Kodak 1922 Kodachrome Film Test


1922年に、コダックが試作していたカラーフィルムの映像。
この時代のカラー印刷物のような趣を持った、不思議な色合いが大変魅力的。
日本で言えば大正時代か。確かに大正時代のビールの看板とかによくみかけたような服装。

実際にコダクロームフィルムが登場するのはこのおよそ10年後。
まだまだ試作品だったわけだ。

しかし、コダクロームももう存在しない。唯一残ったコダクロームフィルムの現像所も、
現像は今年限りだ。

簡易テレシネの依頼 褪色したフィルムを「いい加減に」色補正した

5月に知人から頼まれていた8ミリフィルムのテレシネを、ようやくこの夏休みに着手した。

テレシネは完全を求めると底なしに難しい。
フィルム直接撮影型のテレシネをトライしてるが、微振動が抑えられず当家では実用まで遠い。

「高画質テレシネ研究 フィルム直接撮影型のテレシネその1」

でももうこれ以上お待たせするわけにもいかないので、簡易テレシネを採用した。

「簡易テレシネ」と言っても、当家にはテレシネ専用のオリテック映写機があるので、
18fpsを20fpsで撮るのではなく作品本来のスピードで映写して撮影している。フリッカーは出ない。

さて、依頼されたカラープリントフィルムは真っ赤っかに褪色してしまっている。

そのまま撮るか?

いやいや。ちょっと一考して、映写画面中でオートホワイトバランスのボタンを適当に押してみた。
赤みが軽減されてイイ具合になるのではと言う安直な発想だ。
(褪色は色のデータが失われているのでこういう方法は正しくない)

何回かトライし、赤一色だったモニタ映像に肌色や洋服の色が出た。
もちろんまだ赤いし全体のバランスおかしいけどけど見やすくなったのでまあ、コレでいいだろうと。

しかしそれよりも困ったのはレギュラー8フィルム。
昭和30年代初期のモノクロフィルムだが、湾曲と収縮がひどくて映写機にかかりそうもない。
どうやら依頼者はそれでも映写機にかけてみたようで、フィルムのアタマの方が穴だらけだ。

穴?これは映写中にフィルムが詰まったりして止まった時に、映写ランプの熱が長時間コマに当たることで溶けちゃったのだ。

さて、このゆがんだフィルムどうしよう…

 

r8_leaderfilm.jpg

 

小型映画1980年12冊拾い読みネタ探し その1超音波スプライサー

小型映画1980年12冊拾い読みネタ探し その1超音波スプライサー

ワタシにはあんまり役立たなかった1980年の12冊でありますが、
ちょこちょこ気になるミニミニ記事があります。

Metallic Splicer & Film Companyという会社から出ていた、
Ultrasonic Film Splicer。

つまり超音波スプライサーは、ポリエスターベースのフィルムを接着できるスプライサー。
テープを貼ってじゃなくて、溶かしてくっつけるタイプ。

通常、ポリエスターベースのフィルムは接着できないと言いますけど、
このように特殊な機材を使うと貼り付けることが出来るのであります。

このスプライサーは、35mm、16mm、8mmの兼用機だったそうであります。

富士フイルムの現像所にも超音波スプライサーがあるそうですので、
(以前現像がストップしたときの一回は、このスプライサーの故障によるもの)
これと同じようなものが他にもあったのか、はたまたこの機種かが、
あったのでありましょう。

ちなみに当時のお値段で約22万円。完全に業務用の機材でありました。

月刊小型映画1980年1月号の小さい小さい記事からのネタでした。

8ミリ映画をインスタント写真に焼く実験

8ミリ映画をインスタント写真に焼く実験出来ました。
elmoalbum01.jpg
オオノ隊員から説明書コピーを頂き、
は☆なさんにM-56映写機を貸していただき、
ある方から生産終了したフォトラマFI-800GTフィルムを譲っていただき、
nakanoさんからNDフィルタを譲っていただき、
ようやくであります。
800gt02.jpg
フィルムカートリッジの感度設定でっぱりを削って、
800magazine_cut.jpg
映写機にNDフィルタ貼り付けて、
ndfilter01.jpg
ndfilter02.jpg
準備完了。

間欠映写される映画のコマをストップボタンで一時停止して、
PRINTボタンを押すと、

がたっ

とインスタントフィルムが、出てきます。

elmoalbum.jpg

んでしばらくすると、写真のように像が浮かび上がってきます。
DSC00484.jpg
青いですね。なんか色温度がずれてる感じであります。
DSC00480.jpg
間にゼラチンフィルタが入れられるので、ここで調整出来るでしょう。
ともあれ、解像度的にはどうやってもこんなものなのでイイ仕上がりです。

ちなみに写真は私の甥ッ子。もう中学生であります。

改めまして、ご協力いただきました方々に感謝であります。

さて、これを見せびらかしにいこう。