今、8mmフィルムで撮影された劇場用映画が公開中です。それも2本も。
一本は、『世界はときどき美しい』(御法川修監督作品)。
昨年11月のフィルム文化を存続させる会のレポートでもちらっと触れましたが、撮影監督の方が見せてくれた短いフッテージは、とてもはかなくそれでいてみずみずしさにあふれた大変に美しい映像でした。
ほとんどすべての既存8mmフィルム製品を使ったとの事でしたので、8mmフィルム映像の可能性のサンプルとしても見ることができるのではないでしょうか。
東京・渋谷ユーロスペースで公開中。4月7日から名古屋シネマスコーレで公開。
公式サイト:http://www.sekaihatokidoki.com/
もう一本は、『ポリス インサイドアウト』。
これは、ロックバンド・ポリスのメンバーであるスチュアート・コープランドが取りためた膨大なスーパー8フィルムを編集構成した作品です。(qumanos様ありがとうございました)
公式サイト:http://thepolice.jp/indexp.html
両作品とも、もちろん8mmフィルムだけでは成立せずにいっぺんHDにテレシネした上で加工をしてるとのことでした。
8mmは最新の技術と組み合わさる事により、これらの作品のように新しいアプローチを見せてくれています。
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