ELMO GS-1200は上映会の必需映写機ですね。でも、残念なことにもう製造終わってから35年以上経ってます。身の回りでも故障が増えてて、しかも昨今は秋葉原で代用部品を探すのも一苦労だそうですから修理にも暗い影。なので少しでも使い勝手が良くなるように、情報の交換をしてみようとこんな記事をぶち上げてみました。
まず、東京8ミリシネ倶楽部の例会で、倶楽部の世話人のハチオさんからGS-1200にはいくつかバージョンがあると伺いました。
例えば、このループセッター。右回りに回すのが古いバージョン。左周りに回すのが新しいバージョンです。
お写真は、倶楽部の世話役のハチオさんからのご提供です。

写真の上のセットが古いバージョン。
こちらが#42000以降の比較的新しいバージョン。ループセッターの形状も回す方向も違いますし、

本体内部にレバーもありません。型番にして、#42000以降がこの新型になってるようです。
GS-1200の他の改良・改訂点は?
また、GS-1200にはまだまだバージョンによって違いがあるようです。ワタシが聞いたことがあるのは巻取りモーター部の設計。結構異なってるそうですが、型番のいくつから変わってるとか具体的な改訂内容とかはわかりません。
上のループセッターとリンクしますが、シリアルナンバー#320000番台と#420000番台では音声ヘッド周りの形もガラッと変わってますね。


いずれにせよ、新旧で異なる箇所があると言うことは、例えばニコイチ(2つのジャンク品をバラして一つの正常品を作ること)をする際にもバージョンを逢わせないとイケないわけですね。
何かヒントになりそうなこと、ヒントになりそうも無いけど役立つかも知れないような情報が見つかりましたらまた記述して参ります。
協力:ハチオさん
コメント
全てのプラ部品は3dプリンターで保守出来いるようにアーカイブ化とかすれば?あと海外とか修理のための情報公開とかしてるから分解した回路とかを回路図に直したりしとけば今でやりかえる部品とか、なにより電子工作サイトに助言を求めることもできるのに?ユウチューブには古い電化製品を今の部品で修理して楽しむ人もいるし頼んでみたら?