シングル-8にマグネコーティング出来る英国の業者EVT Magnetics社

イギリスのEVT Magneticsは、ポリエスター製フィルムにマグネコーティングができる業者です。つまり、シングル8にコーティングできるのです。
もちろんメイン、サブトラック両方。さらに、スーパー8にもやります。

料金は、50ftロールあたり4ポンド強ぐらいなので、500~600円程度(レートは変動します)。

なんと富士のアフレコ仕上げとどっこいどっこいの低料金。

しかし、この会社、サイトありませんので検索してもほとんどネット上に出てきません。
そんな会社ですからカード支払いNG。

知人が、富士フイルムのマグネコーティング機械の復活を待ちきれずにここに依頼したところ、無事にフィルムが戻って来たと、写真を送ってきてくれた。

富士の純正アフレコ仕上げと、スーパー8映画ソフト、それからEVT社仕上げの比較写真になってる。

富士の純正アフレコ仕上げと比較して、

◎メイントラックが端っこぎりぎりいっぱいまで塗られている
◎サブトラックの幅がやや太く、パーフォレーションそばまで塗られている

という特徴があります。つまり、両方とも太めです。

この違いは何か影響あるものなのか。まだ録音してないということで現時点では分かりません。
ですが、そもそもこのEVTマグネティックス社、現在も製造されてるスーパー8の映画ソフト(DVDソフトと同じように、8mmフィルムで製造されてる販売用映像ソフト)のサウンドトラック部分を担当してますので、その技術にそんなに問題はないのではないか、と思います。
 
知人が今度は録音再生チェックをして、レポートしてくれるとのこと。
それでOKなようでしたら、改めてコンタクトとって見ることに致します。

なお、おなじみレトロさんも最近はこちらのお店を紹介するそうです。レトロさんのサイトにはいまだにシングル8のマグネストライプを請け負うように書かれてますが、取引してた業者さんが辞めちゃったそうで、今は受け付けてない、とのこと。

 

1月24日 東京8ミリシネ倶楽部定例上映会ではマグネストライプ実験実施

1月24日(土曜日)は、東京8ミリシネ倶楽部の定例会。

今回は上映会に加えて、マグネストライプ実験研究というおまけ企画を行います。

スーパー8フィルムに音声録音用の磁気トラックを貼り付けるのは、機材と材料があれば一般家庭内で十分可能です。

ただ、結構コツとツボどころがあるそうで、すぐにしっかりしたストライプが出来ないそうです。

というわけで、今回はマグネ貼りのベテランの方に手ほどきしていただきつつ、
新たに仕入れた磁気テープと新しい接着剤でのコツどころを見いだしていこう、という実験の会であります。

機材は、その手練れの方が改造したエルモマグネチックストライパー。

elmo_magne.jpgのサムネール画像

(↑これは私所有のジャンク品・未改造のエルモマグネチックストライパー)
 
磁気テープ貼り機としては、ホンナストライパーと並んでポピュラーな機種でしょう。

磁気テープは先日ドイツから輸入したもの。メイントラックもサブトラックも両方あります。

magne_main.jpg

(↑0.8mm幅のメイントラック用)

mag_sub.jpg

(↑0.45mm幅のサブトラック用)

エクタクローム64Tとコダクローム40はベースの加工がちょっと異なるそうで、
今回はエクタクローム64T用の接着剤にて、エクタ64Tに音声トラックを貼ります。

grue02.jpg

これら新しい接着剤と、初めて使う磁気テープ、接着剤が貼り付くのにかかる時間とかかっちり固まる時間とかきっと違うでしょうね。その辺を実験して探っていくわけです。

とにかくやってみて、それから研鑽していくという第一歩であります。
実験と挑戦、であります。

会員の方でなくてもT8CCの上映会には参加できます。詳しくは主催者の松田さんのサイト「素人による8ミリ映画の世界」のイベント告知をご覧下さい。

アグファ版のシングル-8の存在確認

やっぱり、アグファ版のシングル-8フィルムはリリースされていました。

以前、スペインの方から「1966年ごろに使った記憶がある」とコメントいただき、
また日本の某映像関係企業からもやはりリリースされていた、とご連絡いただいていましたが、現物の写真はおろか商品名すらわからないままで、どうにも雲をつかむような具合でありました。

 そのまま探索もせずに放置しておいたのでありますが、つい先日、ドイツの知人が、雑誌『Schmalfilm』(ドイツの老舗かつ現行小型映画専門誌。先日廃刊した『SmallFormat』はこれの英語版」の1998年11~12月号のバックナンバーから記事を見つけだして、送ってくれた。
  
 そこには、ずいぶんシンプルなデザインのアグファのシングル-8パッケージ写真が載ってた。
・・・やっぱりあったんだ。

 記事の内容は、「富士写真フイルム(現富士フイルム)が、アグファのダブル8用マガジンをぱくってシングル-8マガジンを開発したのではないか」といううわさを検証したもの・・・という、ディープ過ぎる検証(だそうです)。
 オチは「そんなことはない。それが証拠にシングル-8規格には率先して参画し・・・」と言う部分で、紹介されてるのがアグファゲバルト製のシングル-8フィルム、
 
 AGFA CT-13 Single-8
 
 なのであります。CT-13はTACベースのフィルムで、その厚みのために10mほどしか巻かれていなかったそうです。
 感度はASA16。あれ?ASA25が最低感度では?と思うかもしれませんが、ASA16はシングル8規格上存在する感度で、初代機種のP1もちゃんと対応しています。
 
 これで、P1のフィルムメーターの10m近辺に赤い印刷がある理由の裏づけができました。やはりこれはTACベースでかつ厚いフィルムのために、10mぐらいしか入らなかったアグファのフィルムのフィルムエンド位置を指し示したものなのですね。
 
 これは考古学ネタであります。この情報を現在に活かすとしたら、このシングル-8の現物を入手してフィルムベースを研究してみるということぐらいでしょうか。

ドイツの小型映画機材店Wittner cinetecからコダクロームの福袋

ドイツの有名な小型映画機材店、Wittner cinetec(Wittner Kinotechnikも同じ店)に注文した荷物が届く。

知り合いの方からのご注文まとめて共同購入したものであります。

wittnerfilm.jpg

写真上のまるいのは、スーパー8のマグネストライプ用の磁気テープ。
国内で買うと1本10000円ぐらいしますが、海外では1本2000円ぐらいです。
なんと1/5のお値段で言うことで、ずば抜けてお得。

コダックのラベルが貼ってあるのは、なんとコダクローム40。もちろん有効期限中です。
16mmの箱ですが入ってるのはダブルスーパー8版(100フィート)です。
中央ちょっと右側の丸いのはコダクローム40のダブル8版(25フィート)。

海外から物を買うときは送料が馬鹿にならないのですが、ある程度まとまると逆に便利だったりお得だったりします。日本で売ってない物もたくさんありますし。

新春早々、8ミリの福袋みたいな気分。一緒に買い物した方にお届けのダンドリして、
早く楽しんでいただけるように致しましょう。

小型映画雑誌smallformat廃刊号と突然復活Super8Today

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 ドイツの小型映画雑誌の国際版(英文)、smallformat誌の廃刊号が届く。

今まで買ってきた、smallformat誌は全部でこれだけ。

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ひとつふたつ抜けがあるかもしれませんが、ほとんど買ってると思う。定期購読にしてからはもちろん抜けはないです。しかしもう少し早めに定期購読してればよかったなあ。pdfファイルと印刷した雑誌両方が送られてくるのがかなり便利なのです。

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一方版元が変わるよーという連絡のあと、さっぱり届かなくなった米国のSuper8Today誌。
なぜか7号飛ばして8号が届く。

ページ数はsmallformatと同じくらいだけど、中身はどんどん大味に。この号では、小さい8mmフィルム玩具の改造法が載ってるのが少し面白いが。20年ぐらい昔、渋谷の東急ハンズにいっぱい売ってたんだよなーこれ。