今でも買える8ミリ特撮本『特撮SFX大全科』

日記
特撮SFX大全科 秋田書店刊 竹内義和著

 

2012年現在でも「8ミリ特撮映画の作り方」を紹介した本が、なんと新品で売られています。それは秋田書店刊『特撮SFX大全科』。

1984年1月20日刊行の本書は、ブームだった特撮映画を新旧問わず紹介してる300ページの子供向け図鑑本です。
なんとその内10パーセント近い、25ページも割いて、概略ではありますが8ミリ特撮映画とその作り方を紹介してるのです。

取り上げられてる8ミリ映画作品は、一瀬隆重『ウルトラQ No.29 闇が来る!』『理想郷伝説』、堀内祐輔『アステロイド・クイーン』、庵野秀明『帰ってきたウルトラマン』など、本書刊行の数年前に話題になった、大作の8ミリ特撮映画の数々。メイキングのスチルが結構たくさん掲載されてます。

特撮SFX大全科より

FUJICA Z600を使った特撮シーン。リアプロジェクションとエリアルイメージ合成機。雑誌『宇宙船』にも同じ写真が載っていたように記憶してます。

『スターウォーズ』や『スタートレック』などの輝かしいSF映画の数々の紹介の合間に「君も出来る!」と書かれると、大変にわくわくするのであります。

スターウォーズの冒頭の撮影シーン。特撮SFX大全科より

というわけで、8ミリは夢の映像を紡ぎ出す魔法の道具なのであります。

しかし、28年前の本がなんで初版で、しかも新品で買えるのか不思議であります。秋田書店の大全科シリーズはほとんど今でも新品で買えるのがナゾ。

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