フジカ シングル-8 Z400

シングル-8カメラ

Fujica Single-8 Z400

Overview

Z2の改良機。
Z2からの主な改良点は、 SM:スローモーション撮影可能だと言う点です。だいたい36コマ弱程度です。レンズの名前が変わっていますがどう違うのかはあんまりよくわかりませんでした。
ローラー式ズームはこれが最後(業務用に改造された特殊仕様版除く)。
一眼レフ式ファインダー、視野内にはEE絞数値と露出警告があるあたりは変化なしです。
露出はCds外測式でマニュアル調節ができます。露出用には生産終了してしまった水銀電池H-2D型が必要なので、代替電池を使いましょう。
スローモーション撮影の場合は、露出用窓のリングを「SM」にしておかないと露出がずれてしまいますので注意。

Impression

この上の機種はZ450、つまりTTL式露出&パワーズームの機種になります。
本機は露出計用の水銀電池の代替電池が必要です。
Z450は露出用電池が不要ですがマニュアル露出調整が出来ません。シングル8で手頃に映画を作ろうとするとこのあたりが最低限必要になるかと思いますが、Z400とZ450のどちらを選ぶか、悩みどころです。グリップはもうはずれません。(2008年4月)


水銀電池を入れるところ。
上の露光用の窓のめもりは、スローモーション撮影の際は、SMに合わせることが必要。

Spec

メーカー:富士写真フイルム 1970年7月発売

レンズ:フジノンZFf1.8 8.5-34mm、手動ズームのみ

ファインダー:一眼レフ式、視度調節可能、絞数値表示付

フォーカス合わせ機構:スプリットイメージ式

露出:Cds外測式EE、マニュアル調節可能 (要H-2D水銀電池または代替品

フィルム感度設定

撮影速度:1・18・24コマ・SM(スローモーション・約36コマ)

特長・オプションなど:手動巻き戻し可能、シャッター開角度調整可能、リモコン撮影可能、フィルムカウンター内蔵

大きさ/定価:65x166x206mm 1065g/42,000円

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