「改造」カテゴリーアーカイブ

デジタルスーパー8カメラの完成?

衝撃!CANON 1014XL-SとPENTAX Q10の合体で誕生した、奇跡のデジタルスーパー8カメラ(・・・って呼んでいいのかしら?)!大胆不敵かつチャレンジ精神にあふれまくった本機をご覧ください。
去る014年3月29日、東京8ミリシネ倶楽部の例会に持ち込まれた、改造カメラ名付けてデジタルスーパー8?のフルセットがこれ。
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ろが本体。前左がフィルム室のふた。綿棒。ズームボタンのふた。グリップ。
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CANON 1014XL-Sのグリップと内蔵をえぐり出してあります。
そしてフィルム室に、PENTAX Q10があります。
1500円程度で市販されている金属製のマウントアダプターで取り付けられています。
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実際に使うためには、このようにフィルム室のふたをはずし、ズームボタンのフタもはずさないといけません。ちゃんと画像が出ます。
ズームボタンのふたをはずすのはそこにレンズの絞りがあるからです。絞りは綿棒で動かします。
元々ついていたグリップの代わりに、三脚穴にねじこむ自作のグリップが用意されています。
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元々ついてるファインダは使えません。液晶モニタを見ながら撮影をするほかありません。f1.4の10倍ズームってとても高価になるでしょうけど、この改造だと何千円かで済んじゃいます。
光軸もあわせてあるので、ちゃんと撮れます。1014XL-Sは1978年発売ですからなんと35年ぐらい前のカメラですがちゃんと撮れますよ。

ただ、つまるところようするに、このカメラはデジカメより後ろの部分を切り取ってしまっても問題ない・・・んです。
レンズの性能以外は、気分の問題です。ですが、東京8ミリシネ倶楽部にはこういうことを大胆にやってのける、工作の達人がいっぱいいます。
ご興味ある方は、覗いてみてはいかがでしょうか。次回は6月を予定しているそうです。
※このデジタルカメラは、PENTAX Q10ではなく、一代前のPENTAX Qでありました。訂正してお詫びいたします。

キヤノンT-1の電源ケーブル改造

 

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8ミリ映写機は電源用ケーブルが特殊で、新品は入手困難だから厄介です。ワタクシもうっかりキヤノンシネプロジェクターT-1のケーブルを無くして大弱りでしたが、ちょっと知恵を絞ったら汎用ケーブルが使えるようになってあっさり解決しました。費用はたったの100円。お困りの方、これが解決法ですよ。

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人気の高いキヤノンシネプロジェクターT-1(以下T-1)の電源コネクタはこんな丸い端子が三つの形状になっています。これは今はほとんど見かけない汎用性の低いコネクタですが、パソコンやモニターなどに使われてる、四角い金属端子が3つあるものに大きさもよく似ています。

正式な規格名は不勉強にて存じませんが、3極ケーブルと呼ばれることが多いので、本体側のコネクタと取り替えればいいのではないかと思いつきました。

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サイズを測って秋葉原に行くと、100円程度で交換用の部品がありました。
取り付けにはドライバーと半田ごてが必要です。もともと付いていた丸端子のコネクタをはずし、本体内部のケーブルを半田ごてではずして、新しい端子に取り替えて、半田をしなおします。ケーブルを全部で4本つけなくてはいけないので、間違えないように気をつけるだけで難しいことは何もありません。

はい、快適に動きます。T-1。しかしこれ随分と気合の入った設計でありますね。

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Sankyo OMS-880ST 高輝度改造

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三協精機の最高級ステレオ映写機OMS-880STを、メタルハライドランプ仕様に換装して超高輝度改造したもの。小型機種なので巨大なランプや冷却ファンなどの組み込みにあちらこちら改造が加えられています。

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2010年9月に行われた『東京8ミリシネ倶楽部』の定期上映会に、いつものELMO GS-1200 STEREOのメタルハライドランプ仕様改造機のバックアップとして持ち込まれた本機は、中型機ぐらいの大きさしかないランプハウス(映写ランプが取り付けられる空間のことをそういいます)をかなり強引に切り開いて、スプロケット(フィルム送りの歯車)がむき出しになるなど大胆きわまりない仕上がりになってます。

映写性能は上記改造版GS-1200STEREOと同じですが、ELMOのレンズの方がいいためにやや劣るとのことです。

インターバルタイマーを作る

シングル-8カメラでは一台も搭載されてない機能、それがインターバルタイマー。

インターバル撮影は、インターバルをあけて撮影することです。

ものすごいスピードで夜が明けたり、交差点の車があっという間に駆け抜ける映像。あれは通常の1秒18コマや24コマではなく、1秒に一コマとか、1分に一コマとかまばらに撮影して作ります。インターバルタイマーはそれを自動でやるタイマーです。

カメラに機能が無くても、一コマ撮りがカメラのリモートコントロール端子経由で可能な機種ならば、外部にタイマーをつなげばカンタンに実現できます。

8ミリカメラ用に販売されていたタイマーもありますが結構レア物件なくせに低機能なので、この際タイマーを作ってみましょう。

[インターバル撮影出来るシングル-8カメラは3機種しかない]

スーパー8ではタイマー内蔵機種はごろごろしてますし、外部タイマーを接続してインターバルで撮れるカメラもいくらでもありますが、シングル-8カメラではたった3機種しかありません。

 

フジカ ZC-1000(旧型もNEWもOK)
フジカ Z850 (Z800やZM800は不可)
フジカ ZX550(ZX500やZXM500は不可)

 

[電子工作のエレキット「リレー付き間欠タイマー」を買う]

amazonや秋葉原の電子部品屋さん、ホームセンターなどでもよく売ってる電子工作キット「エレキット」リレー付き間欠タイマー(PS-3041)を用意します。
これだけでは動かないので、追加で下記の部品を用意します。

006P(9V角形電池)1個
006P用電池スナップ 1個
ケース 1個
2.5mm径モノラルケーブル 1本

組み立てにははんだ付けの道具が必須です。
エレキットの説明書は大変詳しいので、それに沿って作ればOKです。

 

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ただ、キットだとACアダプター電源を採るようになっていて屋外撮影には使えませんので、006P(9V角形電池)電池が使えるようにします。

電池スナップ(バッテリースナップ)の結線はこちら。

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さらにひと工夫。キットの1MΩの半固定抵抗を、1MΩの可変抵抗に取り替えます。半固定抵抗だとシャッター間隔調整が面倒なので。

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キットではOFF時間(VR1側)とON時間(VR2側)が調整できますが、シングル-8カメラではON時間の調整は意味がないので、左に回しきって最短時間にしておきましょう。(nizoだと使い道がありましてムフフ・・・)

ケースはtakachiの高さ28mmの奴ですが、部品がぶつかるので35mmがイイと思います。素材が柔らかいので穴開けはカンタン。ON/OFFスイッチの溝はペンチでむしり取っただけ!ひどいやっつけ仕事です。

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ケースに無理矢理入れてはい、できあがり。なんて不格好!可変抵抗がでかすぎたので薄いケースで位置が・・・まあ使えればOK

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ZX550につないで、かしゃかしゃかしゃ・・・OK!さて、撮りに行きましょう!

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あ、「時代遅れのおかしなのが好き」さんがすでにこしらえてるではないですか!
詳しくはこちらをご参照下され。
http://8mmst.blog20.fc2.com/

水銀電池を不要にする改造サービス Spectra Film & Video社

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ベルビア50Dのスーパー8マガジン商品をリリースしてることで、日本でも一部におなじみ、
アメリカのスペクトラフィルムアンドビデオ社が、
露出計用に水銀電池が必要なスーパー8カメラを電池不要にする改造サービスを開始。

時々ebayではNIZOのカメラを水銀電池不要に改造して売ってる業者が出てきますが、
Spectra Film and Videoの場合、ニコン、キヤノン、NIZO(ニッツオ)、ミノルタ、Bolex(ボレックス)が対象になってます。
水銀電池の入っていたところに電子回路を埋め込むようで、電源は駆動用の単三電池と共用になるようです。

お値段は、195ドルとかなり高価です。

水銀電池の代用方法は当ブログでもいろいろと提示してます。
もっと安価に出来る方法がありますので、まずはこちらをご一読のほど。

水銀電池の代わりを探して8mmカメラを使おう

というわけで、この改造サービスはあんまりお勧めしませんが、情報までに。

ご興味ある方は、
http://spectrafilmandvideo.com/Cameras.html

 

リモコンで撮影してみよう! 1コマ撮影出来ないカメラで1コマ撮影?!

札幌にある「8mm専門店バンザイ」では、1コマ撮り機能のないカメラに差し込むと1コマ撮りが出来るようになってしまう便利なアタッチメントを販売しています。

サイトには「詳しい中身は問い合わせてください」と記載されているだけですので、中身はよくわかりません。
写真を見る限りでは、リモコン端子に差し込むプラグが、真っ黒けの本体BOXとコードでつながっているだけのシンプルな代物のようです。きっと、この黒い箱の中身がヒミツなのでしょう。

対応機種は、この二台です。

フジカシングル8 ZXM500
フジカシングル8 ZM800

これら2機種は、1コマ撮り機能を持っているZX550とZ850の前機種に当たり、
○電磁レリーズの機構を持っている
○リモコン撮影が可能

と言うカメラです。

これら2機種は、ZX550やZ850に比べて中古流通量が格段に多いので、容易に入手できます。1コマ撮影を望む方は要チェックかも知れません。

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さて、ひとしきり書きましたのでリモコン撮影ネタはお休みですが、

オオノ隊員さんから「ニコンR8&R10の特殊コネクタリモコンについてのレポートを」、と言われています。
でも、あんなへんてこなコネクタ、何がどうつながっているのか全然わかりませーん。

どなたかご存じの方いらっしゃいますか?

byマディ折原

リモコン撮影をしてみよう! 超簡単なリモコンの製作

リモコン撮影をしてみよう! リモコンの製作

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先日買ったケーブルとスイッチでちゃんとリモコン駆動するのがわかったので、今度はケースに入れてリモコンを作ってみましょう。すごく簡単です。

せっかく安く作るのですから、ケースはタダ!0円!徹底して安く参りましょう。
この丸いものは、ガチャガチャの殻です。最近は日本全国で入手しやすいし、基本的にゴミになるものですし、廃物利用でちょうどいいでしょう。

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用意する道具は、

カッター
はんだごて&はんだ
千枚通しとかドライバー
セロテープ

これだけ。はんだごてとはんだは、最近は100円ショップのダイソーでも売ってます。

殻を二つのパーツに分けます。
それぞれ穴が空いてるので、千枚通しとかドライバーとかつっこんでぐりぐりぐりと
穴を大きくします。カッターで広げちゃってもいいでしょう。
スイッチは、ねじ止めできるようになっているのでねじをはずして、先ほど開けた穴につっこんでみてねじ止め。

さて、半田付けする前にもう半球側にケーブルを通して、脱落防止用に結び目をこしらえておきます。不意に引っ張っても大丈夫なようにです。

半田付けです。被覆を剥くと、白いケーブルとその周りの電線がのふたつに分かれています。それぞれを必要な分だけ、お互いに混じらないようにネジります。
スイッチには二つある接点があるので、それぞれ電線をねじ込んでからはんだごてで固定。余ったケーブルは少し切り取っておきます。

念のためにハンダ付けしたそれぞれの端子をテープで絶縁しました。

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なんとなくユーモラスに仕上がりました。漫画に出てくる爆弾みたい。

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さっそくフジカシングル8 ZM800に突っ込んでRUNしてみました。
まんまるなので持ちにくいかなと思いましたが、あたくしの手にジャストフィット。

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まずは本リモコンケーブルを正しい場所に挿入。その後にシャッターボタンを押してRUNLOCKにしてしまいます。で、レリーズを押せばきもちよくしゃーっと動きだし、シャッターから指を話すとピタっと止まります。

さて、これはZM800の話。他のカメラだとどうなるのか?

試しに先日「素人による8ミリ映画の部屋」の松田さんにお借りしたフジカシングル8ZX250では・・・スタートは同じ感じですが、止まるときにゆっくり減速して止まる感じです。

これは、シャッター(レリーズ)の機構の違いによるものです。

以下次回。

リモコン撮影をしてみよう!

カメラから離れて、撮影スタート・ストップする場合に便利なのが、レリーズやリモコンスイッチです。

レリーズは、スチル写真撮影ではカメラブレを避けるためによく使われています。8mmカメラでも、このケーブルレリーズが利用できるものが数多くあります。また、このレリーズがないと1コマ撮影出来ない機種も数台あります。(フジカP500サウンドなど)

ケーブルレリーズが機械的にシャッターを押す、いわばシャッターボタンをケーブルでもって延長したような機械的な構造を持つのに対して、「リモコンスイッチ」は完全に「電気的」なものです。

カメラに「REMOTE」とか「R.C」とか書いてあればリモコン対応です。本ブログのガイドに「リモコン撮影」とか「リモートコントロール」とか書いてあるカメラがそれに当たります。
さて、リモコンスイッチ。カメラの説明書を見てもちゃんと書いてないので不安になりますが、一部の機種以外は、実はほとんどのカメラで共通の構造を持ってます。
これは買うとなんだか1200円ぐらいからします。しかし、こんなものは先ほどのレリーズと違ってあっという間に工作できちゃいますし、材料費もそんなにかかりません。

リモコン穴は、何となく共通のフォーマットになっています。これは2.5mm径のモノラルプラグと電線、そしてスイッチがつなげられているだけのものです。
2.5mmのプラグは、ipodなどで使われる3.5mmのミニプラグよりさらに小さいミニミニプラグ。

こんなの。
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この小さいプラグは、秋葉原で有名な部品屋の千石電商さんで買いました。
ついでに、最初からケーブルに取り付けられているのを買って来ちゃいました。1.5mのケーブル付きで200円。そして小さい押しボタンスイッチが73円。

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はい、300円以内で出来ちゃいます。

カッターで被膜をむいて、それぞれねじってスイッチに取り付ければ終わり。ショートするとダメなので、なんでもいいですから絶縁します。電気工事用のビニールテープでもいいですし、手許になければセロハンテープでもいいです。
とにかく、接続がきちんと出来ていて、両方のケーブルが絶対に触れないようになっていれば原理的にはOK。 ホントはハンダ付けして、きちんと絶縁してケースに入れて使わないとダメですが、とりあえず試しに二三回引っ張ってみて大丈夫そうなら実験してみましょう。

リモコン穴につっこんでみましょう。リモコン撮影のセッティングはカメラそれぞれで多少違いがあります。
一例として、フジカのカメラの使い方を。
まず、リモコンスイッチを差し込んで、その後にシャッターボタンをランロックしておく。そしてリモコンのスイッチを押すとしゃーっと動き始めます。Z800は、レリーズレバーを「RC」の位置に回す必要があります。

また、フジカZ850やZX550は例外中の例外。
この2機種は、リモコンスイッチがないと1コマ撮影が出来ません。

と言うわけで、リモコン撮影についてでした・・・まだ続きます。