12月上旬に、8ミリの大先輩がた3名をお連れして、とある方から大量な機材を引き取って参りました。
その8mmの大先輩な「8ミリ鑑定団」のお一人、「素人による8ミリ映画の部屋」の松田さんから、エルモGS-1200のマーク300映写ランプ改造版が仕上がった、と言うご連絡を頂きました。
そもそも、マーク300ってなんだ。
MARC300とは、すごく明るい映写用電球です。
クセノンよりも明るく、発色がハロゲンランプに近いアークランプの一種なのです。しかし特殊な電源が必要で、おまけに寿命が短いという欠点があり、カスタム機以外では国産の8mm映写機には採用されなかったものです。(海外にはあるようです)
この場合の「カスタム機」というのは、富士フイルムの上映会で使われた「フジカスコープSH300(SH30の改造版?未確認です)」、エルモの上映会で使われたカスタム(GS1200ベース?)映写機などのこと。
そういう大きなイベントでしばしば使われていたので、マーク300は特殊なものにしては、結構見られていたしその存在も知られていたそうです。
というわけで、電気の知識があって金属加工の腕に覚えのある方は、映写機を改造してマーク300を組み込んで使っていたのだそうです。
今回、完成したのはエルモGS-1200をベースにした映写機。この映写機は、1月27日に行われる東京8ミリシネ倶楽部の上映会で使われるとのことですので、ご興味ある方は是非。
ただ、マーク300ってもう生産終了しているのですよね・・・。
コメント
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
8ミリ映写機の昔の広告もとりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611