2022年10月11日、株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスが、8mmフィルムのカラーネガ現像とHD(1280×720)オーバースキャンサービスを開始したことを発表しました。
8mmフィルムカラーネガ現像&HDオーバースキャンサービスを開始
当社は、フィルムプロセスのサービス拡充として、8mmフィルムのカラーネガ現像とHD(1280×720)オーバースキャンサービスを開始いたしました。毎日稼働している映画用の16mm/35mmと同じ現像機で現像するため、8mmフィルムも安定性の高い現像結果が得られます。現像後は、編集工程で処理しやすいQuickTime(ProRes422HQ)もしくは MP4(H.264 Logデータ)にて納品いたします。
あなたのフィルムを、あの名作映画たちと同じ現像機で現像してみませんか?
ご注文は専用のオンラインショップで受付しております。
長年8ミリに親しんでいる人は、コダックのスーパー8フィルムの現像ならIMAGICA…そしてその前の東洋現像所…と記憶されてる方も多いかなと。
(その前にはいくつか現像所がありましたが)
何年ぶりかしらね、IMAGICAが8ミリフィルムの現像をし始めるというのは。
そして今回ポイントは、プロ用のフィルムを現像しているラインで現像する、ということ。
対象になるのはVISION3シリーズということになりますね。
そもそもVISION3って、コマーシャルや劇場用映画の撮影に使われてるプロ用のフィルムですからねえ。
それを現像している会社が、同じ現像のラインで処理するというのは、
日本で最も信頼できる8ミリの現像所の誕生、と言いたくなりますのです。
戦争やらなんやらで、フィルム全体に逆風が吹き荒れる中、日本国内の8ミリ現像所が増えること、
そしてしっかりした(これ以上はないぐらいしっかりした)会社さんが携わるというのは朗報であります。
念のためですが、カラーリバーサルフィルムのエクタクローム100DやモノクロリバーサルのTri-Xは対象外ですよ。
コメント