フジカ シングル-8 C100

FUJICA Single-8 C100

Overview

1970年に日本中で話題にのぼった一大イベント、大阪万国博覧会。このイベント需要を見越して開発された最廉価普及版です。
レンズがf1.8の11.5mm、18コマオンリーで外測式露出という、P1やP100の廉価基本機種と同じような作りです。
P1系と大きく異なるのは、今のビデオカメラのようにベルトで右手に固定するような作りになっていることです。縦長で薄型のP1シリーズとはまったく異なる、ころころした形状です。
当時としてはめずらしく、カラーバリエーションが黒以外にも5色ありました。

Impression

フジクロームRT200Nは対応してません。こいつはASA50が感度設定の上限なので、ASA200だと2段の露出誤差が出ますので最大限に注意が必要です

P1とくらべると、外装がプラスチックのためでしょうか、動作音がカラカラと耳障りな感じ。
ところで、この機種以降「C」があたまにつく機種はフジカにはないです。「C」はなにを意味していたのでしょうか?

Spec

メーカー
富士写真フイルム 1970年3月

レンズ
フジノンF1.8・11.5ミリ

ファインダー
逆ガリレオ式

フォーカス合わせ機構
固定焦点のため無し

露出
CdS外測式EE (要H-D水銀電池または代替品

フィルム感度設定
25 50(ASA200対応せず)

撮影速度
18コマ

特長・オプションなど
2倍テレコンバーター、クローズアップレンズ、4倍NDフィルター、フェーダーなどのアクセサリ

大きさ/定価
124x114x62mm/370g/12900円

写真協力:hanai

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