VISION3の500T版スーパー8登場…まずはPRO8から

コダックの映画用ネガフィルムの新商品、VISION3。
35mm版、16mm版はすでにアナウンスされていましたが、水由さんが持ってきた料金表には早々とスーパー8版が書かれておりました。
VISIONからVISION2に切り替わった時に比べて、「スーパー8版が出ますよ」と言うアナウンスが速いなあと言う気がします。ただ、発売時期はまだ未定でした。VISION2版の在庫との関わりなのでしょう。
そんなワケで、本家に先駆けてサードパーティからVISION3のスーパー8商品が登場することに。おなじみアメリカはPRO8社の商品。相変わらず素速いことです。

しかしVISION3は500Tだけなんですかね。VISION2の500Tで撮ったことありますが、さすがに8mmだと粒子が目立ちます。シンテルとか使ってシャープなテレシネをしようものなら、色を塗ったゴマつぶがわーっと動いて画を構成してる、そんな感じに仕上がります。時々CMやPVで見かけますが、インパクトの強い映像であります。使い方がちと限定される感じ。

そもそも、VISION2のスーパー8を使っている人はどれだけいるのでしょうかね。テレシネ用途、16mm以上へのブローアップ含め。
そして、日本では誰が使ってるのでしょうかね?

高感度のスーパー8フィルム、エクタクローム160Aの最大の用途は監視カメラ用でしたが、エクタクローム160A(絶版)→サーベイランスフィルム(業務用のみ。絶版)→VISIONと移り変わってきたスーパー8高感度フィルムはやっぱり監視カメラでの消費量が最も多いのか。

Kodak Surveilance Film
コダックサーベイランスフィルム。サーベイランス=監視ですね。監視カメラ用のフィルムで、一般には出回りませんでした。

いやいや、そもそもスーパー8の監視カメラの設置台数は10年前と変わっていないのか。

さらに、アメリカではどう使われているのでしょうかねえ。コダックの場合はお膝元アメリカとヨーロッパを見ないとどうにもこうにも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました