日曜日に、とある方のお宅にお邪魔しておりました。ご家族の方が使われていた8mm機材を引き取ってとご連絡をいただいたからでございます。
お邪魔したお部屋には、大変な量の機材が保存されていました。
カメラは、ダブル8の名機から、80年代頭までのスーパー8までそろっていました。カメラは保存環境が大変によかったので、バリバリ現役です。活躍して頂きましょう。
とてもびっくりなのは、映写機の数々。どれもこれもみな徹底的に改造されています。
速度の制御と高照度映写、フレーム送りなどの改良に熱心に取り組まれていたようで、アタッチメントの電子ユニットや電源用だと思われるようなユニットが何個も用意されております
でも、あまりに専門的な装置なので、どう使っていいか分かりません。なんとなく推定はできるのですが、ホントにそうなのか・・・わかりませんねとご家族の方と頭をひねってばっかりでございました。
開発途中だったらしい部品や機材を見ても、使い方どころかそもそもコレ何の機械?なんの部品?てなもんでございまして。情けない限りです。
これにはプロフェッショナルな助っ人が必要ですね。今、お声がけをしているところです。まずはさておき、不思議のなぞを解かねばならぬのです。
[先人の知恵と努力]
これらの機材にはまだよく分からないところがたくさんあるわけですが、それでも分かっているのは、これらが、ものすごい技術と知識、そしてなによりも大変な熱意が注ぎ込まれて生み出されたものだ、ということです。
その熱意は触れた人を圧倒するほどのものです。
あたくしは今までもいろんなところに首をつっこんで教えてもらったりもしていましたが、こういう形で先人の作り上げたものを目の当たりにする、と言う経験はまったくなかったのです。
ましてや今回は、それを引き継いで欲しい、と言うお願い事でございます。それは、先人の努力の成果を伝えていく役目です。これは大変に光栄なことでございます。責任も感じます。
丁寧にやらねばと肩に力が入るところでございます。がんばるぞ。
しかしすごい量だ・・・。(←へこたれてるぞ)
コメント
こんばんは。
文系人間なので機械も電気も知識がないですが、興味津々です。お手伝いできず申し訳ないですが、続きの記事期待しています。