フィルム文化の会シンポねた『世界はときどき美しい』は全編8mm撮影で美しい!

フィルム文化を存続させる会シンポジウムネタ
『世界はときどき美しい』は全編8mm撮影でめちゃくちゃ美しい!

http://www.701-creative.com/tokidoki/

この映画は、全編8mm撮影。
フィルム文化を存続させる会で、ちらっとさわりだけを上映したのですが・・・

いやー、びっくり。

シンポジウムに来られていた撮影監督の芦澤明子さんの言葉に依れば、、
御法川監督の企画にこれは8mmで撮った方がいいと勧めたのはご自身だったそうです。

フィルムは、フジクロームR25Nから、エクタクローム64T(現場ではエクタクローム、とかいわれてませんでしたので、VNFの可能性もあります)、モノクロフィルム、光量の足りないシチュエーションではVISION2を、と言うことで7種類の8mmフィルムをシチュエーションに応じて使用している、とのこと。全部で7種類のフィルムが同居する劇場用映画!前代未聞ですよ。

 見せていただいたのは、ほんのちょっと。青々とした植物の葉っぱをとらえた数ショット。

「これが富士の緑なんです。コダック(エクタクローム)では、また違います」と、芦澤さんの言葉。

 これはフジクロームR25だとよ言われて、ひっくり返るような色の鮮烈さ。そして「手に取ると壊れそうな美しさを表現するために使った」と言われたその画全体が持つ質感が目の玉に訴えてくるもの。

 撮影後にもちろん加工はしているわけですが、逆に言えば加工に耐えるわけです。フィルムで撮影されたものをデジタルで加工した結果、両者のいいとこ取りになっている。よく言われる言い方で言えば、1+1が3と言うか・・・なんか別なイイものを生んでる感じ。

 それは今の時代だから出来る、技術の架け橋ですねえ。

 会場から、8mm用のフィルムスキャナーが欲しい、と言った声がありました。連番の静止画ファイルで吐き出せるようなものが、と。
 技術的には何のハードルもないですよね。手製の機械で、AKIOさんも似たようなことをずっと研究してますし。
 デジタルで加工できる場にフィルムを置くというのは、1+1が3になること以外にも、きっと両者の短所を補完しあうこともあるのだと思うのです。ホラ、単純な話でフィルムの編集とか録音の事とかもね。

 うーん、コレ見ちゃうと、「あー、シングル8死んじゃうのはもったいない!」とホントに思います。
 あーもったいない。もったいない。シングル8もったいないおばけが出ます。 

 誰にでも分かる、美しさとはかなさを持ったこの映像を、あたくしは見ます。そして、是非メーカーさんにも目にして欲しいなあと思う限りでございます。

もらったチラシの上映会の日時とか全部書いてみる1

上映会とかイベントでもらったチラシで、どこかに「8mm」とか「8ミリ」とか書いてあったら、連絡先を書いてみることにしました。なんかの役に立つでしょう、きっと。

おまけにチラシ見た感想を書いてみます。まるっきりとんちんかんでしたらコメントで注釈いただければ幸いです。



川口肇映像古典【人造の時間】

日時:2006年12月16日(土)
場所:スペースneo

プログラムA “粒子の眼底” 15:00-16:30
プログラムB “人造の時間” 16:45-18:15
プログラムC “自走する言葉” 18:45-20:20

各プログラムには、それぞれ下記のような一文が添えてありました。

・粒子/ノイズ/プロジェクション、機械の生理。
・自動生成される「現実」の模造品
・語ることによって変質する「物語」、そして「現実」

サイトの説明に寄りますと、長時間露光(スローシャッター)で8ミリフィルムに光を描いたり、再撮影することによって映像の粒子を氾濫させたりと言う技術を使った映像のようです。”電子ノイズに埋もれたビデオ”とありますので、ビデオ映像もあるのだと思います。

詳しくはこちらのサイトをご参照あれ。

川口肇映像個展【人造の時間】


アンダーグラウンド・フィルムの金鉱

場所:大阪 プラネット+1
日時:12/2 12/3 12/4


作家でたどる70年代/80年代?映像のモダン/ポストモダン
中村雅信・中島崇・居田伊佐雄の三作家の60年代末から最近までの作品を上映・紹介。ちらしの裏に並んでる作品の説明を読むかぎりではとてもおもしろそうです。
場所は東京は・・・は終わっちゃったので、大阪プラネット+1。
主催は上記の映画館に加えてイメージリングス。というわけで、URLはイメージリングスにしておきました。

イメージリングス
http://www.imagerings.jp


neoneo座のチラシも入ってました。

12/13の「短編調査団」は地下鉄ネタ。当方鉄道マニアの気はまったくありませんけど、地下鉄って魅力的ですよね。これはどんな感じなんだろう。

記録映画と言うか、ニュース映像は以前仕事で山ほど見たことがあります。

http://www.neoneoza.com


PERSONAL FOCUS 2007

3分間8ミリフィルムフェスティバル Vol.20

パーソナルフォーカス2007 応募作品募集

福岡のフィルム・メーカーズ・フィールドが1978年からずっと行っているイベントのひとつ。3分間または50フィートの8ミリ作品を無審査で上映するものです。

連絡先は、メールか個人宛だけみたいなのですが書いていいのかな。チラシもらった人だけにとか絞ってある可能性もありますね。


小金井市公民館本館主催 市民映画

小金井を8ミリ映画にしてみよう!


だけどどうやって?興味引かれますね。
アナログの手触りを楽しみながら、小金井の風景を8ミリ映画にしてみませんか?という市民講座のひとつだそうですよ。
小金井には友達もいたし、知らぬ場所ではございませぬ。楽しそうです。

第一回(1/13) 「8ミリ映画を観てみよう!」
第二回(1/27) 「8ミリカメラで撮影しよう!」
第三回(2/3)  「撮影した8ミリを現像してみよう!」
第四回(2/10) 「できあがった8ミリ映画を観てみよう!」

で、講師になるのが太田曜さんと水由章さんのお二人。
フィルム文化を存続させる会」でもご活躍のお二人でございます。

URLは書いてませんけど、連絡先が公民館なので書いていいでしょう。

主催・申し込み:小金井市公民館本館 市民講座係
TEL:042-383-1184
FAX:042-387-1226
応募締め切り:1/10

家で眠っている8ミリ機材やフィルムがあれば講座で使用させてください、とあります。

 


Makino Takashi Film Exhibition Vol.5

with Yamauchi Katsura


牧野貴さんという方の、上映会のチラシもいただきました。

おー、音楽担当のうちのひとりがジム・オルークだ。びっくり。今、日本にいるのですねえ。ソニック・ユースしか知らないあたくしにゃそんなこと書く資格ないかも。
前衛的な音楽家って日本好きなのですかね?前、ジョン・ゾーンも高円寺だかに住んでましたよね。ジョン・ゾーンはSM映画好きとのことでしたが、8ミリはどうだったんだろう?暴力的な8ミリ映像は、もしかしたらもしかして、しっくりくるかも知れません、でございます。

立ち返って牧野貴さん。プロフィールを読んだら、ブラザース・クエイに音楽と照明を教わる、とあります。
いやー、ますますわからなくなってきた!?どんな人なんだこの方は。

企画構成は牧野貴さんと、UPLINKの鎌田英嗣さん。
あー、ようやっと存じ上げている方が。ほっとしました。カマダさんその節は大変お世話になりました。また何かやらせてくださいな。

チラシの表側はなんか光が漏れてにじんでいる写真。きっと、きれいな光がいっぱいあるのでしょう。きもちいいかも。

勝手に思いつくこと書き殴ってみました。ここまで書くなよオレ。

牧野貴さんのサイトはこちらのようです。
Makino Takashi Web Site

 

GS-1200用クオーツ・パルスシンクロ制御用ユニット!

先週の日曜日に、一部だけ機材を引き取ってきております。
重くて大きいものが多かった自作機材の中で、ごくごく小さいものがありましたので1つだけ持ってきました。



本体には「エルモGS-1200用シンクロボックス」と書いてあります。

エルモGS-1200用シンクロボックス?
本体前には「QUARTZ」って書いてあります。その横には「スタート」「ストップ」って
ボタンが付いてます。

裏側には、RCAピンのIN-OUTがあって、説明書きで「DATのPHONE出力につないで」と書いてある。



本体から出たDINの6ピンケーブルは、エルモ方式(エルモフィルマチックサウンド)のパルス同調用の端子と同じ。他には電源すらいらない。


これはもしかして・・・!!!!!

さっそく我が家にある、ぶっ壊れたGS-1200の背面に6ピンケーブルを差し込んで、映写制御用のスイッチを「ESS」に切り替え。電源入れてFORWARDボタンを押してスタンバイ。

いざ、QUARTZスタートボタンを押すと、



カタカタカタカタ・・・

小気味よく、オンボロ映写機が動き出しました。
これ、使えそうですよ!
当家のGS-1200はぶっ壊れているのでこれ以上は検証出来ないのですが、いい傾向です。

今後いろいろと問題になるであろう8mmの音声問題にも一つの解決策を提示することになるかも知れませんです。あー、ちゃんと動くGS-1200で検証がしてみたい。

 

[これが何の役に立つのか?]

ぶっちゃけていいますと、こいつがちゃんと動けば、

◎マグネ録音時の精度があがります。

◎いい音で上映できます。

◎マグネストライプにトラブルがあっても、これで音を出すことができます。

(うまく動けばマグネストライプなくても大丈夫かも。実際には手動での調整が多少必要になるはずですが)

GS-1200は、おそらく今後も上映会のたびに活躍する映写機です。それのツールとしてこんなものがある、というのは1つの福音ではあります。

まずはこれがどんな状態のGS-1200でも等しくつかえるようなものなのかの確認。そして使い勝手の確認をしたいと思います。それが済んだら・・・次のステップですね。

 

ちょっとはしょりすぎましたので、ご興味のある方はこの辺をご参照くださいませ。

エルモフィルマチックサウンドのこと

フジカパルスシンクシステムのこと

フジカSH30入手!さあパルスの実験だ!

 

フィルム文化を存続させる会2回目-上映会のかんそう文-

11月24日金曜日、駿河台のアテネ・フランセ文化センターにて、午後2時半から、フィルム文化を存続させる会の2回目のイベントが開催されました。

今回は、前半の上映プログラムは全部消化できたのでかんそう文を書きます。

1発目の香川まさひと監督『青春』。
香川まさひとさんといえば、『バスクリンナイト』を思い出します。この短編『青春』は、くすくす笑って観てました。一挙手一投足、ものすごくいい間で全部楽しかったです。うふふ。

2発目は手塚眞監督の『HIGH-SCHOOL-TERROR』。
手塚さんのブログには『学校の怪談』先駆けとありますが、シンポジウムでは『お茶の子博士のHORROR THEATER』の原形であると語ってました。
ちなみに、『お茶の子?』は1981?82年放送のテレビ番組『もんもんドラエティ』のワンコーナー。手塚さん扮する”お茶の子博士”が、『世にも奇妙な物語』のタモリよろしく毎週登場し、自作の8mmホラー短編映画を紹介し放映してました。殺人鬼や不気味な化け物が、8mmの荒々しい映像を伴ってお茶の間の団らんにしれっと侵入してくる暴力性と異質感によい子たちは度肝を抜かれたものでした。

お茶の子の一本の倍の尺がありますが、映像的アイディアもその倍ちゃんと入ってるのですね。ホラー短編として成立してて、さらにそれを外側から観てる感じの入れ子構造。この立ち位置というか視線のバランスみたいなのは、その後の手塚さんのホラー作品でもたまーに見えたりしますけど、短編ならではの軽やかなまとまり感がとても気持ちよかったです。(ホラーできもちいいと言うのもどうかしてますが)

3発目は、『0×0』風間志織監督。
実はあたくしPFFの切り抜きを採っているのですが、残ってる奴でもっとも古いのはこの作品が上映された年の奴だったと思います。
当時あたくしが夢想していた映画に似た手触りがあったと言うのがすごく驚きでございます。あたくしは作っていないので誰も比較も対照もできないのでここで書く価値はないのでこの程度でやめておきます。
しかし1つだけ。風間さんとは年が余り変わらないのですが、感じるところがときどきあ、同じ!と思うのはやっぱり似たものを見て育ってきたと言うことなのでしょうかねえ?

4発目は、『この道はいつか来た道』浅野秀二監督作品。
浅野さんは以前お会いしたこともあり、あの方がこれをこしらえていたのか!と驚きの体験がひとつ。・・・ってさらに個人的な話してどうする。
どんどんやばい方に転がっていってしまうスラップスティックコメディなんですけど、経路がまっすぐでなかったりとか、ころころとキャラが動いたりとかして、細部についてはどうも予測を裏切ってくれるのが楽しい楽しい。
報道が絡んでくるところがあるのですが、これの受け取られ方とかがものすごくパーソナルなものになってます。実際そうなんですけど、これを大きな映像フォーマットでやるとかなりすかすかに見えたりして嘘付きにくかったりします。でも、戯画として画の中にちゃんとサイズそろえて収まってる感じがしました。これも8mmと言うメディアの特性なんだろうなあと思ったりしました。

フィルムの映写は、山崎幹夫さん。山崎さんは上映担当されるときはすごく寡黙です。

上映後は休憩時間をはさんでシンポジウムなのですが、その中身はたぶん長くなるのでまた続きで。

今日は8mmフィルム関連イベント2つあります その2

素人による8ミリ映画の部屋」の松田さんが代表を務める、東京8ミリシネ倶楽部の定例上映会が本日午後6時30分から開催されますです。

以前もご紹介させていただきました、超リラックス環境での上映会。
飛び入りウエルカムの間口のひろーい会なので、一度覗いてみては?

 以下、転載です。

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東京8ミリシネ倶楽部(略称T8CC)

  8ミリ関連のホームページも多々ありますが、Q&Aや掲示板での質問では機材中
心であり、映像制作については分からない事も多いと思います。以前小型映画誌が発
刊されていた頃でも8ミリクラブが多数存在したのはそんな理由からでした。
東京8ミリシネ倶楽部は8ミリ映画制作における情報交換の場であると共に、流行に
左右されない大人の趣味としてのクラブを目指しています。それは過去からの伝統を
引き継ぎつつ、新しいフィルムの世界の可能性を発見するものでもあると思っていま
す。
作品はもとより、ラッシュ・フィルムも高輝度のアークランプ映写機による、国内最高級の映写設備で行っています。
ベテランもビギナーも互いの作品を見せ合い、勉強と刺激を受ける場として、どうぞ
自由においでください。また常時会員募集もしています。

場所:萩中集会所 京浜急行空港線?大鳥居駅下車、無料駐車場有り
(大田区萩中3-25-1萩中公園内、TEL03-3744-1430)

日時:11月24日(金)午後6時30分より 9時30分頃まで、その後二次会あり。

予定:一般作品上映、シネスコ作品も可能です。

今日は8mmフィルム関連イベント2つあります その1

ひとつは、「フィルム文化を存続させる会」のイベント第2弾。

14時30分からのネタと、20時からのネタの2つ。

http://filmmover.exblog.jp/

「フィルム文化を存続させる会」上映会&シンポジウムVOL.2
場所:アテネ・フランセ文化センター

14:30〜16:30 上映プログラム1
『青春』香川まさひと 8mm 4分 1982
『HIGH-SCHOOL-TERROR 』手塚真 8mm 6分 1979
『0×0』風間志織 8mm 23分 1984
『この道はいつか来た道』浅野秀二 8mm 80分 1982(DVDでの上映)

17:00〜20:00
シンポジウム「映画フィルムの多様な可能性について語る」
パネラー:手塚眞(ヴィジュアリスト)、芦澤明子(撮影監督)、武藤起一(ニューシネマワークショップ主宰/映画プロデューサー)、太田曜(実験映画作家)
コーディネーター:大久保賢一

20:00〜20:40 上映プログラム2
『中山道』 大林宣彦 8mm(レギュラー8) 16分 1963(DVDでの上映)
『蒲団龍宮記』 山田勇男 8mm 21分 2003

料金:上映プログラム1  1,000円
シンポジウム&上映プログラム2  1,000円
(アテネ・フランセ文化センター会員 800円)

主催・問合せ:「フィルム文化を存続させる会」事務局
TEL:042-380-8270   info@mistral-japan.co.jp

8mm機材を引き取りに伺いました

日曜日に、とある方のお宅にお邪魔しておりました。ご家族の方が使われていた8mm機材を引き取ってとご連絡をいただいたからでございます。

お邪魔したお部屋には、大変な量の機材が保存されていました。
カメラは、ダブル8の名機から、80年代頭までのスーパー8までそろっていました。カメラは保存環境が大変によかったので、バリバリ現役です。活躍して頂きましょう。

とてもびっくりなのは、映写機の数々。どれもこれもみな徹底的に改造されています。

速度の制御と高照度映写、フレーム送りなどの改良に熱心に取り組まれていたようで、アタッチメントの電子ユニットや電源用だと思われるようなユニットが何個も用意されております
でも、あまりに専門的な装置なので、どう使っていいか分かりません。なんとなく推定はできるのですが、ホントにそうなのか・・・わかりませんねとご家族の方と頭をひねってばっかりでございました。
開発途中だったらしい部品や機材を見ても、使い方どころかそもそもコレ何の機械?なんの部品?てなもんでございまして。情けない限りです。

これにはプロフェッショナルな助っ人が必要ですね。今、お声がけをしているところです。まずはさておき、不思議のなぞを解かねばならぬのです。

[先人の知恵と努力]

これらの機材にはまだよく分からないところがたくさんあるわけですが、それでも分かっているのは、これらが、ものすごい技術と知識、そしてなによりも大変な熱意が注ぎ込まれて生み出されたものだ、ということです。

その熱意は触れた人を圧倒するほどのものです。

あたくしは今までもいろんなところに首をつっこんで教えてもらったりもしていましたが、こういう形で先人の作り上げたものを目の当たりにする、と言う経験はまったくなかったのです。

ましてや今回は、それを引き継いで欲しい、と言うお願い事でございます。それは、先人の努力の成果を伝えていく役目です。これは大変に光栄なことでございます。責任も感じます。

丁寧にやらねばと肩に力が入るところでございます。がんばるぞ。

しかしすごい量だ・・・。(←へこたれてるぞ)

コニカのシングル8専用修理工具「KONICA SINGL8 REPAIR TOOLS」発見!


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「KONICA SINGL8 REPAIR TOOLS」


これは珍しい!
なんと、小西六(現コニカミノルタ)が、コニカ指定修理店(業者)に供給していた、シングル8カメラ専用の修理工具です。

コニカのシングル8機は3-TLと6-TLのみですから、大変にレアなものでございます。


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この貴重な写真を送ってくださったのは、本ブログに多数のコメントをお送りいただいております黒曜石さんです。

黒曜石さんは、お知り合いの技術者のところでこれを発見したとのことです。
その技術者の方はご高齢のために修理業務をたたまれつつあるそうです。

今、まさにそのようにお仕事をお辞めになったりする関係で、いろいろな技術やノウハウがそのまま引き継がれずに消えていくことが多くなっていると思います。
コニカ3-TLと6-TLはシングル8機だからぼちぼち出番もなくなるだろう・・・いえいえ、この機種やシングル8に限定された話ではなく、もっと大きなことに関わることだと思います。

細かいノウハウ、専門的な技術、そしてレアな機材。それらはとりあえず、伝えていく姿勢で行きたいとあたくしは思います。
それは、いつでも楽しくフィルムを使った映像をこしらえることができる状態を保つための一歩だからです。

というわけで、この修理工具が黒曜石さんの手元にある、ということを広められるあたくしは、光栄の至りなのでございます。

スーパー8で撮られたポスト・パンク・ドキュメンタリー映画”ROUGH CUT & READY DUBBED”


パンクと8mmは親和性が高いのでしょうか。

あたくしは、高いんだと思います。

てなわけで一本ご紹介。スーパー8で1978?1981年に渡って、ポスト・パンクのシーンをスーパー8で追っかけたドキュメンタリー映画。

「Rough Cut & Ready Dubbed?ラフ・カット・アンド・レディ・ダブド?」

日本でも公開決定。ナウオンメディア配給、2007年1月20日より東京・渋谷のシアターN渋谷のレイトショーで。

イギリスではすでにMRA Entertainment社より11/4にDVD発売中。

スーパー8撮影、16mmブローアップの映画。

SHAM69とか、Stiff Little Fingersとか有名どころの名前あり、知らぬ名前もちらほらと言った具合。

パンク・ムーブメントを扱った記録映画は最近結構あります。今本棚を見たら「PUNK:ATTITUDE」という結構豪華なDVD-BOXがありました。すっかり忘れてた。

しかし、この「Rough Cut & Ready Dubbed」の撮影媒体は8mmです。スーパー8です。
普通のドキュメンタリーと比べて、カメラマンと被写体との距離感がうんと近い可能性があります。

そもそも追っかけている音楽がPunk。もともと、聴衆とステージの上の存在の距離がうんと近いです。

これはひょっとするとひょっとする、今まで見たことの無いような音楽ドキュメンタリになっているのではないかと期待されます。

制作会社は、Anonymous  Films社。サイトでは日本での公開決定がネタになっているだけで、あんまり本作の中身について書いてありません。

まあ、見るしかないでしょう!あたくしの好きなもの2つがタッグ組んでる映画ですからこれはもう是が非でもです。

【我が国のパンクと8ミリの関係は?】 

そういえば、以前紹介した『REM』の太田達也監督が、最初に注目されたのは、アナーキーの密着自主ドキュメンタリーでした。。このドキュメンタリ映画は、今年頭に発売されたアナーキーのDVDBOXに収録されてますよ。

そして、タイトル見た瞬間になーんも考えずにポチッとなと予約していた石井聰亙のDVDBOX。これ自体が8mmとパンクの塊みたいなもの。

日本では、パンクと8mmがさらに近いような気がしますが・・・関係ありますかねえ?

Small Format 4号をゲット。


smallformat4.jpg

嘘つきユルゲン編集長の雑誌「small format S8/16」の第4号をゲット。

今回の特集のメインは、表紙の通りコダックへの取材。まだ読んでません。

気になったのは、CIRのスプライサーが製造再開したと言う記事。
イタリアの16/35mm映画用のスプライサーのメーカーさん。ここがうんとごっついS8用スプライサーも出しているのです。
16mm版はシネヴィスさんにあったのでいじらせてもらったことがありますが、店主も認める性能のよさ。きっとS8版もいいことでしょう。工場の内部の写真も掲載されています。

あと、テレシネ関係では、MOVIESTUFF社の紹介。アメリカはテキサス州・ヒューストンにあるテレシネ機材屋さんです。結構前からやってるんですが、最近は予算ごとにいろんなタイプのテレシネマシンをリリースしています。アメリカの個人映画作家のサイトでも、よくこの会社のテレシネ機を見かけます。

読者欄で、a-cam のDS-8版の可能性についてたくさんメッセージが寄せられているのは興味深いです。メーカーのIkonoskop社(イコノスコープ社)は作るとは言ってないのですけどねえ・・・。

ちなみに、こちらがa-camの日本代理店。シュートフィルムズ社

その他、もろもろ。ねむくなってきたしおなかぺこぺこなので寝ます。