7月28日毎度おなじみ世田谷にて自家現像パーティが行われましたので参加してきましたよ。若い人たちたくさん参加の大賑わいでございました。
部室かよ!というみっちりさ
私フィルム現像するのは、3ヶ月ぶりぐらいです。そして現像所にお邪魔するのは4ヶ月ぶりぐらいかしら、そしてしばらく来ないうちに・・・ ずいぶんと参加者が増えてます。しかも全員男子。男子校の部室かよ!
彼らはなんかいろいろ話してましたけど、「スーパー8のカメラが入手できない」ってぼやいてたのが気になりました。昨今キヤノンやニコンのカメラがオークションに出てきますけど、大高騰中で買えないと。
改めてオークションとかざっと見てみると、スーパー8カメラ自体の量があんまり多くない。ちょっと不思議ですよね。シングル-8はたかだか40種類しか出てないのに対してスーパー8はもう数えるのがイヤなぐらいたくさんリリースされてます。それにしちゃ全然中古市場に出てこない。これはなぜかしら?もっと死蔵されてるのかしら?使わないカメラはどんどん流通するといいっすよね。
さて、 今回はスーパー8のエクタクローム7240と、シングル-8のフジクロームR25を現像します。
どちらもとっくの昔に製造終了した8ミリフィルム。保存状況にもよりますがこういう古いフィルムはなかなか現像しても画が出ないのであります。よってスリリングなチャレンジなのです。というわけで老若男女取り混ぜて現像はこんな具合で・・・
と、現像作業している間に部室は女子でみっちり。女子校の部室かよ!
なんでこんなに女子男子8ミリ好きが大増殖してるの?
どうやらイメージフォーラムのワークショップ以来、新しく参加してる人が増えてるそうです。ふれ合うきっかけが大事ですね。
そして、なんで彼女ら彼らは8ミリに興味を持つのかしら?
8ミリにはなんか普遍的な魅力があるのでありましょか。
そんなみっちみちな部室の外では、どんどんとフィルムが現像されて洗濯もののように干されてます。
フィルムは干されてるうちに色が正しい色になっていくのです。せみの脱皮のようであります。
むんむんむれむれの部室とわさわさとした作業場の前では、ベイビーが天使の笑顔をふりまいております。ベイビーはスーパースターです。みんな大好き。
太めのパスタを和えてる人がいますね。
おっとパスタじゃ無いですね。モノクロリバーサルフィルムFOMAPAN R100のダブル8版の現像中ですね。作業過程でこういう風に真っ白けになる時があるのです。スマホのライトは再露光の補助光のようです。
夕立雨が降ってきたので、現像中のフィルムをとりこんで、屋内で干し物をしますよ。さっき真っ白けだったフィルムは再露光後に現像されたので黒ずんで、エプロンの男性の前にぶらさがってます。
さて、日も暮れてきましたので、本日現像されたフィルムの上映準備です。画面に映ってるのはスティーブン・スピルバーグの出世作『未知との遭遇』(“Close Encounters of the Third Kind” 1977 Steven Spielberg)の市販8ミリフィルムソフトです。ビデオテープやDVDが一般的になる前にはこういう風に8ミリフィルムに縮小プリントされたダイジェスト版の映画ソフトってのがいっぱいリリースされていたのです。
スクリーンを見つめるみなさんの姿を後ろから見ると、なんとなく『未知との遭遇』のラストシーンを彷彿とさせます。この日もたくさんフィルム上映されましたね。
上映後はみなさんで打ち上げとなったそうでありますが、果たしてこの大人数、どこの飲み屋さんに入れたことやら。
写真協力:RIさん RYさん
コメント
このパーティーに参加したいのですが、どこで開催情報を見れますか?
特に開催情報を出していないようなのであります。
SUPER !!!!
Thanks!