三軒茶屋KENの企画上映『CINEMA講座シリーズ』の合間を縫うカタチで大西健児さんのお誘いで成立した8ミリ関連機材のフリーマーケット、題して「8ミリ闇市」。2014年5月17日のレポートです。
よくあるボロ市的なモノではなく、今使えるカメラ機材を提供するのをモットーにして大西さんとマディ折原で持ち寄って見ました。
18時からの『CINEMA講座シリーズ』村上賢司氏による講座&作品上映のために集まったお客さんで夕方からは賑わいだして、いろいろな質問など飛び交いました。
大西さんは上映準備、ワタクシはお客様対応で忙しくなり、お写真は撮れませんでした。
さてワタクシの販売実績は・・・!持ち込んだ7台のカメラのうち4台をウリアゲました。
[売れたもの]
Canon 1014エレクトロニク
Sankyo EM-30XL
Fujica Z450
Fujica P2ズーム
[売れ残りのもの]
Fujica Z800
Nikon 8X
Canon AF 310XL-S
山のようなシングル-8フィルムと、コダクローム40とエクタクローム160は、大西さんの持ち込み。
当方は左の手前の白っぽいフィルム。ドイツの小型映画機材メーカーヴィットナー社の生フィルムを3本持ち込みました。そのうち、
WittnerChrome 200Dをウリアゲ。AGFAのASA200のデイライトタイプフィルムを採用したスーパー8カートリッジ。バリバリの新品。
当方は、余剰機材を片付けたい=有効利用して頂ければ幸いなのですが、このご時世に新たに8ミリ制作を志す人がどれだけいるのか?また、新たに始めるとしたら適正だと感じるコストはどれほどなのか?とか、いろいろと知りたいことがあります。
その裏テーマについては、カメラと生フィルムの販売を通して少し感じられたつもりであります。
つまり、まだ興味のある人はいる、ということです。
そして、もう一つわかったのは、2013年秋以降、シングル-8が終わってしまい、またそれに前後してスーパー8のカラーリバーサルフィルムがなくなっている。
1年前から環境が激変してしまった、8ミリ制作事情がすごく情報として貧弱になっていて混乱していると言うこと。
どうせ今までずっと情報提供ばっかりやってきたわけですので、マニュアル情報の整理をやろう、そしてそれは急務だ、と改めて確認したのであります。
やります。