いたずらには使えない「カセット8ムービー」

2006年4月17日 | By muddy orihara | Filed in: 映写.

野村トーイ「カセット8ムービー」
カセット8ムービー
超小型で気軽に持ち運べる映写機はないでしょうか?
町なかの、たてものの壁にアレな映像を映写してぱっと逃げる、そんないたずらをしたいなあと。まるでピンポンダッシュみたいなたわいもないいたずらですが、これに適した機材がないかなあと探してます。
持ち運びの映写機といえば、今までに8mm玩具の「くるくるてれび」や「ミニクル」を取り上げていますが、あれらは、あくまでものぞいている人一人が楽しめるもので、「持ち出し可能な映写機」というよりは、それこそipodの第五世代や、オリンパスのeye-trekなどに近いでしょう。あくまでお子様一人用の玩具でしかない、と思います。
でも、おもちゃでいいから小さい映写機ってないものか、追撃して探していたらこんなものを見つけました。
これは、今はなき野村トーイ社製の「カセット8ムービー」です。今までに紹介した8mm玩具よりも一回りぐらい古い商品。
写真にあるのは、8mmフィルムが収められているカセットだけで、映写時は小型の映写機である「カセット8」本体にはめ込んで使います。これは電球で映写するタイプですが、使っているのは「豆電球に毛の生えたようなもの」で、大きく上映はできません。くるくるてれびなどと違い、フィルム送りは手動です。クランクを回す必要があります。
ポータブル映写機として使えるかどうか?なのですが、結果から言えばこれは「もっとも不適切な映写機システム」です。
まず、豆電球の光量が小さいのは言うまでもないでしょうが、フィルムの走行方向が逆、という決定的な不具合があります。
このフィルムは、画面サイズやパーフォレーションこそ、シングル/スーパー8規格ですが、走行方向がまるっきり逆なのです。
ですから、カセットに入っていたフィルム、「宇宙怪獣キングギドラ」(『三大怪獣地上最大の決戦』1964年)と『変身忍者嵐』(同名TV番組。1972年)を、通常の映写機用のリールに巻き取って試しに映写をしてみたら、
目の前で、破壊された町並みがもとの姿に戻って行っちゃいました。
いろんなカセットがあったようだ
これでは、使い道がありません。本体を入手するのはやめました。
さて、そんなこんなでいろいろと昔の8mm玩具について調べていたら、意外なものにぶつかりました。
長くなるのでまた次回に。


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