コダクロームの今後の現像と、海外現像への挑戦

肝心の現像はいつまで行われるのでしょうか?
日本のコダックでは日取りを明らかにしていないのですが、ヨーロッパでは2006年の9月に終わり、と言う噂がよく流れています。つまり、スイス・ローザンヌにあるコダックの現像所での現像はそこで終わり、という事のようです。

ところで、今ローザンヌに送るとなんと一週間で戻ってきます。

kma464p_front_big.jpg

あたくしが使っているコダクローム40は写真にある、ヨーロッパで販売されていた現像料金込み&現像用封筒付の「KMA464P」と言うナンバーの商品。
これは、撮影後に普通に日本の郵便局で売っている切手240円分を貼って普通のポストにポンと投函すれば、現像されてあたくしのおうちのポストに届いているという、なまけものには最適のシステムです。
全世界的に現像が殺到しているのでしょうか、日本→スイス→日本で月曜日に投函したら翌週の月曜日に普通郵便で届いている超スピード。おまけにこの手軽さではものぐさに拍車がかかりまくりです。シングル8の現像をヨドバシカメラに持って行くよりも遙かに手軽でした。最初のフィルム入手には手間がかかりますが、実製作にはどんなフィルムよりも楽ちんなのでした。

そんな大変に便利な「現像料金込みフィルム」システムは、コダクロームのムービーフィルム一般にあったサービスで、16mmやダブルスーパー8でも同様のサービスがあるのです。
しかし、コダクロームのムービーフィルムの代替品として登場したエクタクローム64Tなどではこのサービスは撤廃されています。あたくしは残念至極、と言うレベルですが、そんなサービスが当たり前だった欧州では、結構なブーイングがあったのです。
聞くところによると、ドイツではエクタクローム64Tのランニングコストはコダクローム40より高くつくそうで、なるほど不満は二重、というわけです。

さて、コダックのスイス・ローザンヌでの現像が終わってしまった後、どうしても現像したい場合はどうしたらいいのか?
ここに、唯一の救いがあります。

K-14 Movies.com

これは、いろいろなフィルムの現像サービスを行っているアメリカの
Dwayne’s Photo

の映画用フィルム専門現像部門です。(コダクローム現像は現在こちらで受付 2009)

この会社は、サイトのトップにこのような文を載せております。

We will continue offering processing for all types of Kodachrome film INCLUDING Super 8 film. As long as Kodachrome film remains available in 35mm and 16mm formats, we intend to offer processing for ALL formats of Kodachrome film.

訳)私たちは、スーパー8を含むすべてのタイプのコダクロームフィルムの現像処理を提供し続けます。コダクロームフィルムが35mmや16mmのフォーマットで利用可能な限りは、すべてのタイプのコダクロームフィルムの現像処理を提供し続けるつもりです。

・・・と、大変に頼もしいマニフェスト。
サイトにある料金表を見ると、スーパー8の50ftカートリッジだけでなく、200ftカートリッジ版、ダブルスーパー8、そしてどこかの業者がこしらえてるダブル8/レギュラー8版、16mm版のコダクロームまで現像サービスが設けられております。
おまけにこの会社は、エクタクローム64T(スーパー8)とエクタクローム100D(16mm)の現像もしています。
64Tの現像代は9ドルで、返送代が最初の1本は5ドル、1本加わるごとに25セント追加という、かなり良心的でリーズナブルなご様子。カード決済だけでなくmoney order(国際郵便為替)での支払いも可能ですから、カードのない学生さんも利用可能でしょう。

海外現像には不安がつきまとうと思いますけど、よく考えれば今までもカメラ店からケイジェイイメージングが集めたフィルムを、レトロ通販が中継してドイツ・アンデックや米・プロ8に送って現像されていたのですから「海外現像」である事には代わりはありません。
一部の海外の現像所の現像トラブルが発生しているのは耳にしていますし、実際にあたくしも体験がありますが、挑戦してみる価値はありそうです。
ちなみにあたくしはK-14movies.comを使ったことはありません。まずは手持ちのコダクローム40はこしらえ中の作品で使い切ったら、スーパー8についていろいろ海外の現像所の利用を試してみたいと思っております。

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2件のフィードバック

  1. 体験者 より:

    コダクロームを5本ほどアメリカのDwayne’s Photoへ郵送して現像したことがあります。私の撮影が下手なので、色再現性は判断できませんが、少なくともsingle8を調布の富士フィルムで現像した時と変わらない仕上がりでした。傷もまったくなく信頼できると思います。たしかぴったり2週間後にもどってきました。

  2. マディ折原 より:

    コメントと貴重な情報ありがとうございました。そして大変コメント御礼が遅くなりまして恐縮です。
    その後、dwaynes’については何件かご連絡をいただきました。ポイントは処方が違うために発色がやや異なる、この点のようですね。対応が丁寧なのが好感が持てる、という報告もありました。
    今後とも貴重なご体験などコメントいただけましたら幸いです。

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