フィルムがすっぱくなるビネガーシンドロームその3

さて、このビネガーシンドロームは、当然写真用のフィルムにも起きている事で、分母が大きいので一般的に深刻な問題だろうと思われます。
そして一般的ではありませんが、考えようによってはもっと深刻な状況なのは、マイクロフィルム。
図書館に行くと現物を見られますが、さまざまな文書を小さくして保存しておくために、超高密度の写真を撮って保存していたのですね。これがマイクロフィルム。

これらが重要な書類が読めなくなるキケンな事態にさしかかってるのであります。

そのため、より深刻で突っ込んだ議論と分析がされてるようです。

ネットをあさってみると、ビネガーシンドロームをはじめとしたフィルム劣化の傾向と対策をまとめた文章を見つけることが出来ました。
本家本元、コダックのレポートです。

マイクロフィルムの長期保存 劣化とその対策/コダック株式会社
http://www.ndl.go.jp/jp/aboutus/pdf/lecture_no18.pdf

 

他にもマイクロフィルムについてはいくつかありましたが、わかりやすいのを。

文書管理通信
http://www.bunkan.jp/pic/59/index.html

 

小型映画フィルムはどうでしょうか?
映画フィルムの修復及びテレシネの業者株式会社吉岡映像さんでは、作業実績からまとめたものを公開しています。

吉岡映像 小型映画フィルムの修復とテレシネに挑む
http://www.oldfilm-saver.com/challenging.htm

 

しかし、すでに酸っぱくなり始めたフィルムの処置をどうするのか、冷凍保存して劣化を遅らせるとかちらっと言及がありますが、冷凍は怖いのでさておき、具体的に対応可能な方法が見つかりません。

できれば回復したいし、なんとか進行を遅らせることが出来ないだろうかこの21世紀に。もうちょっと探索を続けてみます。

 

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