山崎幹夫さんのブログを読んでましたら、興味深いことが書いてありました。
山崎さん宛てにレトロさんから届いたメールにCINEVIAを指して「これはお遊びのようなものです」と書いてあったそうです。
レトロさんにとってはシネビアってお遊びなんですか?
だったらサイトにも「お遊びです」って書いてくれればいいのに。イタリア製のMUPLET映写機のように、「おもちゃです」とか「お遊びです」って書いておいてくれればすぐにわかったのに。その代わりに、「現存する全シングル8カメラでチェック」とか、「どんなカメラでも安心して使えます」て書いてありますので、アタクシもテスト撮影レポートしてるわけですがねえ。
【でも、ベルビアはいいフィルムだと思う】
しかし、使われているVelviaというフィルムはさすがプロ向けと言うことだけあって、良い画が出てると思われます。
まだ映写テストしていないので「思われます」と書きましたが、フィルムを光にかざしてみる限りでは、R25Nとは随分違うよい色のノリ。ううむ、こってりとそれでいてくどくない色が載ってる。シャープネスも良さそうです。
他の方が撮ったものは見ていますので良いのは分かってましたけど、自分の手で撮ったのがこういう風にあがるのか・・・。これはなかなかよいなあ、と言う感想でございます。
うちに帰りたいなあ・・・。
1990年頃に富士写真フイルム内でもシングル8に採用しようと実験されたぐらいですから、これは良いと技術陣も考えていたのでしょう。
(・・・PETベースのフィルムに塗りつけて、ちゃんとしたシングル8商品としてリリースされていたら、もっとシングル8の商品寿命も長かったかも・・・)
コメント
スーパー8では複数の機種を使いましたが、カートリッジの不具合は一度も有りませんでした。
シングル8はAX-100でフィルムが硬く巻かれて途中で止まってしまう事故が2度ありました。
もともとマガジン自体になんらかの問題を抱えていたのかも知れません。
そこへ、厚さの違うアセテートフィルムですから何かまずい事が起こっているのかも知れません。
レトロさんもその辺の所よく研究して不具合を無くして行って欲しいものです。
実際シングル8は無くなってしまうのですから、シネビアに頼るしかなくなって来ます。
それとも、お遊びと言う事は今後本格的にポリエステルベースのフィルムまで作ってゆく計画でも有るのでしょうか。