
実験映画を観る会 VOL.16 原田一平回顧上映会 “フィルムを再撮影する映像詩人”

原田一平の初期作品は、ほぼすべてが家族にカメラを向けた映画であり、さらには家族が写ったフィルムを再撮影する点に特徴があった。たとえば代表作の『連続四辺形』は、かつて父親が幼き日の原田を撮影した8ミリフィルムと、現在の原田が息子を撮影した8ミリフィルムを組み合わせた作品である。原田の映画はパーソナルでプライベートな側面をもつ一方で、再撮影の技術を駆使した高度な技巧性をもつという、ある意味で対極的な性質が同居していた。今回は、2020年に60歳で亡くなった原田の、はじめてのまとまった特集上映となる。残された16ミリの作品で映像詩人である原田の映画を回顧する。
日時:2025年10月26日(日曜日) 14時から
上映場所:小金井市中町天神前集会所
〒184-0012 東京都小金井市中町 1 丁目 7-7
(武蔵小金井駅南口から徒歩約 14 分)
https://www.mapion.co.jp/phonebook/M13007/13210/21331137107/
参加資料代:1000 円(当日現金でお支払い下さい)
参加は予約制です。 予約フォームにご記入ください。
https://forms.gle/qSstWFgLTacPb2H6A
【上映作品(予定)】
『連続四辺形』1987年/16ミリ(オリジナル 8ミリ)/13分
『食卓の小さな扉』1988年/16ミリ/6分
『8m/m 家族』1988年/16ミリ/6分
『渚』1989年/16ミリ/25分
『武蔵野少年伝説』1990年/16ミリ/14分
『RAW WHITE』1991年/16ミリ/13分
『こもれび』1992年/16ミリ/12分
※上映作品は変更する場合があります
【スケジュール】
13:45 開場
14:00-16:30 上映、解説
16:30~16:45 休憩
16:45 トーク&質疑応答 (西村智弘)
17:30 終了予定
【主催】
日本映像学会 アナログメディア研究会
https://www.facebook.com/analogmedia
https://x.com/analogmedia2022
8ミリフィルム小金井街道プロジェクト
http://shink-tank.cocolog-nifty.com/perforation/
【協力】
宮原芽生
深田独
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