8mm作品を「くるくるてれび」でおそとに持ちだそう その1

2006年3月7日 | By muddy orihara | Filed in: 映写.

究極のポータブル・ムービー・プレーヤー!

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進化するビデオ映像は、おうちにあるPCやTVモニターに居座るだけでなく、どんどんおんもに飛び出て行ってます。
それらは、ipodやPSPのように映像プレーヤー機能を持ったポータブルの機械に寄ってなされています。

さて、融通が利く(超アナログ的にね!)フィルムメディアではどうでしょうか。
実は、8mmでも屋外で再生したい、持ち運んで人に見せたい、と言う要求に応えられる機材があります。

それは、80年代初頭に一斉を風靡した映像玩具「くるくるてれび」です。

 

「くるくるてれび」箱のウラ面
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ポピーから発売されたこのおもちゃは、1分程度の特撮・アニメ作品のハイライトシーン8mmフィルムが入ったカートリッジを、くるくるてれび本体に装填して見る、と言うものです。映写ランプがないので大変に軽快ですが、明るいところで見る必要があります。ビデオが家庭に入り込んできた直後のヒット商品でした。

基本的には、「映写ランプと巻き取りリールのない映写機」です。モーターとクロー、接眼レンズで構成された本体は原始的な映写機です。そこに、フィルムが入れられた、円盤状の透明プラスチック・カートリッジをはめ込んで見るのです。
このカートリッジの中に入っているフィルムは、れっきとした8mmフィルムです。

ここがキモです。
早い話、ねじ止めをはずして自前のフィルムをループにして入れれば、自分の作品のくるくるてれびカートリッジが完成するのです。
単三電池があれば、闇夜でもない限りどこでも再生可能です。これぞ究極のポータブル・ムービー・プレーヤー。
また、映写画面ではなくフィルムをレンズで拡大して見るわけですから、非常にクリアな映像で見られるという利点があります。

肝心のこの機械はとっくの昔に生産は終了しています。ですが、結構長期間販売されていたので、ちょっと探せば入手可能です。有名ネットオークションなどでもよく出品されています。手頃な価格であればとりあえず1セット入手して、短編無声映画を見せるツールとして使ってみるのはいかがでしょうか。

なお、富士写真フイルムからは現像後の50ftサービスリールをそのまま入れて、屋外で見る手動式のビュアーも販売されていました。


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2 comments on “8mm作品を「くるくるてれび」でおそとに持ちだそう その1

  1. ほのすけ より:

    はじめまして。
    その富士から出ていたビューワー、私使ってますヨ。
    これですよね?
    http://www.kameramuseum.de/filmkameras/fuji/fuji-handy-viewer2.htm
    電気を使わないシンプルな構造ですが、良く考えられた構造してます。実際に喫茶店等で使用すると、結構目立つ音がします(^^;)

  2. マディ折原 より:

    ほのすけさま、まさにそれでございます。
    昔は、カメラのP2とセット(映写機もセット?かも)で、「すくすく」と書いた箱で売られておりました。
    お子様の成長記録向きだから「すくすく」。
    すこやかな響きでございます。
    なお、ヴィジュアリストの手塚眞さんも昔は使ってたよと言ってました。

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