール1個、白リーダー、が含まれます。カメラ、映写機、などは貸し出ししますが、お持ちの方はご持参下さい。
プラス: フィルム代実費 8ミリモノクロフィルムTRI-X(2780円9月19日現在ヨドバシカメラ)は値上げが予告されています。
プラス: 映像インスタレーション実費は発電機レンタル代、ガソリン代などの実費割り勘額、になります。およそ1.500〜2.000円 / 一人程度を予定しています。参加者の人数や天候によって変わります。
定員:15名(8ミリは未経験者可、16ミリは単体露出計で露出を測って撮影出来る人)

 

「ナゾの未現像フィルム」の不思議のナゾを解かねばならぬ

9/9 自家現像パーティでナゾのフィルムを現像した」の記事の続きですので、先にそっちをお読みくださいね。

ワタシの家にはナゾの未現像フィルム、撮影途中のフィルムが多いんです。

どうせまともな画が出ないのですから捨てちゃっても良いんですけど、せっかく撮影されたフィルムですから、何が写ってるか知りたくなりました。

でも、どんなフィルムでもOKかというとそんなことはなくて、コダクロームのカラー現像はまあほとんど無理ですし、フジカラーも同様。フジクロームやエクタクロームは自家現像でもカラー現像できますけど。

でも、そもそもすんごく古いと乳剤が劣化してて映像出ません。

だから、「インスタントコーヒーで使用期限切れの8ミリフィルムを現像する」で、モノクロネガ現像が確認できた、上の写真の[5]番めのフジクロームR25をカラーリバーサル現像してみることにしました。

何度も書いてますが、この[5]番のフジクロームR25は1998年使用期限のフィルムの山に入ってたモノ。ホントに1998年モノならそこそこカラーの画が出るはずです。

しかし、現像結果はそんな予測を裏切るモノでした。ほら↓

なんだこれ超人ハルクかよ!緑色一色じゃないか!

想像するに、乳剤の表面の層が現像液に耐えられずに溶けちゃったけど、奥の方の緑の層は残ったからかろうじてうっすら画が見られる、そんなところですかねえ。絶対にこのフィルム1998年より前に使用期限切れになってる。違いないっす。

映写しても何が写ってるかよく分からないので、Minetteの名機、Viewer Editor S-5と乾電池駆動のライトボックスと10倍のルーペを持ち出して、一コマ一コマチェックして診ました。

フィルムのあたまはもう、すっけすけのスヌケです。何も写ってません。

十秒分ぐらい観ていくとうっすら画が出てきた!どうやら海岸を走る車窓から撮ったようです。

また、薄い緑の中に映像が埋もれてしまった。そういうところはエマルジョンがはがれまくってますね。

しかしこの被写体自体、どうみたって1998年じゃない。もっと前だ。

…あら、何か看板です。この看板にはなにがかいてあるのかな?

うーん、画が薄すぎてさっぱり分かりません。

険しい岸壁を横目で見ながら、車は走ります。ドア横のフェンダーミラーが、時代性を予見させます。

わかりにくいですが、右側の岸壁になにやら看板めいたモノが設置されてるのですが、さっぱり判読できません。

おっ!とうとう時代の指標が登場です!
マツダコスモ!1975~1981年の6年間リリースされていた車です!

これで大体、撮影された時代は分かってきました。1998年なんて大間違いでした。1980年前後デスねこれ。

時代はわかった。でも一体ココはどこなんだ!
またまた車窓からの撮影シーンが始まりました…おっとトンネルの看板だ!これはボーナスヒント!

ルーペでよく見ると、はっきりこう書いてあります。

今庄トンネル

…福井県だ!福井に向かう旅行記なんですねこの映像は!

ナゾはほとんど解けました。あとはこれは一体誰が撮ったのか…それはもう、どうにも分かりません。

さて、フィルムも最後のシーンに近づいてきました。
上手から下手へ移動する人物です。

ん?なんか看板がありますよ?

よくわからないなあ…映写してもわかりにくかったので、つぶさに見直しますと…

ルーペで観てみましたがほんの1コマだけ、看板が読めるコマがありました。

そこには、

ダイヤモンドクラブ 敦賀休暇村

とありました。

もう分かりました。
この映像は1970年代末から80年代頭にかけて、敦賀の方に向かってドライブをした記録映像です。最終目的地はダイヤモンドクラブ 敦賀休暇村。じっチャンの名にかけて。

ちょっと調べてみましたが、どうやら現存しないホテルのようです。数年前は廃墟として北陸で少し名の通った物件だったようです。感慨深いです。

しかしこの8ミリ、最後の最後で見事にいつどこで撮影されたのかの回答が仕込まれてる辺り、なぞなぞとしてとても面白かったです。

人の営みや記憶が、現像されずに放置されたまま…そのままそっとしてあげても良いのでしょう。

でも、今は、今回のこの良く出来たなぞなぞフィルムの体験で、記憶の発掘作業ががぜん、面白くなってきてしまいました。

9/9 自家現像パーティでナゾのフィルムを現像した

9月9日土曜日、世田谷の現像所で毎度おなじみの自家現像パーティに参加して参りました。

ワタシはこの日、BOLEX H16 REX-5で華麗に撮影をキメて、加齢に16ミリデビューを飾ろうと思っていたのですがいろいろとありまして断念。

その代わりに1998年頃に開封されたと語り継がれてるフジクロームR25を持って、現像所に参りましたのです。

そうです、インスタントコーヒー現像で飛行機の像が出てきた奴です。

30秒ぐらい未撮影部分が残ってたのでワタシが今年6月に米軍機を撮りました。それが上の写真中央の飛行機です。いちおう画が出てるから、もしかしたらカラーリバーサル現像に耐えられるかもしれない!と思ったのであります。

さて、ところ変わって世田谷の現像所です。

夏が終わったばかりですので、今日は客足もまばらです。

夏を越して、妖怪スポンジもかなりくたびれて笑顔が痛々しくなってきました。

ワタシは古いフィルムの現像をするので、現像所所長に「一番最後です!」と言われました。素直に順番待ちます。

でも、暇です。今日は人が少ないから話し相手もいません。
しょうがないので酒飲んで待ってると、

女性陣が「おいしいパン屋さんに買い物に行きましょう」というので、ワタシもついて行くことに。

途中でヤシカYXL-100を持った男子が加わり、ひとかけらのおいしいパンを目指して4人の珍道中となりました。

ちなみにこれがヤシカ YXL-100。原子マーク。

おいしいパンのある西方浄土はどうやらここです。boulangerie sudo。ワタシもここは気になっていたのです。早速店内へ

そしてそそくさと戦利品を持って店外へ。記念撮影じーっ。

1980年代の大学映画サークルみたいだなあ…

 

さて、現像所に戻っておいしいパンをもぐもぐしてたところで、まだワタシの順番は回ってきませんので暇。暇に飽かせて…

とても珍品なWittnauer cine-twinを発見!こいつはカメラなんですが、映写機にもなると言うとてもヘンテコな機材なんです。


この現像所の所長はどっから見つけてきたんでしょう。

暇暇暇!
暇こいてたら、現像所所長が「コレ治してください」と、
ロンドのスプライサーを持ってきました。

これらは、穴が開いてないロールテープを使うスプライサーで、左側がS8(シングル-8、スーパー8規格)タイプ。右側がR8(ダブル8。旧型8ミリ規格)タイプですね。
スプライシングテープは16mmのテープスプライサー用の現行商品が流用できますので、LPLの穴あきテープが製造終了されて久しい今後は活用の機会がありそうなのよね。

所長曰く「上のカッター刃がはずれてしまうんです」ってんですが、たってこんなの引っかかるところにちょちょっと引っかかりつければこんなのは…2分で修理完了。

暇つぶしにもならねえぞ!

あー暇だ…ロマンスカー発見!

ロマンスカーと言えば、
ウルトラQのあけてくれ!ですよね。
ウルトラセブンの緑の恐怖ですよね。

ようやっと順番が回ってきました。何度もレポートしてますので現像の段取りは割愛。

上がってきたフィルムは…すんごく緑色!

どうやら劣化してて、現像液の刺激でエマルジョンも一緒に溶け出しちゃったらしい。ドライウェルにわかめみたいなゴミがいっぱい入ってましたし。

こんだけ劣化してるから、相当前から開封されて空気に触れまくってたフィルムなんだろうなあ…

でも、かろうじて何か像が出てる。赤いエマルジョンとか全部取れちゃったんだろうけど緑だけ残ってるので、薄いモノトーンポジ像になってる。とにかく映写できそうだ。

さて映写してみるのですが…一体これはなんだ?

これ、いつの映像だ?この風景はどこなんだ?そしてこ、この車は!?

以下、次回!

 

 

東京都写真美術館の「エクスパンデッド・シネマ再考」と8ミリ自家現像ワークショップにおじゃま

9月24日、「エクスパンデッド・シネマ再考」と、その関連イベント:8ミリ自家現像ワークショップにお邪魔してきました。

「エキスパンデッドシネマ」は映画館でスクリーンに上映するんじゃなくて、変わったところに、ヘンテコなやりかたで上映することですって。

東京都写真美術館で、8月15日から10月15日までの展示。

映写機何台も並べて同時映写する作品とか

フィルムをループさせて映写するしくみを使った作品とか

どれが作品なんだかパッと観てわからないけど作品だったりとか

飯村隆彦さんの作品とか松本俊夫さんの作品とか

地下の展示室にいっぱいあります。

かつてはライブパフォーマンスと組み合わさってた作品とか

16mmフィルムを35mmスライドにブローアップして、輪状に並べたスライドプロジェクタでドーナツ形スクリーンに投影するとか

学芸員の田坂さんがご説明くださいましたが、そのスクリーンはかつてディスコ?に置かれていたとかで、

作品は設置されていた場と密接に結びついてんですね。

そして、時代の匂いがすごくプンプンする。

資料展示の一角に、

「サイケデリック」

って書いてありますもん。ものすごく1960年代後半です。

表現の最前線を切り開く試みってずっと続けられてるんでしょうけど、こと60年代には「今までと違うモノ!」、今までのものを否定する攻撃的で破壊的な挑戦がされてた時代と言う印象がありますが、そんなのをビンビンと感じておりましたん。

 


8ミリ自家現像ワークショップ@東京都写真美術館地下

エキスパンデッドシネマの関連イベントとして9月23日&24日にワークショップが開催されていました。

8ミリフィルムで撮影して

現像して編集して

写真美術館の地下のスタジオでマルチ映写しよう、と言う試みですね

ワタシは、9月24日の発表上映会にちょっとお邪魔してきました。

すでに上映始まってます。みなさん壁をじっとご覧になってる。

 

こちらは今日はスタッフと出品者のお立場なのかしら。

ワタシは発表上映会だけ覗いてきただけだから感じるのかなあ、8ミリ自家現像ワークショップとエクスパンデッドシネマの結びつきをもっと打ち出してもよかったように感じました

だって、エクスパンデッドシネマを作るワークショップになってるんですもの。

ほら。