RED ONEと言う新しいデジタルビデオカメラが発表されています。 発表したのは、HAL9000みたいに見える真っ赤なアイリスを描いたロゴを持つ、RED DIGITAL CINEMA CAMERA社。
ものすごく無骨なデザインにびっくりします。ですが、基本機能しか有していないカメラのコア部分にいろいろとアタッチメントを付けて構築していくタイプのカメラだそうですから、見かけはいろいろに変化していくのですね。
さて、このRED ONEが新しいのは、最大でおよそ横4000ピクセル以上の、現行のハイビジョンよりも大きな映像フォーマットに対応するカメラのひとつだと言うことです。 しかも値段が安い。ここが注目されてるポイントですね。
有効解像度は最大で4520×2540ピクセルのプログレッシブスキャン。その他のフォーマットとして、4K RAW、2K RAW、1080プログレッシブ、1080インタレース、720プログレッシブなどが用意されています。4Kフォーマットでも1?60fpsの可変速コマ数撮影可能と言うあたりだけでも、かなり盛りだくさんです。
肝心のサンプル映像はこちら。
http://www.red.com/gallery-video.shtml
サンプル映像は緻密な描写を見せてくれています。
ハイビジョンカメラ撮影の劇場用映画は、どうも今ひとつもの足りない画質だなあと思っていましたが、ハイビジョンを遙かに超える4K画素の映像なら、上映したときの見え方も向上するのでしょうねえ、期待させられます。
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