コダックがスーパー8用とスチル用の「エクタクローム」カラーリバーサルフィルムの再設計&製造再開を発表
2016年のCES(コンシューマーエレクトロニクスショー:国際家電見本市)で、新型スーパー8カメラの発表して世界中を驚かせたコダックが今年もやりましたです。
2017年1月5日(現地時間)、米コダックはエクタクロームの製造再開を発表しました。
メディアでは「写真用カラーリバーサルフィルムの復活」の方を重点的に取り上げていますが、コダックは映画用フィルムを重点的に語ってます。
こちらは米コダックの発表の日本語訳であります
http://www.kodakjapan.com/motionjp-news1701
ポイントは、
・12ヶ月の間にスーパー8用とスチル用のエクタクロームを再設計&製造予定
・最初の出荷予想は2017年第4四半期(10-12月)
ニュースでは製造再開ともっぱら言われてますが、コダックは「再設計」と言ってます。つまり、新型フィルムがリリースされるのでありますね。是非、改良されてることを期待します。
そして、最初の出荷が晩秋から冬になりそうですので、冬休みには使えるか使えないか…というところでしょうか。続報を待ちましょう。
ここ3年ぐらいの間、映画用のカラーリバーサルフィルム商品は払底していたのであります。
もちろんAGFAの航空写真用フィルム「Aviphot Chrome 200 PE1」を加工して、WittnerやSpectraが8ミリ生フィルム商品を作っておりましたが、加工元のフィルムはすでに製造終了。
イタリアのフェッラーニア社は相変わらずカラーリバーサルフィルムの製造再開に向けて工場施設の再建にまだまだ手がかかりそうな様子。
そんな中での映画用&スチル用カラーリバーサルフィルムの復活。そして、フィルムメーカー自ら映画用フィルムとしてリリースしてくれるのはやっぱり安心感あります。
年末には是非日本のカメラ屋さんでもサクッと買えるようになることを期待しまっす。お正月を映そう♪
コメント
どうせリバーサル8MMを復活するのであれば、カートリッジを少し改良してほしかった今のまま少しの改良で巻き戻しができればよかったのに!あくまでも映写が前提であればの話だけど。
びっくりしました。こんな奇跡、あるんですね。発売されたら皆でどんどん撮りましょうね! 日本のユーザーだけでもkodakが踏ん張れるくらいに。
また発表されてから1年以上待たされるのかな、カメラも未だに発売されないのにね。機を見るということからだと発表から半年ぐらいがリミットなんだがね、整ってから発表しなよと思うよ何日発売じゃないと忘れられちゃう。風化するとも言う。