エルモ シングル8 8S-60

2008年4月10日 | By muddy orihara | Filed in: シングル-8カメラ.

ELMO Single-8 8S-60

8s60_side01.jpg

 

Overview

エルモの6倍ズーム付きシングル8カメラ。
これより先に発売されたC200やC300は他の8mmフィルムフォーマットと兼用タイプだったので、姉妹機である8S-40と併せてエルモ初のシングル8専用機と言えます。

C300の電池ボックスは、ふたの部分がやや軟質なプラスチックで出来ていたために変形しやすく、長いこと使っているとゆがんでしまい接触不良を起こすことがあります。本機種ではやや改良されているようです。

この機種は露出計用の水銀電池がなくても露出計の針は動きます。
しかし、これは正しい数値ではありません。電源用の電池と露出用の水銀電池両方を使って露出機構を動かしているためにこのようなことが起きます。

こいつは水銀電池の能力チェックがちょっと変わっています。

1.シャッターボタンカバーを開きます
(露出計ダイヤルはA(オート)で)

2.水銀電池を取り除き、ファインダーを覗きながら、絞り指針のF8-16を示すような場面を探してください。

3.2.の状態で、ファインダーの針に注意しながら、水銀電池を入れます。
3.の操作で絞り指針がF2?F4にくれば、水銀電池の能力は十分です。
針がそれ以外のところに来た場合は、ふたの図のように電池のプラスマイナスに注意しながら新しい電池に交換してください。

Impression

金属製のボディはずっしりとしてます。C200やC300にあった機能を削ってシンプルにした機種というイメージを受けます。
ズームはダイヤル式ではなく折りたたみ可能なレバー式に変更。ダイヤル式だと思わぬ力を入れるとカメラがぶれてしまうことが多いので、改良されたのではないかと思います。
レンズは、ファインダーを覗いただけですぐにわかりますが、黄色がかっております。これは、エルモがこの時期にレンズ製造を発注していた興和の特長なのか、それともエルモの発注かはわかりませんが、総じてこの時期のエルモ機に多かれ少なかれある傾向です。黄色みだけでなく、全体的に色が豊かにでているので鮮やかなトーンが狙いの方には向くかも知れません。ただ、他のメーカーのカメラで撮ったフッテージとつなげるとちょっと違和感があります。
逆転撮影は、ややフレームがずれるようです。

8s60_front.jpg

電池ボックスを挿入

 

 

8s60_mercury.jpg

水銀電池ボックスはフィルム室にある

8s60_side02.jpg

C300よりぐっとシンプルになっている

 

Spec

メーカー
エルモ

レンズ
エルモズームF1.8・8-48ミリ、6倍電動&手動ズーム

ファインダー
一眼レフ式、視度調節可能、絞数値

フォーカス合わせ機構
スプリットイメージ式

露出
TTL、手動調整可能(H-D水銀電池または代替品が必要

フィルム感度設定

撮影速度
1・18・24コマ

特長・オプションなど
フィルム巻戻し撮影、フィルムカウンターコマ数計・着脱式グリップ付

大きさ/定価


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