Pro8社のパッケージ(写真協力:オオノ隊員)
エクタクローム100Dは、ASA100のデイライトのリバーサルフィルム。
もともとスチル用フィルムでしたが、最近は16mmや35mmの映画用フィルムとして使われているようです。
で、これをスーパー8用に裁断穴開けしてカートリッジにつめて、販売している業者があります。
ひとつは、米国のPRO8。
もう一つはドイツのWittner Kinotechnik。
これ、カートリッジの感度設定ノッチがASA40になっているために、そのまま普通のスーパー8カメラに装填するとASA40として認識されてしまいます。
PRO8社の製品には、パッケージに
“Auto Exposure Cameras will read as asa40″(自動露出カメラはASA40として読み取ります)と注意文が書いてあります。
「自動露出」と言うのが誤解を招きそうですが、要するに「フィルムの感度設定が、カートリッジのノッチによって自動的に設定される」という意味だととらえておきましょう。これを明示しないで販売しているお店もありますので要注意です。
しかし、フィルムの感度設定が手動で出来るのはボリューなどのごく一部のカメラを除いてほとんど存在しません。
このフィルムは、大半のカメラでは使えないのか?
いえ、そんなことはありません。
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