8mmフィルム自家現像器「Super8 Daylight Tank」「インスタゲン」

7月21日の東京8ミリシネマ倶楽部で、海外製の8mmフィルムの自家現像用機を見せていただきました。
持ち主は、8mmや銀塩写真のサイトを運営されている成田屋古漫堂さん。

成田屋古漫堂
http://homepage2.nifty.com/komandou/

お写真は成田屋さんからご提供頂きました。
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現像器本体は30cmほどの円形のプラスチック製の容器です。上部には取り外しの出来るクランク棒が差し込まれています。

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ラベルには”Super8 Daylight Tank”と名前が刷られていて、その下にSuperior Bulk Film Co.と言う会社名がシカゴの住所と共に書いてあります。

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クランクを抜き、ふたをはずすとこんな感じです。

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さらにその下には、透明のリール状のものがあります。左側の黒くて小さいリールは、フジなどに現像してもらった時に巻いてある、50ft用サービスリールです。

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一番下には、同心円状に溝が掘られた円盤があります。

で、どこかで見た記憶があるので調べたところ、これは1980年頃に日本でも販売されていた”インスタゲン”現像機と同型機だと分かりました。

雑誌『小型映画』の1980年6月号で紹介されているインスタゲン現像器は、ゲンゾレックスという現像液セットと一緒に、東京の日経産業株式会社という会社が新商品として国内販売を始めたもの。

雑誌の記事をまとめると、こんな使い方をするそうです。

1.暗いところで撮影済みフィルムを50ftサービスリールに巻き取り、本体に装着。
2.溝入り円盤に巻き取り直し。ここから先は明るいところでOK。
3.後は現像液の処方通り。撹拌はクランクをぐるぐる回す仕掛けです。

インスタゲンにせよ、Super8 Daylight Tankにせよ、現在では製造販売されていませんので入手は困難です。
Superior Bulk Film Co.と言う会社が1984年頃には営業を終えているそうなので、そんなに大量に販売されたものではないと思います。

ただ、おなじような仕組みの自家現像器は世界には何種類かあるようで、現在はLOMOのデッドストックものが海外の8mm機材店で入手できるようです。

これらの器具を使うと、現像がラクに、そして確実になるのかどうかは情報不足にして分かりません。

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1件の返信

  1. はない より:

    昔買いました。写真の現像機とプラスチックの四角い乾燥枠、現像液がセットに成っていました。
    現像温度、現像時間がシビアで練習しないと最初はうまく行きませんでした。
    現像液も高価で3回ほどしか使用できず、普通に現像するにはコスト高でしたので、ソラリゼーションなどの特殊現像に使っていました。
    シングル8は水洗だけではバッキングが落ちず苦労しました。
    現像したのは、シングルとサクラのみです。
    エクタはやった事が有りません。現像処方が若干違うと聞いていました。
    コダクロームはもちろん現像できません。
    今でも所有していますので、E6の現像液を買ってくれば出来ると思いますが、現像してくれるラボが有るうちは出した方が確実です。

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