ジャンクなFUJICA Single-8 Z800を分解してみた2

カメラ

FUJICA Single-8 Z800の分解続き。フィルム室の化粧銘板をはずしてその下のパネルも外すと、

抵抗が並んでるところは、フィルムの感度設定のところ。フィルム感度の6パターンの検出が出来るのですね。

パネルを外した後はこんな感じ。中央はファインダ。

引くとこんな感じ。

フィルム室の反対側。問題は写真中央のバルブシャフト・・・というかモーター回転検出シャフト。黄色い真鍮のシャフトの下にあるギアとシャフトが絡んでフィルムを動かす筈なんですが、ガッチガチで動きません。

この後、シャフトを少し弄ってみましたがまるで動きません。いろんなところが曲がっててたぶん動かなくなってるんでしょうねえ。

さて、これはボディ側のレンズ。ここもカビカビでもうどうしょうもないです。

もういっそう外してみてもレンズはカビカビ。この奥はフィルム室につながりますが、そこまでも前部カビてる事が判ります。ここまでバラして清掃したところでたぶん、組み直してフォーカスは合わないだろうなあワタシのいい加減な作業では。

フォーカス合ってませんが、レンズ外してないしょのお薬で磨くとキレイになりました。だからといってどうにもならないわけですが。

レンズ。さて、こちらはどうなってるかというと・・・

ここもカビだらけ。つまり、光学系はすべてバラして清掃して精密に調整しないとどうにも使えないジャンク。

結論として、カビてるジャンク8ミリカメラを修理するのは、大変に難しいということであります。

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