ジャンクなFUJICA Single-8 Z800を分解してみた1

シングル-8

フジカ シングル-8 Z800はいいカメラだと思います。

描画力グッドな8倍ズームレンズ、1.18.24.スローモーション36fpsの撮影速度切り替え、巻き戻し可能+シャッター開角度ダイヤル装備ですから合成とか多重露光とかアナログ感覚で楽しめる、さらにはバルブ撮影が可能。長時間露光ですね。

中古にはフォーカススクリーンに水泡みたいなつぶつぶが見えるものもあったりと、まあ難点が無いわけでもないのですが、状態の良いのを選べば、シングル-8の楽しさを満喫できるカメラの筆頭なのでありますZ800。

しかし、この個体はあまりにヒドイ。バルブ撮影用のクランクシャフトさえも固着して動かない。レンズはどうやら、カメラの内部までカビに冒されてる。
こりゃもうどうにもならん。気の毒だけど、このカメラは修理ナゾ考えずに、腑分けをして研究と致しましょう。

銘板を外します。4つネジを外せばとれます。

底部のネジを4つ取ります。

この辺にもねじ。

てっぺんにもねじ。

こことここにもねじ。

シャッター開角度ダイヤル中央のシールをはがすとネジがあります。これもはずす。

とまあ、ダイヤルをねっこまで外しておきます。この間、小さいベアリングがあるのです。落とすと面倒ですね。

さて、たいていのカメラはレンズをほどほどに外さないとボディカバー外れません。

というわけでレンズを見ると・・・うわひどい。カビだらけ。

前玉、ズームリングなどを外します。

ボディカバーの前部がはずれました。撮影速度ダイヤルとか、「FUJICA」の部分は外さなくてイイっす。

フロントカバーをはずすとこんな感じっす。

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