8ミリフィルム専用現像機で30年前のシングル-8フィルムを現像してみた-その1-

 

8ミリフィルム専用現像機=インスタゲン現像機を使ってみる

かつてはムービーフィルム用の自家現像タンクがいくつも売られていました。
その一つがこのインスタゲン現像機(元々は米国の”Super8Daylight Tank”)。

幅8ミリx長さ50ftフィルム用なので、スーパー8かシングル-8が現像出来ます。

日本で8ミリフィルムの自家現像にチャレンジする方の多くは、普通の写真用の汎用の現像タンクを使います。

海外だとLOMO UPB-1Aという真っ黒な土鍋現像機をよく見かけますね。これは8ミリ/16ミリ/35ミリも現像出来るなかなかタフな奴。

では、S8タイプフィルムの専用機であるインスタゲン現像機の使い勝手はどうなんだろう?

テキストはほとんど海外にもありません。これはもうチャレンジするしかないっす。

(玄光社 月刊小型映画1980年6月号より引用)

インスタゲン現像機は、フィルムをらせんの溝が掘られたスノコ状円盤に巻き巻きして、隙間に薬液を均等に流し込んで現像するという仕掛けで、上記のLOMO UPB-1Aと基本的な構造は同じ。

もちろん光は厳禁なので全部暗所で作業しないといけない。つまりは手探りだけでできるようにならないとダメ。

というわけで練習。まずは日中でテストフィルムを円盤に巻いてみます。

…うーん、なんだか釈然としません。
こんなに隙間がバラバラではダメだ。

均一に巻けてないと薬液がフィルムに均等に触れないよね?現像ムラを起こすはずだ。

やり直し!

…前半はキレイだが後半はダメ。指さしているところはフィルムが重なってしまってるから、ムラどころか未現像になってしまう。ダメ!ダメ!

再度トライ。試しに目をつぶって巻いてみると…

うわ…テッテ的にダメ。全部が芯に巻かれちゃってる。

どうしたらいいのかな…先ほどの数少ないテキストである、月刊小型映画1980年6月号のコピーをもう一度読み込むと、ここで使い方がそもそも2つ、間違ってることに気がつく。

 

どうやら写真左下のように、

○下のらせん円盤+透明の上円盤を組み合わせた状態でフィルムを巻かないとダメ

○フィルムの巻き癖に逆らってらせん円盤の溝に巻き付けないとダメ

で、やってみると…これでしょう!この均等な隙間。コレでいいはず。

フィルムのおしりはサービスリールに巻き込まれていたところに強い折り癖が付いてる。ここはどうにもならないから巻き込んだら切っちゃうといいかもしれない。

巻き込み手順は分かった。あとはこれがダークバッグ内で作業できるように練習しよう。

 

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