コダクローム最後の純正現像版到着

フィルム

延長されたとはいえ、結局9月25日でスイス・ローザンヌの純正現像所のコダクロームの映画フィルムの現像受付は終了。

これは、太田曜さんに「早く出さないと間に合わないぞ」とお尻を叩かれた後もまだダラダラと撮影していたロール。
結局、ポストに投函したのはなんと9月21日。さすがに間に合うかどうか半分どきどきしていました。
でも、半分は勝算があったりしました。
というのも、ここ最近は月曜日に投函すれば翌週の月曜日に現像が上がってポストに入っていたからです。だから、4日もあれば余裕でローザンヌに届くだろうと高をくくっていたのです。(まあ、それにしても万が一事故があって・・・と心配ではありました)

最後の最後で、郵送はローザンヌからではなくてレネン(RENENS)のKodak Photo Service SAの宛先になっていました。おまけにこんな堅い封筒に入って。これははじめて。このあたりなんかコダックのサイトに書いてあったような記憶もありますが忘れました。

この一週間前にもう一本届いていたのですが、それと併せて見てみると・・・
なんだか色がヘン。カメラは毎度おなじみのNIZO 156マクロなんですが、まるで褪色したフジクロームみたいに写っているところがあります。
なんだろこれ?最後だから品質が落ちた?まあ、理由はさておき今までちょいと見たことのないコダクロームでございます。

この二本は、最後のコダクロームを最後に使うわたしと言う私的なドキュメンタリ映像でございます。できればはさみを入れないでばーっと見せられないかなと思っているのですが、常識で考えれば編集しなくちゃならないようなNGカットの連続。我ながら見せるのがちとつらい。でも、これで強引に見せちゃうというのもある。とりあえず自分の中で納得できるようになるまでちょっと寝かせよう。なんつったって最後のコダクロームですからね。最後の。

・・・最後?

あれ、もう一本出てきた。生フィルム。未開封で8月までの奴。

・・・どうしよう。

コメント

  1. オオノ隊員 より:

     色がヘンですか・・・私の最後のコダクローム40は,8月27日にレトロ通販に送り,9月14日に受け取った家族旅行を撮影した5本でしたが,有終の美を飾るにふさわしい,きれいな仕上がりでした。まあ一応これが一般撮影用としては最後なのですが,実はコダクローム40サウンドカートリッジがあと2本あります。これは最終ロットのもので購入後ずっと冷蔵保存してきた最後の残りです。過去にサウンドフィルムで撮影した作品のタイトル撮影用に残しています。同じ音質,同じピント面でつなぐためにはサウンドフィルムで撮影しないといけませんので。本当はもっと早くタイトルを描くつもりだったんですが・・・・。同時期に購入したサウンドカートリッジで一昨年撮影しましたが,大分有効期限を過ぎているのに色調的には特に問題ありませんでした。さすが,外式のフィルムです。
     それと,16ミリ用コダクローム25が3本と,レギュラー8用のコダクローム25(製品名シネクローム)が3本ありますね。これも今年中に撮影しないと・・・貴重なフィルムだけに,被写体を色々選んでいるうちに時間がたってしまったのでした。

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