CINEVIAはお遊びのようなモノなんですか?

 山崎幹夫さんのブログを読んでましたら、興味深いことが書いてありました。

 山崎さん宛てにレトロさんから届いたメールにCINEVIAを指して「これはお遊びのようなものです」と書いてあったそうです。

 レトロさんにとってはシネビアってお遊びなんですか?

 だったらサイトにも「お遊びです」って書いてくれればいいのに。イタリア製のMUPLET映写機のように、「おもちゃです」とか「お遊びです」って書いておいてくれればすぐにわかったのに。その代わりに、「現存する全シングル8カメラでチェック」とか、「どんなカメラでも安心して使えます」て書いてありますので、アタクシもテスト撮影レポートしてるわけですがねえ。

【でも、ベルビアはいいフィルムだと思う】

 しかし、使われているVelviaというフィルムはさすがプロ向けと言うことだけあって、良い画が出てると思われます。
 まだ映写テストしていないので「思われます」と書きましたが、フィルムを光にかざしてみる限りでは、R25Nとは随分違うよい色のノリ。ううむ、こってりとそれでいてくどくない色が載ってる。シャープネスも良さそうです。

 他の方が撮ったものは見ていますので良いのは分かってましたけど、自分の手で撮ったのがこういう風にあがるのか・・・。これはなかなかよいなあ、と言う感想でございます。

 うちに帰りたいなあ・・・。

 1990年頃に富士写真フイルム内でもシングル8に採用しようと実験されたぐらいですから、これは良いと技術陣も考えていたのでしょう。

(・・・PETベースのフィルムに塗りつけて、ちゃんとしたシングル8商品としてリリースされていたら、もっとシングル8の商品寿命も長かったかも・・・)

 

ZC1000&コダクローム40撮影の映画『虹の女神』

 ビデオSALON9月号をぱらぱら見ていたら、熊澤尚人監督の写真が載ってた。よく見たらZC-1000を持ってる。

 何やってるんだろうと思ったら岩井俊二プロデュース・熊澤尚人監督の新作映画『虹の女神』のプロモーションの一環で、PFFで何か語っていたそうです。

 PFFでシンポジウムをするとは聞いていたけど、こういうことだったんだなあ。

 ビデオSALONの記事によると、「『虹の女神』劇中劇の「THE END OF THE WORLD」という作品は、コダクローム40をZC1000に詰めて撮られた」との事。  本編は普通に(シネアルタかな?)劇場用フォーマットで撮られていて、中で使われる映画だけがZC-1000で撮られている、と言うことのようです。

 全編ZC-1000ってわけではないんですね。ちょっと拍子抜け。でも、それにしたって気になります。8mmを使った劇場用映画なんてそんなに数はないのですから。
 古くは大林宣彦の『転校生』とかね。最近だと、元々8mmだった『闇打つ心臓 Heart,beating in the dark』とかね。そういえば、『転校生』って、8mmマニアの尾美としのりのアニキ役って中川翔子の亡父である中川勝彦だったような気が・・・

閑話休題。

 しかし、熊澤は随分手間のかかることをやったもんです。学生時代にシングル8のモノクロ現像ものとかはやってたけど、手間の掛かるコダクローム40のハンドロードなんてやってなかったはず。一体どういった風の吹き回し???

 ・・・ああ「岩井俊二が学生時代そうしてたように」と書いてあります。岩井さんはそうしてたのか。

 しかし気になります。どんな感じに仕上がってるのか。今度出会ったら聞いておきたいですね。つーか作品見ろよアタクシ。

 『虹の女神』のサイトのトップには、上野樹里がZC-1000を抱えている写真が貼られています。その持ち方だとやたらと重いよね、ZC-1000。


【これってアセテートフィルムのシングル8マガジン装填だ!】
 

 なんと長い見出し。
 そういえば、ずっと研究しているVelviaのシングル8マガジン商品と、似たようなシチュエーションですよねこれ。
 厚めのアセテートベースフィルムを、本来薄いポリエスターベース用であるはずのシングル8カメラで駆動する、と言う点に於いては同じですよね。

 ふと記憶をたどってみると、「コダクローム40のシングル8マガジンへハンドロード」ってのは実はそんなに珍しいことではなかったです。
 小型映画にもちょくちょく出て来ましたし、誌面以外であたくしも事例を聞いたことがあります。

 そしてさらに思い出すと・・・思い出せません、コダクローム40だと走行トラブルが起きて困った困った!とか・・・全然聞いた記憶がないのです。ないものは思い出せません。

 Velviaと条件的には似たようなモンであるにも関わらず、です。でも結果が違うと言うことは、何か原因があるはず。
 もしかしたら、この比較をすることにトラブルの原因究明の糸口があるのかも知れません。 厚さが違うとか?材質が違うとか?それとも製造上の問題とか?

しっかし、ぱっと答えは出せません。まだデータ不足です。 

 本来ならば、製造販売元であるレトロさんが一番データを持ってるはず。レトロさんも、原因究明をこのポイントからやってみてはいかが?
 「どのシングル8カメラにも安心してお使いになれます」ってホントに胸張って販売出来る品物になったほうが、お客さんもお店にも得になると思うのですがどうでしょ?

 とにかく、今のままだと怖いですモンね。  それにしても、熊澤君の映画はきちんと撮れてるのだろうか?ZC-1000は途中で止まったりしなかったんだろうか?ガーガーとでかい音で走行したりしなかったんだろうか?

film club blogのケータイ版こしらえました

学生さんだと学校やご自宅でしかPCが使えないんです!と言う人もおられるようですね。

てなわけで、どれだけ需要があるか分かりませんが、ケータイ版もこしらえてみました。今までですと、古めのi-mode機種とかですと読めませんからね。フルブラウザ対応機種なら問題ないですが。

専用URLになります。

http://www.muddyfilm.net/k/

最後のスラッシュ(/)を忘れずに。ケータイの「k」が付いてると覚えてくださいませ。

カメラガイドまでは参照出来ませんので、あくまでも「ケータイ版」。携帯出来る程度の情報量でございます。

ご感想等ございましたらお寄せ頂ければと存じます。

Velviaの現像上がり

Cineviaの現像があがったので、引き取りに行きました。シングル8カートリッジ版は富士写真フイルムの袋入り、スーパー8版はコダックの袋入りでした。  しかし、CINEVAってコダック関係ないんじゃないのか?と思ったりしますが。 三ヶ月ぐらい前にエクタクローム64Tあがりの際には富士写真フイルムのリールでしたが、今回の現像上がりはTAYLOREEL社製のものに代わっています。 TAYLOREEL http://www.tayloreel.com/ このTAYLOREEL社は、何種類か8mm用のリールのラインアップがあります。 50ftリールはこれが現物です。  肉薄でやや心許ない感じもありますが、ドイツ製のものに比べて柔軟性のある素材なので、割れにくいかも知れません。結構大丈夫そうです。 50ftの他には、200ftとか400ftのリールも作っています。 SnapCoverというのもありますね。文字だけでは特定できませんけど、たぶん昔のイマジカ(旧:東洋現像所)や小西六のフィルムに付いてた、リールのカバーのことなんじゃないかなあと思っています。 ただ、製造メーカーにありがちで、ロットがまとまらないとダメなようです。特に50ftリールは単位ロットがでかいですね。 富士写真フイルムは現像終了を見越して、もう50ftのサービスリールの製造(というかプラスチック業者への発注)は終えてしまったと風の噂に聞いてます。 そのためかどうか知りませんが、レトロさんがサイトのトップに50ftリールが不足してるので協力して欲しいような書き込みをしていた時期がありましたが、TAYLOREELで一安心というところでしょうか? これから見ます。

コダクローム現像はまだスイスに送れるぞ!

 

 

実験映画作家の太田曜さんから、とても大事な情報をいただきました。

欧米のルートのみで発表されていた、スイス・ローザンヌでのコダクローム現像受付期間が9月25日まで延長された件ですが、日本からの直送も受けて貰えるとのことです。

 

フィルム一本に付き、現像料+返送代で15スイスフラン。
窓口のご担当のお一人は、Maria.Razakarivonyさんという方だそうです。

maria.razakarivony@kodak.com
電話:41-21-63-10589

太田さんも、急ぎ現像したいフィルムがあったために、お知り合いの映画作家さんからこのご担当さんの名前と連絡先を聞いて、アクセスされたそうです。

これで、少なくともあと数週間は全世界で2カ所、日本に住む私たちが依頼できるコダクロームの映画フィルムの現像所があるということですね。しかも、片一方は純正現像です。

ところで、日本の窓口に出すと今はどうなってるのでしょう?
とりあえず日本のコダックが発表していた日限はとうに過ぎてますので、受付できないということなのか?

発表されているかぎりではそういうはずなのですが、実際にはどうなのでしょう?
あたくしも最近は海外に直送しちゃうので、今の日本からの状況がわかりません。
ちょっと前に聞いた限りでは、

・各店舗からケイジェイイメージング(旧コダックダイヤミック)がフィルムを集める

・埼玉:ケイジェイイメージングで内容確認・再袋詰め分類など

・錦糸町:レトロ通販に届けられ、アメリカのK-14(Dweyne’s Photo) に送られて現像。

※以下、順路は逆に店頭へ現像後戻ってきます。

なのですけどね。

8mm film resourse directoryは9月8日頃まで

当「film club blog」の前身である、

8mm Film Resourse Directory

というサイトは4月頃に閉鎖しております。上記のリンク先は、現在のブログへの転送機能のみを持たせてあります。
しかし、この転送用ページも9月8日頃をもちまして、閉鎖する予定でございます。

ブックマークなど、以前のURLのママで転送機能をご利用されている方などは、そろそろ更新がよろしいかと存じます。

これからは当ブログ一本!で参ります。お楽しみならびにご活用いただければ幸いです。

マディ。 

VelviaのSingle8版4thTest -不具合報告-

先日の記事には、多くのお声を戴きました。
そして、CINEVIAでの撮影時の不具合を体験された実例をお寄せ頂いております。ありがとうございます。
下に、かいつまんでまとめさせて頂きました。

「匿名」様のコメントより要約:

○ZC-1OO0
・5秒ほどで異常音をたててフィルムが停止した

○P100
・最後まで撮影できたが、カット終わりに負荷が掛かったような音がした

ドイツの知人からのメールを要約:

○P2
フィルムカウンターが動かない。しかし、カメラとフィルムどちらの問題かまたは両方の問題か分からない。
・入れ直したら復活した

tetuzin88様からのメールより要約:

下記の三機種での撮影と現像結果をお寄せ頂きました。
まず、この三機ともR25Nでの撮影には問題がないそうです。

【撮影時】
○ELMO 8S-600
・フィルムをしっかり入れたが回らない
入れ直したら回ったので撮影したが、シングル8フィルムと違う心許ない音がして5秒ほどで停止
・再度入れ直すと動くが変な感じ
逆転撮影はできない。順転に戻すとバリバリとイヤな音を立てて停止
その後数度試すが回らない。

○AX100
・回転音がガタガタと響く

○Z800
問題ないようだ

【現像上がり】
○8S-600
・コマ数が9コマ程度に落ち込んでいる
・よく回ったと思われるカットもピンボケや真っ黒画面でまったくNG

○Z800
全カット問題なし

○AX100
・8S-600の後に撮ったカットは写っていない
・Z800の後に撮影したカットはよく写っている

◆まとめ
・Z800とAX100は十分使える。8S-600はダメ。
・きちんと撮れたカットの発色は良い。

というご報告を頂きました。ありがとうございました。

不具合が起きる可能性というのは、
機種に依存するもの、カメラの個体の状態に依存するもの両方があると考えられますが、tetsujin88様のご報告とあたくしのテストを比べるとちょっと差があります。少なくとも重なるZ800、8S-600、AX100については個体差の問題の方が大きいような気も致しますが・・・まだ結論を出すのにはデータが少なすぎます。

tetsujin88様も書かれておりますが、発色は良いとのこと。あたくしもVelvia 50Dと言うフィルムは、やや人工着色的なキライはあるにせよ、ラチチュードも広くてステキなフィルムだと思います。フィルム自体の製造が終了してしまったのが残念なくらいです。

ですから、安心して使えるモノならば使いたいのですが、現状ではやはりカメラテストのためのテストをしなくてはいけないフィルムであることには間違いがないようです。

今回の結論:

テスト記事も4つ目ですので、対処についてだけ2つ結論をまとめておきます。

CINEVIAのシングル8版は、R25NやRT200Nで問題なく撮影出来るカメラであっても、きちんと撮影できるとは限らない。

CINEVIAのシングル8版は、最低1本は自分のカメラで使えるかどうかテスト用に費やす必要がある。

いまだに原因の究明には至りませんが、この2つだけは心得ておきたいと思います。

まだあたくしのフィルムの現像はあがりませんので、このレポートは続けて参ります。
体験談をお持ちの方は、お寄せ頂ければ幸いです。

AGFAのSingle8FILMがあったそうです

6月3日に書いた記事の
海外からSingle8の問い合わせはしばしば。

に、先日thiloさんという方からコメントとして貴重な情報をいただきました。
詳細はコメント文を読んでいただきたいのですが、AGFAはシングル8に参入せずに事前に撤退したというのは間違いで、アセテートベースのシングル8フィルムをリリースしていたとのことです。


thilo様、ありがとうございます。
不勉強で申し訳ないです。リリース当時の一時資料や実体験についてもっと探索しないといけません。

ただ、あたくしがAGFAは発売をしなかった、と書いたのは富士のサイトの記載から引っ張ってきたのではなくて、他の資料・・・宇野眞佐男氏の著書だったか小型映画の別冊か富士の広報資料か・・・要するにナニを参照したか記憶がはっきりしないんですが、書物に載っていたのを記事を読んでなのです。間違った資料だったのか、それともあたくしの記憶違いか、この辺もしっかりとただしておかないといけません。
まずは、AGFAお膝元のヨーロッパの8mmマニア連中にちょいと聞いてみます。

そしてthilo様、読者の皆様の中でも、AGFAのシングル8についての情報をもしお持ちでしたら、コメントやメールなどでお寄せいただければ幸いです。

 

70年代初期アメリカのビデオアート誌”RADICAL SOFTWARE”が面白い!

70年代初期アメリカのビデオアート誌”RADICAL SOFTWARE"が面白い!

あたくしはビデオが大好きです。ビデオ映像が大好きです。進歩しているメディアですから、その時折の技術による表現の違いがあります。そして、そのそれぞれが魅力的なのです。

 何年か前に再放送されていたTBSのドラマ『ありがとう』の薄い色なんか、今だったらどうやったら出せるのかとても知りたいです。
 さらにさかのぼって60年代の映像には、ライトでハレーション起こして輝度が反転しちゃっているようなのを見かけます。あれ、わくわくします。異質な映像世界ですよ。あれ今の機材ではどうやったら撮れるのだろうかと。きっと、非力な撮像管を採用したカメラでないと撮れないのでは?でも、そんなのくたばっちゃってるしなあ・・・
 くたばってしまったと言えば、デジタルのHD規格に押しだし喰らったアナログのHDVSの映像も好きでした。映画『帝都物語』(1988)の合成はまだ稚拙でしたが、もとの画質は結構好きだったんですよ・・・。


 統一I型オープンリールデッキって、自己録再でも再生が怪しかったりするので閉口しました。
 90年代頭はAMIGAをいじってたので、そろそろ廃れてきていたU-MATIC(3/4インチ)が何とか中古で二束三文で手に入れられる時期にならないかな、とじっと待っていたものでした・・・。

 VIDEO TOASTERはビデオエフェクタみたいなものですが、それの超先輩格とも言えるフェアライト社のナントカというおもちゃみたいなエフェクターも、古いエンジニアさん曰くすごく曖昧で面白かったよとのことなのでぜひいじってみたいなと思うのです。

 数年前によく出ていた、9800円ぐらいのフラッシュメモリ式のビデオカメラも大好きです。あの、コマの落ち方具合が好きです。あ、ケータイのムービー機能も大好きです。ザクティも欲しいです。
 DVX-100AやHDVはちょくちょくいじってますので、今度はAG-HVX200をぜひ。シネアルタも仕事で使いました。

ビデオはもっともっとえぐくなって欲しいなあと思っています。


閑話休題。
あたくしは全然存じませんでしたが、70年代の頭にアメリカでは”RADICAL SOFTWARE”なるビデオアート雑誌が存在していたのだそうです。

RADICAL SOFTWARE
http://radicalsoftware.org/e/index.html

ここには、そのバックナンバーがpdfファイルでアップロードされています。
いやー、70年代の雰囲気タップリです。まだ、数年前のフラワームーブメント以降のおサイケな感じを所々に見せつつも違うものへと変わっていく感じが見て取れます。

ビデオアートに興味のない方にも楽しめると思いますので、ぱらぱらとめくって・・・めくれませんが、クリックして読んでみてはいかがでしょうか?

Velviaの8mm版商品3rd Test -悩ましいなあ-

フィルムがまだ残っていたので、できる限り撮影してみました。

まず、フジカZX550。

先日の動かなくなった個体とは違います。ZX550は当家に2台あるのです。
先日使ったのは都内某大学の映画サークルOBから長らく借りているものなのですが・・・
(Yくん、もう後輩は使いませんって言うけど、返した方が良いんじゃないの?)

んで、もう一台は正真正銘あたくしの私物です。このように、当家には所有が曖昧なカメラが何台かあります。

ついでに、電池も入れ替えました。前回も新品ですがそれとは違うパッケージを開けて。メーターで1.54V以上出ている奴だけ8本選んで(ま、大抵超えてるんですが)、内4本を待機させていざスタート。 


[フジカZX550(2nd)]

さて、今度はどうでしょう。
音はやはり大きく聞こえますが、先日の個体ほどではありません。
で、今回はあっさりクリア。テストの4カットを全部撮り終えちゃいました。

となると、借り物のZX500に問題があるのかも知れません。 ですが結論はここで出しません。

さて、どんどん撮りましょう。

・・・もしかしたらカメラが動かなくなると言うトラブルは、サウンドカメラだから起きるのでしょうか?!と思いつきました。根拠は・・・ありませんが。

(根拠はないです。ただフライホイールがあるし、サイレントカートリッジとサウンドカートリッジの時のテンションの違いの調整とか駆動系にいろいろ難しい問題を実ははらんでいるのではないかと・・・あくまで妄想ですよ、こんなの。)

まあいいや。思いついたことは試してみましょう。さっそく他のサウンドカメラの登場です。

次にご登場は、ZM800。
ZX550がZXM500の改良版ですから、ホントならばZXM500で撮りたいところですが、無いから代わりに。ZM800はZXM500の兄弟機種ですしね。

[フジカZM800]



さて、CINEVIAではやはり音が大きく・・・というかですね、音が低くなりました。モーターが回る音が全体的に低くなってます。その一方で、間欠運動するクロー関係の音がより大きくなってます。

もしかして、これって・・・回転が遅くなってないか・・・そんな気がします・・・気のせいかも知れません。ただ、今まで音が大きくなってる事にばっかり気を取られてましたが、間欠運動の間隔が開いているような気がするのです・・・。

そんなことを思いながらテスト撮影をしていると、最後の4カット目でトラブル発生。

カメラが途中で止まっちゃいました。

シャッター押してるのにも関わらずぱったりと止まりました。もう一度押すと今度は動きますが。

続いてR25で比較撮影。この時は問題なく4カット完走しました。


フジカの同系統サウンドカメラの3台中2台で走行トラブル・・・うーん。 サウンドカメラには何かあるかも知れませんが、結論めいたことは言えません。

 さて、次行きましょう。ここからは、単三電池二個しか使わない小型カメラです。この手のカメラの方がより顕著に影響が出るかも知れない・・・あくまでも出るかも知れないですよ。当方カメラの内部をよく知ってるわけではございません。ましてやモーターとか電気とか・・・全然知識ありませんから。

そしてついでに、意地悪なネタを考えました。
1.4V程度の電圧の使い古し電池で駆動してみるのです。ぎりぎりR25Nで撮影出来るのを確かめてから、CINEVIA撮影をしたらどうなるか?

[エルモ8S-40T]


これまた、先日のエルモ8S-600と同じようにCINEVIAのASA25設定での撮影になります。私事ですが、この機種は一時期好んで使ってましたが夜間ほとんど撮影不能になる暗いファインダーに辟易して今はあまり持ち出しません。 ですので、けっこうしばらくぶりの登板なのです。

さて、CINEVIAの駆動音は・・・音が低くなると言うことはありませんが、クローの音が大きくなる気がします。これはやっぱり厚いフィルムのせいなのでしょうかねえ。

1.4Vのヨレヨレ電池に入れ替えて、R25Nで回してみます。あー、R25Nでも音が少しスローになってますね。でも一応回ります。
さて、これでCINEVIAに入れ替えて・・・あはは、全然動きません。これは無意味な実験だ。

[フジカAX100]


お次は富士の小型機。これもASA25設定での撮影になります。ちなみにAX100は海外からの問い合わせが一番多いです。こんなシャッターボタン押すだけのカメラの何について質問してくるのだと思いますよね?でも何だか細かいことをよく尋ねてくるのですよ。海外の人のねちっ・・・熱心さにはホント頭が下がります。特にドイツの方。

先に1.4V電池実験をしてみると・・・R25Nでも回らない!ので、もう少しイキのイイ電池に入れかえ。さて、R25Nでなんとか撮影出来るのを確認してからCINEVIAに入れかえ・・・あはは空回りみたいな音がする。フィルムは全然動いてませんが。このままだとやばそうなのですぐにやめました。

バリバリの電池に入れ替えてCINEVIAとR25N撮影。もともとこのカメラは、音を抑える工夫が何もされていないので盛大に鳴りまくって・・・区別が付きません。

ちょっと生産的ではないので、この意地悪な実験はここでやめました。一つ結論は得られましたからね。

[フジカPX300]


昔よく、かわなかのぶひろさんを見かけることがありましたが、大抵これで撮影していました。きっとかわなかさんのお気に入りなんでしょう。

閑話休題。

走行音の違いはあまり感じられませんでした。


[フジカP2ズーム]

P2ズームやP2は、元来モーターが初速からフル回転で立ち上がる感じではなくて、次第に音が高くなる・・・つまり、だんだんと回転数があがっていくような感じに聞こえるカメラです。
この動き方は他のカメラにはあまり見られない(PX300もちょっと似てますが)動き方なので、どうなるか見ものでしたが、

あっさりとCINEVIAのフィルムエンド。こいつのテストは未遂に終わりました。

【一つの結論】
ここで一つの結論を出しておきましょう。

“CINEVIAは、バリバリ新品の電池でないとまともに撮れない可能性がある。”

これだけは言い切ってもいいでしょう。

そして、CINEVIAを上手に使うためにはいろいろと準備とか心構えが必要そうです。

前回も書きましたが、本撮影の前に自分のカメラでちゃんと撮影出来るかどうかチェック撮影が絶対に必要。R25Nで使えているからOKというわけではなさそうです。

さて、大体コレで手持ちのシングル8カメラも使い果たしましたから、あとは現像に出しましょう。現像後にどんな結果が、出るか。