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スーパー8カメラ Archive

スーパー8カメラでバルブ撮影をする-カメラ選びNIZO編-

バルブ撮影機能を持ってるスーパー8機種は全部海外機なのですが、シングル-8がたった2機種なのに対して、

NIZO(ニッツオ)、EUMIG(オイミッヒ)、BAUER(バウアー)、LEICINA(ライキナ)
と、数社がリリースしています。

この中で、当ブログでもおなじみのNIZOには特にバリエーションが多く、とにかくバルブ撮影機能を持ってる機種を無作為に上げると…


S480
S560
S800

S481
S561
S801

S481マクロ
S561マクロ
S801マクロ

professional

と、全部で10機種見つかる。
さらにこのうち、以下の7機種には、オートマチックバルブ撮影機能が搭載されてる。

S481
S561
S801

S481マクロ
S561マクロ
S801マクロ

professional

オートマチックバルブ撮影機能というのは、露光値が一定の量になると、自動で次のコマを撮影し始めるというもの。(これなくても十分バルブ撮影の醍醐味は楽しめますが念のため)

ebayで"nizo”で検索すると、結構な数のNIZOカメラが引っかかる。
アメリカでもいっぱいあるけど、お膝元のドイツのebayで検索するとぐっと増える。
しかもお値段もちょっぴりお安く。バルブ撮影に興味ある方は、レッツ検索。

エルモ スーパー8サウンド1012S-XLマクロ

エルモ スーパー8サウンド1012S-XLマクロ

elmo_1012.jpg

 

OVERVIEW


200フィート長尺カートリッジフィルムが使える日本最初のカメラ。エルモ後期の人気高級機の一台です。レンズは、7.5~75ミリの10倍ズーム。8mmにはすんごく珍しくF値可変式になっています。広角7.5ミリでは明るさF1.2で、75ミリの最望速時にはF1.8となります。

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エルモ スーパー8サウンド612S-XLマクロ

エルモ スーパー8サウンド612S-XLマクロ

OVERVIEW


1012S-XLの弟カメラ。発売も同時で、基本的にはレンズ以外は変わりません。レンズはF1.2、8.5~51ミリの6倍ズーム。8.5ミリの広角側でやるワイドマクロ。フォーカスフリー(FF機構)に切替えると、ズーム域は8.5~15ミリの範囲に制限されます。2速度のパワーズーム式で、H(約5秒)とL(約10秒)の選択切替が可能、もちろん手動ズーム操作もできます。

なぜかエルモは10倍ズーム機種と6倍ズーム機種で兄弟を作りますね。これがキヤノンだと10倍と8倍。あと5倍。メーカーの考え方の違いですね。1012S-XLと違いこっちはいじったことがありません。
(1997,2002マディ)

SPEC

発売 エルモ社 1978年1月発売
レンズ  エルモズーム 12群15枚構成F1.2・8.5~51ミリ、6倍ズーム マクロ切替付、フォーカスフリー付、電動ズーム式、手動ズーム可能
ファインダー  一眼レフ式、視度調節可能、絞数値・絞切り・フィルム在否・走行確認・録音確認表示付、アイピースシャッター付
焦点調節  スプリットイメージ式距離計
露出調節  内測式(TTL)CdS露出計による完全自動絞(サーボEE)、手動絞・EEロック・絞切可能  
撮影コマ数   1.18.24コマ

特徴/オプションなど
 録音方式 磁気録音方式、自動録音(ALC)付特長 200フィートカートリッジ使用可能、フォーカスフリー機構内蔵、アクションマイク付属、画音同時フェード・補助入力回路・セルフタイマー内蔵、サウンドモニター・リモコン可能、バッテリーチェッカー・フィルムカウンター内蔵
電源は単3電池6本

大きさ 238X247X70ミリ 1550グラム

定価 本体138000円 アクションマイク10500円、レンズフード1000円、アイカップ500円、ハードキャリングケース5500円

 (C)1997,2002 Muddy Orihara All rights reserved. 

エルモ スーパー 612R

エルモ スーパー 612R

OVERVIEW

レンズ機構以外は同じなので、1018Rの解説を参照して下さい。機能豊富で、結構楽しいです。レンズのコーティングはちょっと黄色です。
あと、絞りが2枚羽根なのでフレアが出るとはっきり三角形になるのが照れくさいような気が。(1997,2002マディ)
(協力:オオノ隊員)

update:絞りを2枚羽根に修正。(情報:オオノ隊員)

使い勝手など

重くてでかく、無骨。ボタン等は重いですが大きさがあるので使いにくくはないです。残念ながら本機の特徴の一つであるシャッター開角度調整はを使ったことがないのです。色と解像感は独特のもので、印象に残るものがあります。
価格がものすごく高かったせいか、市場に出てくることが稀なレア機種。

SPEC

発売 エルモ社 1977年3月
レンズ  エルモズームF1.2・7~42ミリ、6倍ズーム、マクロ切替付 2段変速電動ズーム式、手動ズーム可能
ファインダー  一眼レフ式、視度調節可能、絞数値・シャッター開角量・露出過不足・同時録音・フィルム走行・終了表示付
焦点調節  スプリットイメージ式距離計
露出調節  内測式(TTL)CdS露出計による自動絞(EE)、手動絞可能、EE補正可能
撮影コマ数   
1.6.18.24コマ、スローモーション(54コマ)

特徴/オプションなど
 マクロ(超接写)撮影可能、シャッター開角度調節・自動オーバーラップ撮影・パルス式同時録音・ストロポ同調可能、インターバルタイマー・タイプAフィルター・フィルムカウンター・バッテリーチェッカー内蔵

大きさ 240x140x86ミリ 1900グラム。

定価 本体215000円 セット226500円

 (C)1997,2002 Muddy Orihara All rights reserved.

ローライ SL82

Rollei SL82

sl82_side01.jpg

 

OVERVIEW


ローライの8mmにはあまり大型の物はありませんが、これはその中でもより小さい物。
レンズはシュナイダーのcinevar。f:1.8、9-36mmの4倍電動/手動ズームです。暖色系のコーティングで、撮影済みのフィルムはとても豊かな色を出します。

撮影コマ数は18.24に加えて、ケーブルレリーズを使用した1コマ撮影。レリーズはシャッターボタンにある穴の上の方「.」の印がある方に指すと1コマ撮影。「l」の印の方に指すと連続撮影が可能です。

フォーカスは目測式。これはかなり使い勝手がよくて、ピンが来ているかはずれているかちゃんと目視できます。他の8mmカメラでもこうあってほしいなあと思います。

露出はTTL。手動調整はできませんがEEロックボタンがあります。

ファインダー内には露出値、フィルム走行シグナルがあります。

sl82_front01.jpg


使い勝手など


ころころでっぷりとしたカタチはなんとも愛らしい感じですが、レンズ周りはかちっとしてます。単三電池3本しか使わないので、使用時も重くありません。フォーカスがファインダ全面でわかるのは、慣れるとすぐ撮影できるのでいい感じです。
濃厚に色が載ってくるレンズは、華やかなシーンにはぴったりかなと思います。逆にクールな撮影にはあまり向きません。
機能はあまり付いてませんから、お散歩撮影にぴったりかと。

sl82_side02.jpg

 

SPEC

発売
[レンズ]
[ファインダー]  一眼レフ式、視度調節可能、絞り数値、フィルム走行マーク付き
[焦点調節]  目測式
[露出調節]  TTLによる自動絞り。EEロック可能。 
[撮影コマ数] 1.18.24コマ
[特徴・オプションなど]
[大きさ]
[定価]

 (C)2005 Muddy Orihara All rights reserved.

 




NIZO 2056/4080,4056/6080,6056サウンドシリーズ

NIZO 2056/4080,4056/6080,6056 Sound series

nizo6080.jpg

 

OVERVIEW


現在はスーパー8サウンドカートリッジが製造中止となったので、録音面での機能は生かせなくなってしまいましたが、それを差し引いても、ニッツオの撮影機は価値があるといえるでしょう。 レンズはすべてシュナイダーマクロバリオゴンです。(写真は6080モデル)

さらに、すべての機種がウルトラワイドアタッチメントを使用して、超広角撮影が可能となり、ショルダーストックという肩当てが内蔵され、撮影時に引き出して、 撮影者の肩に当てて、安定化を図る仕掛けが加えられました。

NIZO 2056サウンド


昭和52年(1977年)頃発売になった、ニッツオのサウンドカメラ第1号機。 ニッツオの特徴であるアルミのシルバーボディを受け継ぎ、前傾した持ちやすい折り畳み式グリップとなりました。三脚穴はボディ底部になりました。

駆動音も静かです。

25こま毎秒はPAL規格のテレシネ用です。16 2/3というのはPAL規格の簡易テレシネ用です。すなわち3枚羽根シャッターの通常の8ミリ映写機では、16 2/3こま映写時に1秒間50回の明滅が発生することになり、PAL規格のビデオカメラでそのままフリッカーを 出さずに録画できるのです。(あくまで簡易型で、本来は25こま撮影によるべきでしょう)
NTSC規格の日本国内ではあまり意味がありませんが、少なくとも殆 どのスーパー8機はこのような点も真面目に作られていた機種が多かったということを知るべきでしょう。シングル8サウンドはすべて18こま毎秒でしか撮影できず、 しかもサイレントマガジンを装填すると、フィルムがヘッド部を通行しないため殆どの機種が、20こま毎秒撮影になってしまうといういい加減なものでした。

この撮影機を輸入販売していた大沢商会が倒産した時、あるカメラ屋で65,000円 で売られているのを見たことがあります。

NIZO 4080、4056


特徴:前記Nizo 2056サウンドのグレードアップ機が4056で、レンズを F1.4 7-80mmの11.4倍ズームにした機種が4080です。国内では4056の方は発売されなかった模様です。

また6倍ズーム機の4048もあったようですが資料がありませんので割愛します。

ボディデザインは全く同じですが、ブラックボディとなりました。電子回路は一新され、さらに駆動音が小さくなり、54こま高速度撮影が可能になり、また自動オーバーラップも可能になりました。

従来、ニッツオの撮影機は上部にアクセサリー等を取り付けることが一切できませんでしたが、この機種からマイク等を取り付けることが可能となりました。

昭和54年(1979年)頃発売


レンズ:F1.4 7-80mm 広角マクロ付き11.4倍ズーム
フィルター径:67mm
こま数:9,16 2/3,18,24,25,54こま毎秒及び1こま撮影 自動オーバーラップ撮影可能
他は2056サウンドに同じ
価格:465,000円
質量:1,840g(4056は1,610g)

NIZO 6080、6056

nizo6080_01.jpg



特徴:前記4080、4056のグレードアップ機 自動オーバーラップの長さが2段階に切り替えられるようになり、多重撮影が可能となりました。また200フィートカートリッジも使用可能となり、その時は電動による全巻巻き戻しが可能です。

シャッターボタンが、ボディにも装備され、操作性が向上しました。

昭和56年(1981年)頃発売になりましたが、ニッツオを輸入していた大沢商会は倒産してしまいました。

ベルテックス等が6080を輸入しています。

6080本体の他、専用大型アルミトランク、蛇腹式トリックフードや各種マスクがセットになって30万円台で売られていたと思います。

もし大沢商会が輸入していたら5~60万円になっていたことでしょう。

6056の中古品が一度ヒカリカメラに出たことがあったので、6056の方もいくらか入っていたのでしょう。

質量:6056 1,840g 6080 2,060g
使用感など

SPEC

発売 独ブラウンニッツオ 昭和52年(1977年)頃発売
レンズ  F1.4 7-56mm 広角マクロ付き8倍ズーム 電動ズーミング速度2段階切り替え
フィルター径:52mm  
ファインダー   
焦点調節  スプリットイメージ
露出調節  露光:TTL式自動及び手動絞り EEロック 逆光補正可能 プラスマイナス1 
絞りの微調整可能 フェーディング可能  
撮影コマ数 9,16と2/3,18,24,25,36こま毎秒及び1こま撮影
内蔵インターバルタイマーにより2秒、5秒、15秒間隔で自動1こま撮影可能  

特徴・オプションなど
 シャッター開角度200度 電磁レリース リモコン可能 単3型ニカド電池6本 外部電源使用可能
 
大きさ 1,650g
定価 380,000円(ベルテックス扱い)

 (C)1997,2002 Agent Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

 



NIZO S800,S560,S480(S801マクロ, S561マクロ, S481マクロ)

NIZO S800,S560,S480 (S801, S561, S481)

 

nizo481_01.jpg

 

写真はNIZO 481マクロ


OVERVIEW


30年近く前に発売になった、確かニッツオスーパー8機としては第2世代 のサイレントシリーズ。アルミ製の上品なシルバーボディ、折り畳み式グリップ(ただし撮影時にはグリップを起こす必要がある。)、最望遠の焦点距離に0を付けた数字が製品名になっています。

つまり、800なら80mm、560なら56mm、480なら48mmということです。

54こま高速度撮影、長時間自動露光、自動オーバーラップ、パルス式同時録音 (480は除く)が可能です。

自動オーバーラップ装置の操作性は抜群で、ボタン1つの操作で完全なオーバーラップが可能です。巻き戻し量は63こまとなっています。

残念ながら、いずれも水銀電池MR9を使用するため、現在では使用が困難となっていますが、MR9は店によっては現在でも手に入りますし、アダプターもあるので(ただし、電圧が若干異なるのでマニュアル微調整が必要と思われる)なんとか使用可能だと思います。

いずれも露出計用に水銀電池MR9(H-D)を使用しますが、現在では水銀電池が製造販売されていませんので、代用電池が必要になります。(→参照:水銀電池の代わりを探して8mmカメラを使おう

駆動音は小さく、走行速度も安定しています。

レンズはシュナイダーバリオゴンで、当時としては画期的な小ささでした。私はS800しか知らないのですが、発色は若干地味ながらも重厚な感じで、大変気に入っています。ただ、レンズ枚数が多いのに、当時はまだマルチコーティングが一般的で無かったため、レンズ透過率が低く、通常のF1.8クラスのレンズより1絞りくらい暗い感じです。

電動はズームボタンを普通に押すと低速ズーム、強く押すと高速ズームという画期的な操作性を実現しています。手動ズーミングは、ねじ込み式の長いズームレバーを使うようになっており、操作性は抜群。ズームレバーは革ケースにポケットが付いていて、撮影機携帯時には取り外してそこに差し込むようになっています。

なお、昭和49年(1974年)頃にはこれらはシュナイダーマクロバリオゴンを搭載したNIZO 801マクロ、561マクロ、481マクロにモデルチェンジしましたが、国内では801マクロだけが販売されていたような気がします。
801マクロは1980年代になっても製造が続けられ、ニッツオ最後の高級サイレント撮影機となりました。(オオノ隊員)

走行音は独特の「きゅっきゅきゅきゅ」と言う感じ。撮影時にグリップを起こす必要があるというのは、グリップが電池ボックスになっており起こした状態でないと本体の電源接点と接続されないために動かないと言うことです。のちのNIZOプロフェッショナルやサウンド機種ではこの点は改良されておりますが三脚固定が主眼になる方にとっては気になるポイントかもしれません。
(マディ)

映画「白い町で」(1983年スイス=ポルトガル アラン・タネール監督 日本版ビデオ廃盤)にNIZOが登場すると書きましたが、当方の記憶違いでございまして、正しくは「AGFA MICROFLEX200」とのご指摘をいただきました。デレク・ジャーマン作品とどうやら混同していたようでございます。ここに訂正させて頂きます。(協力:アレクシッチ様)

SPEC

発売 独ブラウンニッツオ
レンズ  S800:F1.8 7-80mm 11.4倍ズーム 速度2段階切り替え電動ズーム フィルター径62mm
S560:F1.8 7-56mm 8倍ズーム 速度2段階切り替え電動ズーム フィルター径49mm
S480:F1.8 8-48mm 6.5倍ズーム 速度2段階切り替え電動ズーム フィルター径49mm
ファインダー  一眼レフ式、視点調節可能、絞数値・露出過不足警告・フィルム給送・終了予告・終了警告・録音レベル・フーテージ表示付  
焦点調節  スプリットイメージ
露出調節  TTL式自動及び手動絞り
撮影コマ数 18,24,54こま毎秒及び1こま撮影 長時間自動露光可能(タイム撮影のように任意の時間で1こま撮影するのは困難。あくまで、自動的な長時間露光撮影)  任意の時間で、手動で長時間露光することも、インターバルタイマーを組み合わせた長時間露光も可能。


特徴
オプションなど

 電磁式レリース、リモコン撮影可能、ケーブルレリースも使用可能 ストロボ接点あり
シャッター開角度:レバーによる無段階可変式 1/2にロック可能 自動オーバーラップ可能
パルス式同時録音可能 ジェネレーターを内蔵しており、1こま1パルス及び4こま1パルスの両方の1Khz変調波パルスを出力可能(S480はパルス式同時録音不可)
単3電池6本 ニカド電池、外部電源使用可能、要水銀電池MR9 2個または代用電池
 
大きさ S800:1,500g S560、S480:1,300g
定価 S800:295,000円 S560:245,000円 S480:215,000円


 (C)1997, 2002, 2008 Agent Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

 

NIZO インテグラル シリーズ

NIZO INTEGRAL series 

nizointegral6_01.jpg

 

OVERVIEW


機能を絞り込んで軽量化、コンパクト化を図ったサウンドカメラシリーズで、ズーム倍率毎に、インテグラル5、6、7、10がありました。(写真はインテグラル6。マイク部が破損したジャンクです)

ボディデザインは前述のNizo 4080等に似ていますが、低価格化のため、プラスチックボディになり、グリップも固定になっています。しかし、あまり安っぽく見えないところが立派です。
デザイン上の特徴は操作スイッチがフェードボタンを除いてすべてスライドスイッチになっているということです。しかもボディ側面に一列に並びベルト状になっています。そのため何か操作をすると、このベルト状の部分に段が付き、一目で分かります。つまり、操作をした後のスイッチの戻し忘れを防ぐデザインなのです。
手動絞り装置までスライドスイッチで操作するのですが、これは使いにくくて閉口します。

nizo_intgral6.JPG


またグリップ内にマイクロフォンを内蔵しており、そこからマイクを引き出してすぐ撮影できると言うことを売りにしていました。このマイクは取り外し式で、別売アダプターに連結するとハンドマイクになります。折り畳み式の小型スタンドもついています。

デザイン的、操作性は素晴らしいのですが、これが逆にアダとなってしまいました。例えば、この特殊マイクは、プラグもコネクターも使わずに、直接グリップ内で接点とつながるタイプのため振動に弱く、撮影機をパンしただけで、接続不良による雑音を出したりすることになってしまいました。(製品によるのかも知れませんが)
今は同時録音はできないので、まあ心配することはないわけですが。

レンズはすべてシュナイダーマクロバリオゴンです。私は10しか知りませんが、なかなか重厚な良い発色だと思います。同じシュナイダーでもボリューに付いているシュナイダーオプチバロンのように黄色みがかることはありません。
広角マクロ付き、ウルトラワイドアタッチメントも使用可能です。

駆動音は極めて静かで私の知る限り、一番静かです。これに簡単な手製ブリンプでもかぶせれば無音シネカメラになるでしょう。

また、低価格モデルのため、他のニッツオと比べて、手動ズームやシャッタートリガー等の操作感が若干劣ります。(オオノ隊員)


使用感など


本機種は、そんな中でも安価に販売されていた機種。とりあえずシリーズ中でも安価なインテグラル6をさわってみました。
コストダウンがなされていて、シャッタートリガーが重い上にスイッチが入ったかどうかわかりにくいです。また、フォーカスリングが重く、結構力が要ります。これは調整が可能かどうかはわかりません。ボディのプラスチックはつや消しのいい感じですが、これは塗装なのでアルコール系の溶剤で拭くとつやつやの地肌が出てきますのでご注意。(うっかりやってしまいました)

NIZOのサウンド機はどれも消音の工夫が効いています。これはサウンドフィルムなき現在でも、ポータブルのデジタルレコーダーや従来のテレコで現場音を録音並びに芝居の同録をするのには、最適のシリーズのひとつだと思われます。この機種は、そんな同時録音を重視した製作を行う際の選択肢として十分あると思います。その若干の使いにくさには慣れが必要かと思います。(2002マディ)

SPEC

発売 独ブラウンニッツオ 昭和56年(1981年)頃の発売
レンズ  5:F1.2 8-40mm 6:F1.2 7.5-45mm 7:F1.2 7-50mm 10:F1.4 7-70mm 電動ズーミングは速度可変不可  
ファインダー   
焦点調節  スプリットイメージ
露出調節  TTL式自動及び手動絞り 逆光補正可能 フェーディング可能  
撮影コマ数 18,24こま毎秒及び1こま撮影 電磁レリース リモコン撮影可能 内蔵インターバルタイマーにより5秒、15秒間隔で自動1こま撮影が可能 ストロボ接点あり  
電源・特徴
オプションなど

 アルカリ単3電池4本 ニカド電池使用可能 サウンドカートリッジで同時録音をする時は別にアルカリ006p9V電池1個も必要
 
大きさ 5,6,7;1,300g 10;1,480g 
定価 大沢商会倒産後にカメラ屋さんやベルテックスが輸入して販売するようになったので今一はっきりしませんが、おおむね10万円台だったと思います。ベルテックスが輸入していたインテグラル10は120,000円でした。 


 (C)1997,2002 Agent Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

 



NIZO 156Macro

NIZO 156Macro

nizo156m_01.jpg

 

OVERVIEW


私はカタログでしか見たことが無く、国内販売もされなかったのではと思いますが、軽量コンパクト、美しいデザインと、素晴らしそうな撮影機なので紹介します。実は私が欲しい撮影機なのです。

1978年the German Stiftung Warentestで「Good」の栄誉に輝いた唯一のスーパー8撮影機とのことです。

8倍ズームとある程度の機能を備えながら、本体ははがき大の大きさで、質量は830gと軽量。8ミリシネカメラならではの軽快性、速写性を備えながら、クオリティアップを図った、正当に進化したスーパー8撮影機と言えるでしょう。

デザインはサイレント機のS480、560、800と似たアルミ製のボディ、折り畳み式グリップです。カタログに三脚穴のことは書いてありませんので、グリップを折り畳んだ状態で三脚に取り付けられるかは分かりません。

また水銀電池を使用しないので安心です。(オオノ隊員)

NIZOのコンパクトシリーズ最高級機。この大きさでこのレンズ倍率やコマ数のバリエーションを持っているものはなかなかありません。巻き戻しやフェー ド関係の機構はいっさい搭載されておりませんが、その効果を求めないのであれば、かなり強力な機種だと思われます。残念ながら私もさわったことがありませ ん。(マディ)

nizo156m_02.jpg

 

使用感など


というわけで、NIZO156マクロを買いました。
日本では販売してなかったため国内流通在庫はほとんどなく、ドイツの中古カメラ店から買いました。

小型の割には肉厚のアルミボディで、かなりしっかりした構造のようです。
NIZO晩年の設計ですので、グリップを折り曲げた状態でも駆動します。ちょうつがいの内側に電線が走っているようです。
三脚の穴は、本体下部に大小ふたつ、グリップ底部に小一つ、グリップ中間にも小ひとつあります。
グリップを後ろに折るとファインダーをふさいでしまうので、途中でぶらんぶらんさせないといけません。
振動が伝わる恐れがあるので、グリップを折ってアニメ撮影するのは避けたほうが無難でしょう。また、アイピースシャッターもありません。

露出計の針は、1.8 2 2.8 5.6 11 22の数値に加えて、4 8 16の絞り値の目盛りも切ってあります。
露出補正ボタンがありまして、+1できますから逆光補正用でしょう。

駆動音は、肉厚アルミのためか、押し殺したような音です。
36こま撮影ではさすがに音が大きくなりますが、それでも控えめな方です。

グリップを握った感じがとてもいいです。実にしっくりきます。
このカメラは手持ち撮影が向いているでしょう。見やすいファインダーとスプリットイメージ、片手で入れられる電源スイッチなども含めて、あきらかに速写 性を重視した設計でしょう。デザインで賞を取ったこともあるというのはなるほど、手にとってすぐに使えるあたりのこなれた設計にもあるのでしょう。
というわけで、最近はよく持ち歩くカメラになっております。
説明書は8か国語です。
シュナイダーのレンズスペック表も同様になっていました。(2003 マディ折原)

SPEC

発売 独ブラウンニッツオ 
レンズ  F1.8 7-56mmシュナイダーマクロバリオゴン 広角マクロ付き8倍ズーム
別売ウルトラワイドIアタッチメントで超広角撮影可能 電動ズーミングは速度可変不可  
ファインダー  一眼レフ式、視点調節可能、絞数値・露出過不足警告・フィルム給送・終了予告・終了警告・録音レベル・フーテージ表示付  
焦点調節  スプリットイメージ
露出調節  TTL式自動及び手動絞り 逆光補正可能 フェーディング不可
撮影コマ数 9,18,24,36こま毎秒及び1こま撮影 自動1こま撮影可能 設定速度は1秒間に5こま、1秒間に1こま、5秒間に1こまの3段階

特徴・オプションなど
単3電池4本使用

大きさ 830グラム(電池込)  
定価 日本未発売

 (C)1997,2002,2003 Agent Ohno ,muddy orihara All rights reserved



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サンキョウサウンドXL-620

Sankyo Sound XL-620

 

OVERVIEW


XL-600Sの改良型として昭和54年(1979年)4月に発売されました。

ボディはさらに小型化されて折り畳み式グリップとなったほか、従来にない、数々の新機能を盛り込んだ、サンキョウサウンドの集大成的な傑作撮影機となりました。

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サンキョウサウンドXL-400S、XL-600S、XL-800S

Sankyo Sound XL-400S、XL-600S、XL-800S

OVERVIEW


XL-400S、XL600Sはそれぞれ、XL-40S、XL-60Sの改良型。昭和52年(1977年)2月、4月に発売になりました。デザイン、操作スイッチ等の配置は殆ど同一のまま、ボディが一回り小さくなり、若干丸みを帯びて、高級感もある良いデザインになりました。 

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サンキョウサウンドXL-420

Sankyo Sound XL-420

OVERVIEW


XL-400Sの改良型として、昭和54年(1979年)2月に発売されました。
ボディはさらに小型化されて折り畳みグリップ式となりました。
新たに1こま撮影の機能が加わりました。

(1997オオノ隊員)

SPEC

発売 三協精機 昭和54年(1979年)2月
レンズ  F1.2 9.2-37mm広角マクロ付き4倍ズーム フィルター径:52mm
ファインダー   
焦点調節  斜めスプリットイメージ式距離計
露出調節  TTL式自動及び手動絞り 逆光補正可能 フェードアウト、フェードイン可能
撮影コマ数 18,24こま毎秒及び1こま撮影 電磁式レリース、リモコン撮影可能、ストロボ接点あり

特徴
オプションなど

 単3電池6本 外部電源使用可能

大きさ 1,080g

定価 84,800円

 (C)1997 Agent Ohno All rights reserved. 

サンキョウサウンドXL-60S

Sankyo Sound XL-60S

OVERVIEW

XL-40Sの上位機。昭和51年(1976年)3月に発売になりました。コンバーターは使えませんが最初から6倍ズームなので、使いやすいと言えます。

本体はXL-40Sより重くなりますが、XL-40Sとコンバーターを合わせて持つことを考えれば総重量は軽いことになります。

また電磁レリースが採用され、リモコン撮影時の動作が確実なものとなりました。

他はXL-40Sと同じです

(1997オオノ隊員

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サンキョウサウンドXL-40S

Sankyo Sound XL-40S  

OVERVIEW


昭和50年(1975年)7月に発売になったサンキョウ初のスーパー8 サウンド撮影機。国内では、チノン、ベルハウエルに次いで三番手でした。

箱形、固定式グリップの無愛想な馬鹿でかいデザイン(255x69x227mm)ですが当時は同時録音ができるという驚きのスペックのため、大目に見られていました。

レンズ:F1.2 8.5-34mm 広角マクロ付き4倍ズーム
別売ワイドアングルコンバーターにより、6.4mm-25.5mmの広角ズームに、テレコンバーターにより、12.8mm-51mm の望遠ズームに変換できます。
この両コンバーターはEM40XL用のものと同じです。コンバーターのネジ径は55mmですが、55mm-52mm変換リングがセットになっており、両方の撮影機に取り付け可能となっています。変換リングはコンバーターの革ケースのふたの裏に収納されています。そのままでは全く気づかない場所です。

(1997オオノ隊員

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サンキョウ ES66XL

Sankyo ES66XL

OVERVIEW



特徴:明るい6倍ズームレンズ、広開角度シャッターを備えたXL機。電磁シャッター採用で別売電子アクセサリーの利用を可能にした。ESはエレクトロニック・システムの略称。やや丸みを帯びた上品なデザイン。折り畳み式グリップ。

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サンキョウ EM40XL EM60XL

Sankyo EM40XL EM60XL

OVERVIEW


サンキョウサイレントスーパー8の最終モデルとなったEM(エレクトリック・ミニシリーズ)小型軽量XL機 インターバルタイマー、セルフタイマーが内蔵型となった。ESシリーズより丸みが減少した直線的デザイン、折り畳み式グリップ。
小型軽量で多機能という優秀な撮影機です。私はEM40XLを持っていますが、大変気に入っています。こま速度が安定しているのもカタログでは分からない性能で、ストロボ接点を用いてパルスシンクを行うと、この速度の安定性がよく分かります。

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サンキョウ CME1100

Sankyo CME1100

OVERVIEW


広角寄りの10倍ズームを備え、二重像合致式距離計でピント合わせをするという独特な機種。直線的でやや背が高いデザイン。折り畳み式グリップ。 (1997オオノ隊員

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ニコンR10スーパーズーム

NIKON R10 SUPER ZOOM

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OVERVIEW

ニコンのスーパー8機の最高機種。
ベーシックな部分はR8と共通ですが、数々の点でハイグレード化されています。


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ニコンR8スーパーズーム

NIKON R8 SUPER ZOOM

 

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OVERVIEW


ニコンがリリースした、8倍ズーム付きのスーパー8カメラ。多彩な機能と優れたレンズで人気の機種でした。

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ニコン8Xスーパーズーム

NIKON 8X SUPER ZOOM

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OVERVIEW


ニコンの初代スーパー8機であるスーパーズーム8(1966年)の3年後にリリースされた、ニコンの2台目スーパー8機種です。
四角いボディは金属製で、かなり無骨なイメージです。解像度の非常に高いレンズと、スプリットイメージ距離計の併せやすさがポイントです。

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エルモ エルモスーパー8サウンド1012S-XLマクロ

ELMO SUPER8 SOUND 1012S-XL MACRO

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OVERVIEW


200フィート長尺カートリッジフィルムが使える日本最初のカメラ。
レンズは、7.5~75ミリの10倍ズーム。8mmにはすんごく珍しくF値可変式になっています。広角7.5ミリでは明るさF1.2で、75ミリの最望速時にはF1.8となります。スチルカメラをちょっとさわったことがあればあたりまえですが。
マクロは望遠マクロ。フォーカスフリーのFFスイッチってのがありまして、距離リングは5メートルの位置に、ズームは7.5~15ミリの2倍に制限され て、固定焦点に近い状態で横着に撮影できる機構。いい加減な速写には便利。電動ズームは、H(約7秒)とL(約12秒)の2速度あり、手動操作ももちろん 大丈夫。

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ミノルタ オートパック8 D12

MINOLTA AUTOPACK D12

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OVERVIEW


外部ユニットを付け加えて機能を増やしていく、国内最大級ズームレンズ装備のミノルタスーパー8最高級機。

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エルモ スーパー 1018R

ELMO SUPER 1018R

OVERVIEW

マクロ撮影、自動オーバーラップ、インターバル撮影、パルス式同時録音撮影など、いろんな事が出来るサイレントスーパー8の高級機。612Rのお兄さん機種で、レンズ性能以外は同じです。

明るさF1.8、焦点距離は7~70ミリの望遠マクロ付き10倍ズームレンズです。ズームは手動とパワーズーム両方で、ズーミング速度切替で、約3秒、約6秒と2段に切り替えできます。

撮影速度は18・24コマのほか、6コマがありまして、コマ落とし画面を撮ったり、夜間の風景をショットを撮ったりするのに使えますね。さらに54コマのスローモーション撮影も可能。

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キヤノン スーパー8 オートズーム1218

CANON SUPER8 AUTOZOOM 1218

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OVERVIEW


F1.8の12倍ズームを装備した、マッチョなサイレントカメラ。

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キヤノン 1014XL-S

CANON 1014XL-S

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キヤノンサウンド8mmの最高級機。

レンズは明るさF1.4、6.5~65ミリの10倍ズームで、最短撮影距離は1.2メートルです。望遠側で距離リングを1.2メートル位置よりさらに繰出すと望遠マクロになります。このときフィルム面より7.2センチで33.4X46.1ミリの範囲の接写ができます。広角側ではズームリングの切替により、250ミリの位置で686.6x119.6ミリの範囲の広角マクロ接写ができます。つまり、どっちでも可能なお得なレンズ設計をしてあるのですね。 広角アタッチメントを使わなくても広角寄りなのでズーム感もより増した感じです。

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キヤノン AUTO ZOOM 1014エレクトロニク

CANON AUTOZOOM 1014 ELECTRONIC

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OVERVIEW

キヤノンのサイレントSUPER8カメラの最高級機。

名前は「1014E」と表記されることもあるので注意して下さい。1014XL-Sの先祖的なカメラですね。

とにかく見た目でボタンやレバーが多くて、説明書無しだととまどうこと間違い無しの多機能機種。発売期間もわりと長かった人気機種。
レンズは レンズはF1.4の13群18枚構成、7~70mmのマクロ機構付き10倍ズームレンズ。ズームは手動電動両方アリ。電動は5秒か7秒のストローク選択式。フィルター径は58ミリ。

ごてごて付いているレバーやダイヤルはシャッター開角度調整と、巻き戻し関連のスイッチです。のちの1014XL-Sとは異なりマニュアル操作の度合いが高いのでご注意。できるテクとしてはシャッター開角度調整を使用したフェードイン、フェードアウト。巻き戻し機構を連動させてオーバーラップ、そしてXL-Sではできない二重露光。

撮影コマ数は1.18.24、そして54。54こまは左記標準撮影状態からレバーを押し下げるとびっくりするような音とともに高速走行始めます。
あと、フラッシュシンクロソケットあり。リモコン撮影可能。マニュアル露出可能。

てっぺんの赤いポッチはフィルター解除用ねじ。なくすと面倒ですのでご注意を。

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1014e_speed_set.jpg

 

使用感など


1014XL-Sとくらべるとちょっと暖かい感じの色かな。同じキヤノンだと思って2カメ撮影するとつながらないので結構びっくりしました。
グリップが細いのが難点。2キロ近いカメラを単三電池のケースをかねるグリップで支えるのは手が痛いです。後のXL-Sでは太くなっているのでクレームもあったのかもしれませんね。
シャッター開角度あたりの機構は非常に複雑ですので、しっかり覚えないと台無しにする可能性あり。(けいけんしゃはかたる)そんな点を除くと、人気機種であったことがよくわかる、よくこさえてあるカメラです。普段から持ち歩くのにはでかすぎますし、本格的な撮影をする際のメインカメラでございましょう。

なお、フォーカスメソッドはスプリットイメージがデフォルトですが、キヤノンのサービスセンターに持っていくとマイクロプリズムに交換してくれました。私は両方とも使ったことがありますが、苦手なマイクロプリズム搭載の中古を敬遠してスプリットイメージ版を購入しております。

SPEC

発売 キヤノン 
レンズ  キヤノンズームC-10 F1.4 7-70ミリ、10倍ズーム、電動ズーム式、手動ズーム式、マクロ切り替え付き。 
ファインダー  一眼レフ式、視度調節可能、絞り数値、露出警告マーク、シャッター開角度量表示、フィルム、フィルム終了予告、フィルム給送ランプ表示付き。 
焦点調節  スプリットイメージ(マイクロプリズムに交換するサービスがあったため、中古機では両方あります)
露出調節  TTL式の自動絞り。手動絞り付き。
撮影コマ数 1.18.24.スローモーション(約54コマ)

特徴
オプションなど

 マクロ撮影、シャッター開角度調節とフィルム自動巻き戻し機能によるオーバーラップ可能、フラッシュ同調撮影機能内蔵、リモコン可能、コマ数計、フィルムカウンター、バッテリーチェッカー、タイプAフィルター内蔵、折り畳みグリップ式。
 
大きさ 93.5*277*121ミリ 1990グラム(電池込み)
定価 本体 143000円、ケース4500円、リモートスイッチ60が1000円、ラバーフード1500円

キヤノン 814XL-S

CANON 814XL-S

OVERVIEW

1014XL-Sの妹カメラ。レンズ機構と1014XL-Sの一部の機能(フィルムエンドのSFD表示と自動オーバーラップ機能)が違いますが、基本的には同じです。

レンズは13群16枚構成の明るさF1.4、7~56ミリの8倍ズームレンズ。1014XL-S型と同様のテレ・ワイドの両マクロ切替式で、テレ側では66センチの位置で36X50ミリの範囲を、ワイド側では24センチの位置で81.5X114.8ミリの範囲を画面いっぱいに撮影できますね。

使用感など


くらべてしまうとどうしても1014XL-Sに見劣りします。重さはたった100グラムしか変わらないので、軽い機種を所望する人たちの要望には応えられそうもないです。オーバーラップなど必要ない方。

SPEC

発売 キヤノン 
レンズ  キヤノンズーム F1.4・7~56ミリ、8倍ズーム マクロ切替可能、電動ズーム式、手動ズーム可能 
ファインダー  一眼レフ式、視点調節可能、絞数値・露出過不足警告・フィルム給送・終了予告・終了警告・録音レベル・フーテージ表示付 
焦点調節  スプリットイメージ
露出調節  内測式(TTL)SPC使用の完全自動絞(AE)、AEロック・手動絞調節可能 
撮影コマ数 18・24コマ、サイレント時1・9・36コマ可能 

特徴
オプションなど

 マクロ(超接写)撮影可能、自動フェード・シャッター開角度切替・補助入力・ミキシング・トーンコントロール・録音モニター・マイクリモコン可能、セルフタイマー・インターバルタイマー・レベルメーター・タイプAフィルター・フィルムカウンター内蔵
 
大きさ 252.5x113.5x59.5ミリ 2000グラム(電池込) 
定価 セット144500円 スナップケース 4500円 ギャゼットバッグ15000円 

 

キヤノン オートズーム 518SV

CANON Auto Zoom 518SV


OVERVIEW
5倍ズームレンズを搭載した中型機。

518SVと言えばキヤノンの傑作シングル8機で有名な型番ですが、
スーパー8版の本機種もしばしば見かけます。
シングル8の518SVがシングル8カートリッジの特性を正しく引き出すような工夫が随所にされた傑作カメラでありますが、このオートズーム518SVは機能的にはシンプルな構成の機種です。構えやすさという点で似ています。

9.5mm-47.5mmの5倍ズーム。11群14枚構成。見たところレンズはシングル8版と同じような気がします。レンズのコーティングは暖色系で、後のキヤノン機とはちょっと異なります。シングル版に似ているような気もしますが、比べられないのでしょうがないです。ファインダー内にはマイクロプリズム式距離計、 絞り関連表示と、フィルム完了予告シグナルなど。

撮影コマ数は1.18.24.スローモーション(約36コマ)。
一こま撮影は、本体横にあるレリーズ穴に、機械式のレリーズをねじ込んで行うもの。
結構重いボタンなので力を入れて押すと吉。
他のコマ数変換は、ダイヤルを回して設定するもの。これまた重いのでしっかり回しましょう。

露出はオートと手動両方があります。シャッターボタン横のつまみを引っ張り出して回すとマニュアル露出設定ができます。F32までの絞りに加えて、絞りきりがあります。F.O.とファインダー内には記載されております。シングル8版のような、シャッター開角度調整機能はありませんが、この露出を使ったフェードが可能です。
F.O.までマニュアル露出で持って行くとシャッターが完全に閉じます。適正露出からそこまで持って行けばフェードアウト、そこからスタートしてあらかじめ計測しておいたその場面での適正露出まで持って行けばフェードイン。

カメラ上部のスリットは、色温度変換フィルター解除用のキーを差し込むところ。上の写真ではストラップに付いているのがそれです。 中古や個人売買で購入した方には、付いていないかもしれません。プラスチックの板を適当に切ってみて、中に見えるレバーが動くようになればフィルターをはずすことはできます。
シングル8版と接眼部の構造はかなり違いますが、これはこれで覗きやすいです。


シングル8版と似た、つるつるしたグリップは夏場の撮影などで滑るかんじがあってあまり好きではないです。グリップは折れませんし、底面積があまり大きくないので、三脚に据えたときには、まあ三脚の雲台の具合によりますがあまり安定がよくありません。速写性が高いし覗きやすいファインダなので、手持ちでさっと!撮影するときにはいい感じです。

フィルム感度設定:
人工灯用ASA25、40、64、100、250、400
昼光用 ASA16、25,40、64、100、160、250

とあります。使用電池は単三電池4本。露出用の電源もかねます。

使用感など
何度も書いてますが、マイクロプリズム式距離計が苦手なもので、ほとんど使ってません。シングル8版とかなり異なりますが、構えたときの落ち着き具合はかなりよいです。夜間撮影ではちょっとファインダーが暗くて難渋するかもしれません。


発売   キヤノン 
 レンズ  9.5~47.5mm F1.8 電動手動ズーム可能
 ファインダー  一眼レフ式
 焦点調節  マイクロプリズム,視度調節可能
 露出調節  TTL。Cds露出計 オート、手動調節可能

 エクタクローム64T対応OK 
 
 撮影コマ数  1.18.24、.スローモーション(約36コマ)
 特徴
オプションなど  スローモーション撮影可能。リモコン撮影可能。露出利用によるフェード可能
 大きさ  212*193.5*60.5mm 1.2kg
 定価  53,500円

 

キヤノン スーパー8 514XL

CANON Super8 514XL
 




OVERVIEW

キヤノンの小型5倍ズームベストセラー機。

長い期間にわたって販売されていた機種で、聞くところに寄ると、とてもよく売れたので設計者が社内表彰されたそうです。キヤノンは5倍ズーム機によくこなれた機種がありますね。

5倍のf1.4レンズを搭載してます。この時期のキヤノン機と似たコーティングのレンズ。マクロは広角側、望遠側どちらでも行けるというタイプの物。ズーム両端にマクロ域設定があります。電動ズームはカメラ駆動モーターと共用なので撮影中にしか動きません。

スプリットイメージ距離計付きで、ファインダー内は絞り値表示と走行表示、バッテリーチェッカーなどがあります。

TTL露出で、EEロックを装備。絞り値表示は514XL-Sなどとも似た、絞り値が刻まれた透明の円盤がファインダーの隅っこでぐるぐる回るもの。これは電源をオンにしていると勝手にぐるぐる回っております。
撮影コマ数は1.9.18コマ。構造的には電磁レリーズですが、機械式レリーズ穴しか使えません。
電池は単三乾電池二個。露出も兼用です。グリップは折りたたみ式。視度調節機能付き。

 
使用感など

EEロックだけなのが残念ですが、円盤形露出計の絞り値は結構等間隔に刻まれていてしかも間隔が開いているので、中間絞り値も読めます。露出計ではかった値に合わせたければ、適当にカメラをあっちこっち振り回してみて露出固定すればいいですね。
しかし、EEロックは回転式のレバーをずーっと押し下げていなくてはならないので、露出固定したままズームやフォーカス送りをする必要がある際には、右手親指でEEロックしながら左手でレンズをいじるという、ちょっとした慣れが必要です。ただし、カメラがきわめて軽くて保持しやすいのでなんとかなるでしょう。

いじった機種がとてもくたびれたジャンクだったのでなんとも言えませんが電動ズームは使わない方が無難な気がします。フィルム走行用のモーターと共用なためでしょうか、電動ズームを使うと走行スピードが落ちるような気がします。

レンズはけっこうシャープでよい感じです。スプリットイメージも普通に合わせやすい感じです。フォーカスリングはかなり軽い感じに調整されているのは好き嫌いがあるでしょうが、高級機にあるような粘っこいグリス処理よりはすばやくフォーカスが合わせられるんだ、とプラスに考えておきましょうか。同様にズームリングもかなり軽いです。
このカメラは本来、旅行に気軽に持って行けるように開発された物だろうと思いますがその一方撮影コマ数に1.9.18fpsを装備しているなど、結構使える感じです。

必要十分な機能に小型軽量。しかも電池は単三電池二本でOKとなれば、普段から携行してスケッチする製作スタイルにはぴったり。手動露出や大望遠ズーム、スローモーション、フェードや巻き戻しなどの機能はいらないので、とりあえずちゃんと使える取り回しのいいカメラが欲しい、という方にはおあつらえ向きの一台でしょう。
流通台数が多い上に80年代にも流通していたので状態のよいものが見つかりそうです。
 
この機種は、エクタクローム64Tの感度ASA64には対応していませんので、注意が必要です。
一方、エクタクローム100Dは完全対応しています。フィルムカートリッジを挿入するだけで、設定されます。

 

発売 キヤノン 1975年10月発売 
レンズ  9~45mm F1.4 広角マクロ・望遠マクロ付き。電動手動ズーム可能 最短撮影距離1.2m
ファインダー  一眼レフ式
焦点調節  スプリットイメージ,視度調節可能
露出調節  TTL。Cds露出計 オート、EEロック可能

エクタクローム64T対応NG
エクタクローム100D完全対応

撮影コマ数  1.9.18
特徴/オプションなど  小型軽量 セルフタイマー内蔵
大きさ  190×39×112mm 660g
定価  59,500円

ボリュー 6008S

OVERVIEW

 5008SMで物足りないお客さんむけでしょう、性能が上である前に、サイレントカメラである4008ZM4の利点を混ぜた機種になっております。


F1.4 6~70mmの約12倍ズーム。ズーム速度は3~8秒の無段階調節可能。
マクロスイッチというものがあって、望遠から広角を通過してマクロ域までズームが動きます。
ボリューは途中からカメラ本体内に色温度変換フィルターは内蔵しなくなることが多くなりました。このカメラも純正レンズの中に仕込まれております。そのためフィルターをオンにすると画面が見事オレンジ色に早変わりします。
 フォーカスあわせはほぼ実像に近い被写界深度で見られます。気の利いた機構としては最望遠に瞬時に切り替わるボタンがレンズに付いていると言うこと。

 ミラーシャッターの遮光板の出し入れによるフェードが可能。これもシャッター開角度調整というのかどうかはわかりません。
 200ftカートリッジ対応ですが、今では無くなってしまったのでどうでもいいかもしれません。ものすごくお金持ちな方は、サードパーティで作った200ft詰め替え式カートリッジアタッチメントを使えば、ドイツのある店がリリースしている200ftサイレントフィルムで長回し撮影が可能ですよ。

 撮影コマ数は1.4.9.18.24.36.56。撮影関連ではインターバルタイマー搭載、マニュアル露出。
 電池はグリップ内の単三のニッカド電池を6本使用。そのまま充電できます。

 なお、このカメラのクオーツロック版が6008PRO。ちょっと仕様が異なるのでまたいずれか。

使い勝手など
 お店でいじらせてもらいましたが撮影はしてません。フォーカスがあわせにくいです。マイクロプリズムほどではないですが、マットも苦手です。全面だったらまだしも真ん中にちょっとしかないので。

SPEC
発売 フランス・ボリュー(beaulieu)社 国内取り扱い:成川商会
レンズ    
ファインダー    
焦点調節    
露出調節    
撮影コマ数    

特徴
オプションなど

大きさ  

定価 580000円

 (C)1997,2002 muddy orihara All rights reserved

ボリュー 5008S 5008SM

ボリュー 5008S 5008SM  

OVERVIEW

 ボリューのサウンドカメラ第一弾。

 4008シリーズと似たような黒光りする仕上げは、お好きな方にはたまらないかと。レンズはアンジェニューのF1.2の6ミリ~80ミリの13倍ズーム。このレンズはZC1000のレンズよりも明るく倍率も高い割には細身で小さい印象を受けます。

 ズームはおなじみ無段階可変速で、全ストローク4秒の短いものから、12秒のゆっくりしたものまで可変出来るとうたっております。
 サウンドカメラということもあり、撮影速度は18か24と、4008で見られたような無段階コマ数変換などまったく採用されておりません。純正Cマウントレンズには、絞り調整用と電動ズーム用にサーボモーターがついています。それ以外のCマウントレンズを使用する際にはEE追針式になります。ズームも手動のみになります。

 同録は、シングル録音に加えてパルスシンクロも対応していますので、サウンドカートリッジを失った現在でも同録の際には役立つかもです。

 専用の巻き戻しハンドルアタッチメントで、およそ100コマ程度の巻き戻しをすることが出来ます。とはいえ、シャッター開角度の調整はできないのでオーバーラップなどの技法はカメラ単体では困難でしょう。

ASA感度の設定は、ASA25-400。4008などと同じくダイヤルを回して手動であわせます。

 超高級な割に、テクニック的限界のある5008Sに機能を付け加えた上、レンズを換えたのが、5008SMです。撮影スピードを8、18、24、45コマに、レンズは12倍のシュナイダー6-70ミリF1.4ズームに換えられて2年後に発売になっています。

飾ってあるのを見ただけです。使ったことがないので聞いた話のみ。重心が高い上に重いのでホールディングが大変だとのこと。これから後の6008や7008のシリーズは、定規で引いたような直線形状になっているので最後のボリューらしい流線に包まれた機械として好む人もおられるようです。



SPEC
発売 5008S 1975年日本発売?
5008SM 1977年日本発売? フランス・ボリュー社 日本国内取り扱い・成川商会

レンズ  5008S アンジェニューF1.2 6-80ミリ 13.3倍 マクロあり Cマウントレンズ交換可能
5008SM シュナイダーF1.4 6-70ミリ 11.6倍 マクロあり Cマウントレンズ交換可能
ファインダー  一眼レフ EE指針兼用VUメータ、
焦点調節  全面マット方式
露出調節  TTL式。専用レンズ使用時のみサーボ駆動によるEEのフィードバックあり、汎用Cマウントレンズ使用時は追針式EE。手動可能。
撮影コマ数 5008S   18.24
5008SM  18.24 サイレントカートリッジ使用時45 アタッチメント使用で1コマ

特徴
オプションなど

 専用7.2V500MAバッテリー使用。同時録音撮影可能。パルス方式同調録音可能。レンズ交換可能。専用クランク使用で、サイレントカートリッジのみおよそ100コマ手動巻き戻し可能。

大きさ 5008S 340X100×210ミリ 2.5キロ
5008SM  280*90*210ミリ 2.75キロ

定価 5008SM 740000円

 (C)1997,2002 Captain Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

ボリュー 4008ZM-4

ボリュー 4008ZM-4

OVERVIEW

 ボリューのサイレント機といえば4008シリーズ。その中では最後の最高機種。Cマウント式レンズ交換型カメラであるというのと、無段階変速撮影可能な凝ったメカニズム、そして優雅なデザインで人気が高いシリーズです。
  もともとは2008Zの改良機で4008ZM(ズームマクロ)として登場。これは8倍ズームレンズを積んだものが標準パッケージとして販売されておりましたためにおしりに「8」の数字が付いてます。1コマに加えて2コマから70コマまで無段階で撮影コマ数を変えられる機能が類をみないものでありました。
  続く改良型ZM2型で巻き戻し機構を搭載しました。この際に11倍ズームレンズがついているのでおしりの8の意味はないのですが・・・さらに改良を加えて登場したのがZM4型です。

 レンズはさらにシュナイダーオプチバロンF1.4・6-72ミリの11.6倍ズームに変更。ボリューはズームを動かす筒がレンズに寄り添うかたちでボディからにゅっと生えてます。つまりZC1000とは違い、パワーズームですね。ストロークは4-12秒の間で可変。
  もう一本の筒はレグロマチックという名前の絞の自動調整装置です。これは絞を動かすモーターとボデー側からのパルスを受ける装置が内蔵されています。ZC1000は追針式、つまり手動ですね。
 ただ、どちらにせよこのレグロマチックや上記パワーズームの規格にあう対応レンズでしか味わえない機構ではございます。またこれらの筒のため、レンズの太さにも限界があります。

 シャッター機構は、ミラーシャッターで、ZC1000と同じと考えていただいて結構です。これは撮影レンズの後部に45度の角度をもつ表面鏡があり、それが光束の中に入ったり出たりして光を分散してファインダーに光を導き、同時にシャッターの機能をはたさせる新方式です。撮影コマ数は2-80コマとさらに高速度の幅が出ております。

 電源には専用のニッカド7.2ボルト充電池。しかし20年以上前のバッテリーなんぞ使えるのか?こたえはその大半が腐食して使えません。そのため現在では純正の外部電源アタッチメントか、ショップレベルで製造した外部電源コネクターなどを搭載した改造品がほとんどです。純正の円筒形のバッテリーを改造して、むりやりまったく別の機械からはずしてきた充電池の素子を埋め込む改造をしている人もいますが。

 露出はTTL式のEE。レグロマチックに対応するレンズを使用したとき以外は手動であわせます。ASA感度はASA10-400まで対応。マニュアルで設定するので中途半端な感度のフィルムを使うときも便利な反面、普通のカメラになれているとうっかり忘れてしまうかも。(マディ)

使い勝手など

使ったことないです。手に取った程度。伺う限りではくせのかたまりのようなカメラですね。あと、独自の機構がいっぱいあるので故障すると大変なようです。修理代が高くて。

SPEC
発売 フランス・ボリュー社(Beaulieu)
レンズ  シュナイダーオプチバロンF1.4・6-72ミリの11.6倍ズーム
ファインダー    
焦点調節  全面マット(切り替え式)
露出調節  TTLEE レグロマチック式(非対応レンズ時手動追針式)
撮影コマ数 1、2~80無段階可変

特徴
オプションなど

大きさ 270X170x70ミリ、1.6キロ(レンズ含む)

定価 545000円。ボデーのみ295000円。国内取扱・成川商会

 (C)1997,2002 Captain Ohno ,muddy orihara All rights reserved.

バウアー A512

bauer_a512_front.jpg
ロバートボッシュ社はドイツの大きな電気関係メーカーでございまして、 身近なところではカー用品屋さんなどでその名前を見かけたりもします。

 さて、本機種はそのロバートボッシュ社がリリースしていた、バウアーブランドのサイレント機の中でずば抜けて高機能高性能の一台。たしか最高機種だったような。

 ボディ前面からファインダーに向かってゆったりとした曲線を描きながらつぼまった、ギターのピックを横倒しにしたようなボディデザインはバウアーの大概のカメラに共通したデザイン。

 特徴的な機能が二つあります。一つは、シャッター開角度調整を使ったフェード撮影。
 スーパー8機では巻き戻し量の限界があるためにすべてをオートマチック制御する機種が多いですが、このカメラはオートマチックに加えてマニュアル制御が可能。
 ボディ左側に付いたダイヤルを回していくと、フェードアウト撮影。巻き戻しボタンを押すとちょうどフェードアウトした分だけ巻き戻し。そしてそこから撮影を再開すると、 自分が先ほど行った量に重ね合う尺だけフェードイン撮影してくれるのです。

 そしてふたつめのポイントはバルブ撮影機能。コダクローム40で撮影した際の、開放値に相当する露光値に至るまでシャッターを開け続けるというもの。
 写真のBAUER A512と書いてあるすぐ上にあるぎざぎざした箇所を手前に引き出します。ここにバルブ撮影用の露光メーターが内蔵されているのです。
本体レンズ下に、小さいダイヤルがありますが、ここで撮影時間を選びます。最長で12秒撮れそうです。
 下写真の側面下のPROGRAMダイヤルを、黄色い「B/AUTO」に合わせます。これで撮影開始です。

 この手のバルブ機能は、NIZOの一部上級機、オイミッヒの一部の機種にも多少使い方は違いますが搭載されている物がありますね。

 上の二つの特徴的な機能以外にも、 90コマ巻き戻し、多重露光、フェード地点記憶機能、
1.12..18.24.54コマ撮影。パルス同調撮影、ストロボシンクロソケット、パワーズーム速度可変と盛りだくさん。

 本体カメラとは別に、マットボックスやブレースが付いていた豪華セットも販売されておりました。


 




 
使用感など

   肝心のレンズは6-70mmのシュナイダーマクロバリオゴン6枚羽根絞り。覗いた感じはNIZOのサウンドカメラに似た印象を受けますが、こればっかりは撮ってみないと分かりません。というわけで、さっそく撮影に使ってみたので、スイスからの現像帰りでまた記事を追加しようと思います。

 6mmから70mmまで寄れるレンズですが、広角からぐぐーっと寄れる感じがあり、数値以上にズーム効果が高くなっているのはかなりお得な気分です。
 これでもか、の多機能な割にはボタンやダイヤルがうまくまとまっていて、見た目がすっきりしているのもよい感じです。露出計の針を見ていると相当精度がよさそうに思えますがこれまた現像上がりを見てからご報告致します。

 使っていて気になったのは、三脚用のねじ位置。グリップは90度回転して下向きになるのですが、写真のように折りたたんだ状態でも、雲台の縦横方向が長い三脚はグリップ基部にぶつかってしまいそうです。(現に茶色の台は接触してます)
  単三乾電池はグリップとグリップ基部にあわせて6本使用。使用時で1550グラムになりますが、なんとなくずっしりした感じです。


  特殊撮影機能を省いても、一台で何でもできる、思いっきり重装備のメインカメラでしょう。しっかりと製作プランを立ててこしらえるような作品製作に向くと思います。

(協力:オオノ隊員)

※写真のアイカップは、当方がジャンクからあり合わせで付けた物です。実際のかたちとは異なります。

bauer_a512_side.jpg  
SPEC
発売 Robert Bosch Gmbh 1977年 
レンズ  シュナイダーマクロバリオゴンf1.8 6-70mm広角マクロ付き12倍ズーム。ズーム速度可変。
ファインダー  一眼レフ ファインダーにはフイルム走行確認、シャッター開角度、絞り値表示あり。
焦点調節  スプリットイメージ 最短撮影距離1.5m
露出調節  TTL式の自動絞り。手動絞り付き。
撮影コマ数 1.12.18.24.54コマ

特徴
オプションなど

 フィルム巻き戻し量90コマ 手動/電動巻き戻し  オーバーラップ可能 手動/自動フェードあり シャッター開角度調整あり ストロボシンクロ/パルス同調機能あり
 
大きさ   1350g(電池抜き)
定価 定価398000円(日本代理店価格)
 
 

エルモ C300

ELMO C300

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Overview

シングル8、スーパー8、ダブル8、ダブル(ラン)スーパー8の8mmフィルム4フォーマットが使えるウルトラコンパチカメラ。

C200と大きな違いは、ダブル8とダブル(ラン)スーパー8のマガジンが使えること。
ダブル(ラン)スーパー8カメラは、国産ではこれとキヤノンDS8の計2種類しかありません。

 

このダブル(ラン)スーパー8のマガジンは、非常に良くできていると思います。

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レンズ周りや本体の機能などはC-200と変わりません。

Impression

触ったきりです。
説明書にはシングル8/スーパー8/ダブル8の3フォーマット対応カメラと書いてあるものもあります。これはダブル(ラン)スーパー8がのちに出来たフォーマットで、後から対応したマガジンが発売になったためです。

Spec

メーカー エルモ社 1966年

レンズ 1:1.8 f=9-36mm 4倍電動/手動ズーム

ファインダー 一眼レフ式 絞り値指示装置付・視度調節可能

フォーカス合わせ機構 スプリットイメージ (1.2m-∞)

露出 TTL、手動調節可能 (要3.9VのH-3D水銀電池または代用品

フィルム感度設定
シングル8マガジン:ASA16-400
スーパー8マガジン:ASA16-100
ダブル8マガジン:10.20.25.A(32).40.50.100.250.320.400
ダブル(ラン)スーパー8マガジン:16.25.A(32).40.64.80.125.160.200.400

撮影速度
18コマ・24コマ/秒及び1コマ撮影可能・逆転撮影可能(シングル8マガジンおよびダブル8マガジンのみ)

特長・オプションなど
マガジン交換により、シングル8、スーパー8、ダブル8、ダブル(ラン)スーパー8を使用可能

大きさ/定価
本体写真協力:hanai /ダブル(ラン)スーパー8マガジン写真協力:オオノ隊員

 

90年代頭にエクタクローム160Aが無くなった時の反応と動きは

 およそ15年程前に、エクタクローム160Aと言うフィルムの国内現像が無くなるアナウンスがされました。

 最近8mmを始めた方にはなじみないですよね。これは、ASA160のスーパー8の高感度タングステンフィルム。

 スーパー8ユーザーにとっては、コダクロームは昼間用、エクタは夜間用みたいな使い分けでしたね。夜間用と言ってもフジクロームRT200より随分と粒状性がよかったです。エクタクローム7240よりも使いやすかった気がします。

 で、この夜間用フィルムが無くなるんだと言うアナウンスがされた際には、けっこう抵抗があったのでございます。

 その中で一番目立ったのは、イメージフォーラムが旗振りになって、フィルム表現を考えるとか、今後の8mm環境を考えるなどの動きを起こしたこと。
 何回もイベントやシンポジウムをやったり、イベント外では署名活動をしたりとかして、新聞やニュース番組の暇ネタとして取り上げられたこともありました。

 あたくしは、そのときは大学生。まさに8mmフィルムを一番消費していた頃です。その頃からシングル/スーパー両刀遣いだったので、エクタが無くなるのは切実な問題です。 そこへ「ある自主映画団体の方」が書名用紙を持ってこられたりとかしたので、もちろん署名しました。

 その頃は、イメージフォーラムが「月刊イメージフォーラム」という教科書大の雑誌を出していて、ほぼ毎号、その活動についての報告が載っていました(たしか1991年の号だったと思います)
 そして、あたくしのところにチラシを持ってきてくれた「とある団体のとある人」の名前がちらほらと出てくるようになりました。そういえばむかし、PFFでも見かけた名前です。ちょっと珍しい名前ですし。

しかし、その人の名前も急激に見かけなくなりました。
というよりも、月刊イメージフォーラムにずっと掲載されていた8mm存続に関する運動の経過記事は誌面にぱったりと現れなくなったのです。
誌面だけではありません。イベントやシンポジウムも無くなりました。

はて?一体あの運動は?どうなったんだろう?
急に何もなくなってしまった、って感じがしたのですよ。お祭りが終わったみたいな感じ。
まあ、あたくしの心情はさておき、何よりも、一体あの運動は何を持ってして終わったのか?いやホントに終わったかどうかもわからないや、と思ったわけです。
もしかしたら誌面に出ていないだけで何か他の事が動いているかも知れない、そして集結しているのであればその結果を是非知りたいと思って、あたくしは他の映画団体が出してたミニコミのページを借りて、記事を書くことにして、その活動のフロントマンであるように見えた人・・・「ある自主映画団体の人」に取材をしてみたのです・・・。

以下そのうちに。

CANON 814 XL-S

キヤノン 814XL-S

 

OVERVIEW

1014XL-Sの妹カメラ。レンズ機構と1014XL-Sの一部の機能(フィルムエンドのSFD表示と自動オーバーラップ機能)が違いますが、基本的には同じです。

レンズは13群16枚構成の明るさF1.4、7?56ミリの8倍ズームレンズ。1014XL?S型と同様のテレ・ワイドの両マクロ切替式で、テレ側では66センチの位置で36X50ミリの範囲を、ワイド側では24センチの位置で81.5X114.8ミリの範囲を画面いっぱいに撮影できますね。

使用感など

使い勝手は1014XL-Sとさほど変わらないです。ただ、オーバーラップがないので、必要な方は1014XL-Sを選びましょう。

 

 発売  キヤノン
 レンズ  キヤノンズーム F1.4・7?56ミリ、8倍ズーム マクロ切替可能、電動ズーム式、手動ズーム可能
 ファインダー  一眼レフ式、視点調節可能、絞数値・露出過不足警告・フィルム給送・終了予告・終了警告・録音レベル・フーテージ表示付
 焦点調節  スプリットイメージ,視度調節可能
 露出調節

 内測式(TTL)SPC使用の完全自動絞(AE)、AEロック・手動絞調節可能

 エクタクローム64T対応OK

 撮影コマ数  18・24コマ、サイレント時1・9・36コマ可能
 特徴
オプションなど
 マクロ(超接写)撮影可能、自動フェード・シャッター開角度切替・補助入力・ミキシング・トーンコントロール・録音モニター・マイクリモコン可能、セルフタイマー・インターバルタイマー・レベルメーター・タイプAフィルター・フィルムカウンター内蔵
 大きさ  252.5x113.5x59.5ミリ 2000グラム(電池込)
 定価  セット144500円 スナップケース 4500円 ギャゼットバッグ15000円
 

CANON AUTOZOOM 1014 ELECTRONIC

キヤノン オートズーム 1014 エレクトロニク 

 

OVERVIEW

キヤノンのサイレントSUPER8カメラの最高級機。

名前は「1014E」と表記されることもあるので注意して下さい。1014XL-Sの先祖的なカメラですね。

とにかく見た目でボタンやレバーが多くて、説明書無しだととまどうこと間違い無しの多機能機種。発売期間もわりと長かった人気機種。
レンズは レンズはF1.4の13群18枚構成、7?70mmのマクロ機構付き10倍ズームレンズ。ズームは手動電動両方アリ。電動は5秒か7秒のストローク選択式。フィルター径は58ミリ。

ごてごて付いているレバーやダイヤルはシャッター開角度調整と、巻き戻し関連のスイッチです。のちの1014XL-Sとは異なりマニュアル操作の度合いが高いのでご注意。できるテクとしてはシャッター開角度調整を使用したフェードイン、フェードアウト。巻き戻し機構を連動させてオーバーラップ、そしてXL-Sではできない二重露光。

撮影コマ数は1.18.24、そして54。54こまは左記標準撮影状態からレバーを押し下げるとびっくりするような音とともに高速走行始めます。
あと、フラッシュシンクロソケットあり。リモコン撮影可能。マニュアル露出可能。

てっぺんの赤いポッチはフィルター解除用ねじ。なくすと面倒ですのでご注意を。


使用感など


1014XL-Sとくらべるとちょっと暖かい感じの色かな。同じキヤノンだと思って2カメ撮影するとつながらないので結構びっくりしました。
グリップが細いのが難点。2キロ近いカメラを単三電池のケースをかねるグリップで支えるのは手が痛いです。後のXL-Sでは太くなっているのでクレームもあったのかもしれませんね。
シャッター開角度あたりの機構は非常に複雑ですので、しっかり覚えないと台無しにする可能性あり。(けいけんしゃはかたる)そんな点を除くと、人気機種であったことがよくわかる、よくこさえてあるカメラです。普段から持ち歩くのにはでかすぎますし、本格的な撮影をする際のメインカメラでございましょう。

なお、フォーカスメソッドはスプリットイメージがデフォルトですが、キヤノンでマイクロプリズムに交換してくれました。そのため一部流通している中古にはマイクロプリズム式のものがあります。現物を確認できないオークションなどでは、事前によく確認して買われるといいと思います。

 

 発売  キヤノン
 レンズ  キヤノンズームC-10 F1.4 7-70ミリ、10倍ズーム、電動ズーム式、手動ズーム式、マクロ切り替え付き
 ファインダー  一眼レフ式、視度調節可能、絞り数値、露出警告マーク、シャッター開角度量表示、フィルム、フィルム終了予告、フィルム給送ランプ表示付き
 焦点調節  スプリットイメージ(マイクロプリズムに交換するサービスがあったため、中古機では両方あります)
 露出調節

 TTL式の自動絞り。手動絞り付き

 エクタクローム64T対応OK

 撮影コマ数  1.18.24.スローモーション(約54コマ
 特徴
オプションなど
 マクロ撮影、シャッター開角度調節とフィルム自動巻き戻し機能によるオーバーラップ可能、フラッシュ同調撮影機能内蔵、リモコン可能、コマ数計、フィルムカウンター、バッテリーチェッカー、タイプAフィルター内蔵、折り畳みグリップ式
 大きさ  93.5*277*121ミリ 1990グラム(電池込み)
 定価  本体 143000円、ケース4500円、リモートスイッチ60が1000円、ラバーフード1500円
 

NIKON 8X SuperZoom

NIKON 8X SUPER ZOOM

 

OVERVIEW

初代のスーパーズーム8(1966年)の3年後にリリースされた、ニコンの2台目スーパー8機種です。
四角いボディは金属製で、かなり無骨なイメージです。

7.5mm-60mmの8倍のシネニッコールレンズ。10群14枚構成。f:1.8。手動/電動ズーム式。最短撮影距離は1.2mで、比較的室内でも使いやすい仕様です。

フォーカスあわせはスプリットイメージ式。とてもシャープで、焦点が合わせやすいです。f:1.8とごくごくノーマルですが、ファインダは比較的明るく室内でもなんとかOKです。

撮影コマ数は12.18.24fpsの3種類に加えて1コマ撮りも対応。
12こま撮影時は1/27秒のシャッターとなり露出不足時の静物撮影などに便利。18fpsでは1/40.5秒、24fpsでは1/54です。

1コマ撮りには、ケーブルレリーズが必要です。ファインダの下にあるレリーズ穴に差し込みます。この際EEはまったく作動しませんので、露出計測後は露出調節ノブをM(マニュアル)に回して露出を固定しておきます。

露出は、TTL方式。絞り目盛りはf2からしかありませんが、レッドゾーン手前がf1.8に当たるようです。
最小絞りがf16なので高感度フィルムを日中使用する際にNDフィルターが必要になる可能性もあります。
レンズ下の露出調整ノブで、手動の露出調節も可能です。
水銀電池H-D(MR9)系を二つ必要とします。詳しくは代用電池のページをご覧ください。
グリップは先代と違って太めになり、しっかりと握れます。折りたためるので収納性が高いです。
その他の機能として、露出の絞りきりを使ったフェード機能があります。

バッテリーチェッカーがわかりにくいので書いておきます。
本体上部のP/Mと書いてあるスライドボタンを使います。Pの文字を赤い線に合わせて(自分側にスライド)ファインダーを覗いて、絞り指針をチェック。◆印より右側に指針がくればOK。同様に露出用の水銀電池(代用品)の能力チェックは、Mの文字を赤い線にあわせて(撮影レンズ側にすらいど)、絞り指針が◆印より右側に来ていればOK。水銀電池と違い、代用品としてよく使われるアルカリ電池は結構消耗するので、チェックを心がけるとよいです(失敗者談)。
(2005 マディ)

使い勝手など

機能こそシンプルですが、通常の撮影カメラとして使う分には申し分ないと思います。
初代と比べてファインダー画面は大きく覗きやすい、グリップが折りたためるので、後続のR8やR10よりかさばらずに持ち運べます。全4機種しかないニコン機の中でも利点をしっかり持っています。

色の出は、少々黄色目を帯びることもありますが、比較的ニュートラル。色を強調していく海外のカメラとは180度性格が異なる、クールな印象です。
解像度はさすがニコンと言った感じでかちっとした画が撮れます。
構えやすいのもポイント高いです。

マクロは付いていませんので、ワイドコンバータは凹レンズ一枚タイプは使えませんけどフィルター径は52mmと一般的ですので市販のビデオカメラ用のワイコンが使えます。こっちの方が都合がいいかもしれません。

完動品であれば常用も可能だと思います。ただ販売期間が長いカメラだったので痛んでいる物もあります。購入の際には吟味した方がいいと思います。

このカメラによく見られる故障箇所
モーター駆動関係。モーターのトルクが小さいことと関係があるかどうかわかりませんが走行不良が見られることが多いです。

発売  日本光学工業(現ニコン) 1969年発売
レンズ  シネニッコールズーム 7.5-60mm 8倍ズーム 電動/手動ズーム 
ファインダー   一眼レフ式、視度調節可能、絞り数値、フィルム終了マーク表示付き
 焦点調節  スプリットイメージ
 露出調節

 TTLによる自動絞り。EE補正可能。手動絞り調節可能

(要水銀電池MR-9またはH-D型の代替電池2個) 

エクタクローム64T対応OK

 撮影コマ数  1.12.18.24コマ
 特徴オプションなど  リモコン可能 露出によるフェード可能
 大きさ  
 定価  



(C)2005 muddy orihara All rights reserved.

CANON AUTOZOOM 814 SUPER8

CANON AUTO ZOOM 814


 

OVERVIEW

キヤノン初の8倍ズーム搭載高級スーパー8機。

レンズはf1.4、7.5?60mmの8倍電動/手動ズーム。本体は四角くしかもごつい金属製で見た目よりもずっしり重いです。

露出は自動/マニュアル調整あり。露出用には水銀電池H-D型(使用説明書にはさらに古いナショナルM-1D型、東芝TH-MC型、Mallory RM625R型、Eveready E625N型、General No.625と指定されていますが同規格品です)を2個必要。今では水銀電池はありませんので、この電池を使ってください。

レンズコーティングのせいでしょうか、このカメラは色が豊かな画が撮れます。その色は1014E/814E群とも、1014XL-S/814XL-Sとも違います。

最初期のカメラですので、フィルム感度設定が非常に細かくそして幅広いです。

タングステン時 ASA25/32/40/50/64/80/100/125/160/200/250
デイライト時 ASA16/20/25/32/40/50/64/80/100/125/160

なんと!1/3段刻み!スーパー8の基本規格は2/3段とばしですから、さらに細かい!

そのため、スーパー8の規格にない、ASA125や200などの中間感度にも対応してます。よってエクタクローム64TもVISION2 200Tもまんま対応しますねえ。あくまでもスペック上ですが。

絞りを使ったフェードイン/フェードアウト撮影が可能です。巻き戻し機構はこの時期まだ開発されていないのでオーバーラップはできません。
撮影コマ速度は、12、18、24fpsに1コマ撮りあり。1コマ撮りは、普通の機械式ケーブルレリーズが必要です。

 

使用感など

持った感じはずっしりしています。なんと言っても最初期のカメラですから機構はごくごくシンプルです。
ファインダ内の情報もそれ以降のキヤノン高級機と比べると少ないですが、必要十分かと思います。

なんと言いますか、「ウルトラマン」本放送中にリリースされたカメラですからね、とにかく古いです。
しかし当家にあるのは相当オンボロにも関わらず、ちゃんと動きます。この時期のキヤノンならではの露出計のメカニカルな老朽化トラブルは見られるようですので、ここをまず重点的にチェックした方がいいかなと。
 250までの細かいASA感度設定は持っていますが、露出計が約40年経って正確に動いているかどうか分かりませんので、まずはチェック。

ちゃんとした品物を見つけることができれば、フィルム感度が柔軟にセットアップされますし、これは使えるカメラです。小細工の機能よりもしっかり撮れるカメラとして、使える一品です。

 

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