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ダブル8/レギュラー8 Archive

ダブル8/ダブルスーパー8フィルム両断用カッター

先日の東京8ミリシネマ倶楽部の例会で、ダブル8フィルムの話題が出て来ましたので、ふと思い出して引っ張り出したのが、このフィルムカッター。

cutter01.jpg

これは、旧ソビエト製のダブルスーパー8カメラの付属品で付いてきた、フィルムカッターです。

ダブル8フィルムを現像に出すと、現像された上にフィルムをまっぷたつに割ってリールに巻かれて仕上がり、となっていました。その2分割を自宅でやるためのお手軽カッターですね。

しかけは簡単です。この短い円筒形の中には刃が仕込まれています。片方の溝に16mm幅のダブル8またはダブルスーパー8フィルムを押し込んで引き抜くと、フィルムが切断されて左右に分かれ、もう片方の溝から8mm幅のフィルムが2つ出て来ます。

さて、試しにジャンクのダブル8フィルムを切断してみます。

cutter02.jpg  

白いのは、ガイドに使った8mm幅の既製品リーダーフィルム。どうも幅が合いません。つまり、8mmより小さい幅に切れてしまいました。もう片側のフィルムは当然、8mmより大きくなっています。何度やっても結果は同じだったので、中の刃の位置がずれているのでしょう。

また、一見まっすぐ切れているようですが少し幅にムラが生じています。フィルムの幅が不均一だと、映写画面が不安定になります。残念ですが、このカッターはこのままでは使えないものでした。

 

これはダブル8カメラだ! シネコダック60

CINEKODAK60

写真のカメラは、オオノ隊員がお持ちのダブル8カメラ「シネコダック60」。

オオノ隊員さんの解説によると、
> 世界初の8mmカメラは、1932年(昭和7年)に発売された「シネコダック20」。
> シネコダック60は、レンズ固定式だった20をレンズ交換式に改良した、いわばセカンドエディション。
> 日本では昭和10年頃に登場後、10年以上も販売されていた人気機種でした。
> かれこれもう60-70年ぐらい前に製造された機械なのですが、作りの良さは絶品です。
とのこと。

でっかいスプロケットが目立つこのカメラは、きちんと作られた機械が持っている美しさのようなものがあります。

ダブル8(レギュラー8)の見分け方

ダブル8/レギュラー8カメラがスーパー8やシングル8と一緒くたに「8mm」としてヤフオクにもいっぱい出品されてます。
もちろん、ダブル8(レギュラー8)は、マスではないですがフィルムも製造・ミニラボで現像が出来ますので使うことは可能ですがかなりコスト高です。
そして何よりも、シングル/スーパー8で映像をこしらえたい方には無用でございます。映像作家の山崎幹夫さんのブログ「山崎幹夫の映像制作ノート」でも指摘されてますが、うっかりすると間違えて買っちゃうかも知れません。
と言うわけで、ダブル8(レギュラー8)カメラとシングル&スーパー8カメラを簡単に見分ける方法を思いつくまままとめてみました。

マディ折原の思いつきだけのラフ原稿に、おなじみオオノ隊員さんのツッコミ入りの記事でお送りします。


●2-3本の撮影レンズがカメラ前面の回転板に取り付けられている。

→ほとんどダブル8カメラです。
例外は、
1.16(35)mmカメラと間違えている(ベル&ハウエル、BOLEX他多数)
2.ダブルスーパー8である。(BOLEX、PATHE)


●撮影レンズから見て左側面にゼンマイを巻くような大きなつまみが付いている。

→ほとんどダブル8カメラです。

[オオノ隊員]
スーパー8でぜんまい巻のものはロシア製のクオーツとベルハウエルパーペ
チュアルがありますが,フィルム装填の関係で,撮影レンズから見て右側面に巻
き上げハンドルが付いています。つまり,撮影レンズから見てぜんまい巻き上げ
ハンドルが右側面に付いていればスーパー8,左側面に付いていればレギュラー
8と言えるでしょう。

というわけで例外は、
1.16(35)mmカメラと間違えている
2.ロシア製のクオーツと、
ベル&ハウエルパーペチュアルは、スーパー8のゼンマイ駆動。

 

写真だけで判断するのは避けた方がいいのですが、やむを得ない場合のチェックポイントはこんなところです。

●本体に「SUPER8」とか「SINGLE8」とか書いていない→ダブル8の可能性高いですが、書いていないスーパー8機もあります。

●カメラの後方にふたがあり、そこに何かを入れられるようになっている。

→99.9%スーパー8カメラです。

●出品カメラの写真に、フィルムを入れるところが開けてあったとして、

・フィルム室の中央にカセットテープデッキの巻き取り軸のようなものがひと
つだけある →100%スーパー8カメラです。

・軸がふたつあって、平行ではなくてどちらかがレンズ側に寄っている
→ほとんどダブル8カメラです。
例外は、
1.16(35)mmカメラである
2.ダブルスーパー8である

●軸がふたつあって、平行に並んでいる。
・シングル8と書いてある→100%シングル8です

・シングル8とは書いていない→ダブル8です。

[オオノ隊員より]
●丸形あるいは角形の窓が撮影レンズから見て
ボディ右側に付いている→シングル8
左側に付いている→スーパー8。

●こま速度ダイヤルに16という数字があり18という数字がない。 →レギュラー8である。
例外はPATHEのDS8とロシア製25フィート巻DS8撮影機。


と言ったところでまとめてみました。ご参考下さいませ。

あたくしはダブル8は使いませんので、一台も持ってませんが、
かっこいいのが多いんですよね・・・カメラも映写機も。

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