アメリカ雑誌「Super8 Today」は気分がいいけどドイツの「smallformat」は気分が悪い

【なんだか気持ちのいい雑誌Super 8 Today】 


アメリカはオハイオ州から手紙が届いてました。
『Super8 Today』という8ミリ映画雑誌の年間購読のご案内。

何日か前に、同雑誌のサイトで年間購読のお願いをしたのに、一向に返信メールが届かないのでおかしいなあ・・・と思っていたら、あらら、手紙ですか。

海外雑誌の定期購読で、この手の対応されるのはずいぶんしばらくぶりです。
「ネットでカード番号送られても、セキュリティ甘いからダメだよー、手紙で送ってくんない?」って言ってる感じがしていいです。それも極東のどこの馬の骨とかわからない奴あてにわざわざオハイオのど田舎(失礼)からですからね。
商売熱心なあたりとても好感が持てます。おまけに、ご挨拶の手紙は手書きサインだし。
きっと、小さい出版社なんでしょう。

表紙のおねーさんの写真がやぼったいのもいい感じです。
中身はきっとアメリカの雑誌特有の、ゆるーい感じでしょう。それでもいいや。気分いいから。

【とっても気分の悪い雑誌smallformatの編集長・ユルゲン】 

現行でリリースされている8mm映画雑誌には、ドイツの「smallformat」(これは英語版。ドイツ語版が元)がありますが、編集長のユルゲンは信頼できない人なのでお勧めしたくないですねえ。

つーのは、以前いろいろといやなことをされてるのですよ、あたくし。
最初のきっかけは、Wittner Kinotecnikの雑誌紹介ページにあたくしの名前を見つけたこと。
その後すぐに、ある人から「海外の雑誌に、マディさんのシングル8カメラガイドが載ってるよ」と見せていただいたらさらにびっくり。

あたかもあたくし寄稿したかのように記名した記事が仕立ててある。(おまけにユルゲンと連名。共同で書いたみたい)。シングル8特集11ページのうち、6ページがあたくしのガイド。ガイドの内容も勝手に編集がされている。広告にはあたくしの名前が入ってる。

いや、なんかあたくしが原稿料もらって書いてるか、善意で寄稿してるかのように読めるですよ。おまけに勝手な改ざんと広告の扱いはいったいどういう訳なのだと。

んで、質問メールを送りはじめたのです。

そしたら答えはこう帰ってきたわけです。
原則これは「引用」であると。

・引用は、出版社に認められた権利で、著作者に連絡する必要はない
・しかし、礼儀としてメールを送った。が、返信がなかったので英語のできない人だと思い、記事にした。

とはいえ、引用と言い張るわりには引用元の表記もないし、著者の許諾無く改ざんしているのは引用とは呼べないとか、これこれの点について引用の通例から外れすぎてないかと追撃していったのですが、都合の悪いことには何度も質問しても一切答えてこない。

挙げ句の果てには、

3000部の部数を誇る雑誌に載せてるのだからサイトアクセス増えていいだろ

と言ってくる始末。

ずいぶん失礼で尊大な人です。

そんなこんなで半年ぐらい攻防してたのですけど、

ユルゲン:上記の確認のメールを送ったのに返事がないのが悪い、

マディ:じゃあ証拠のメールを再送しろ、そんなメールは届いていない

ユルゲン:ハードディスクが壊れてメールが出てこない

もうホントかどうかわからないようなくだらないやりとりになってきて、肝心のことは何度聞いてもだんまりを決め込んでるのでしばらくしてこっちもあきれ果ててやめてたところに、

英語版を出すから喜べ。英文原稿をチェックしろ。よかったら定期購読しろ」とメールが!

うわっ!この人こっちの言ってること何一つとしてわかってないんじゃないのか? 

 

・・・ちなみに送られてきた原稿で、ドイツ語版から修正されたのはたった2カ所。あたくしが寄稿したかのように思われないような体裁にしたこと。あと、引用元の記載。

でも、内容はあいも変わらずこっちの記事の意図と違う風に編集されているし、広告にあたくしの名前を使った件とかは一切説明がない。

だからこう戻しました。

「前回の件で気分が悪いからちゃんと説明してくれるまでは一切協力したくない、大体これは改ざんされているからあたくしの記事ではないので、全文NG。さもなくばあたくしの名前をはずせ」と返しました。

ところが、それについての返事はナシ。

そしてしばらくすると・・・

 

出版されているし。

目次には、

“single-8 THE UNKNOWN GIANTS Juergen Lossau presents some portrait of rare Single-8 cameras with additional commentary by Japanese Single-8 expert Muddy Orihara”(”small format S8/16 issue 1/2006″もくじより引用)

あたくしの名前はずしてないぢゃん。そして説明もなく今度は「追加コメント」になってるし。
ちなみに、ユルゲンはそれぞれのカメラについて、1?2行の基本スペック(電池式とかレンズのサイズとか)を書いてあるだけ。あたくしのコメントは15?30行で例によって使用感から何から全部個人の意見が書いてあります。どこが付加的なコメントなのか。引用文は「主となる論説の従として使う」のが通例ですが、バランスが逆転したままですよこれじゃ。これはドイツ語版の時から指摘してずーっと無視され続けてきたことなんですが、あたかも「あくまでマディのコメントはおまけで追加」なんだよと書いてカバーしようとしてるかのようです。

というわけで、すっかり無視されたあたくしはまたまた慣れない英語の手紙を書き始めました。で、今度は彼が根城にしているFilmshootingの掲示板に書いてみました。

すると・・・「原稿を送ったのに直してこないんだからおまえが何を考えてるのかわからん」と言いだす。

逆ギレかよ。
だから全部NGかあたくしの名前をはずせとちゃんとメールしてるのを無視したのはどっちだっての。
もうユルゲン編集長とは会話が成立しないんですよ。都合の悪いこと全部答えないし、具体的な指示を与えても実行してくれないんだから。

ちなみにfilmshootingの掲示板で彼が勝手に約束していること、いまだに彼は実行してません。

「引用元がレイアウトの女性のミスで落ちてるので、次号では記載する。これは約束だ」と自分で書いてますね。

(この言い方もおかしい。対外的に紙面の責任を持つのは編集長だろう。いくら本業が別にあって雇われ編集長だとしてもゲラチェックさえしてないのか?ミスの責任は社内で解決しろ)

あたくしの記事の再録は英語版第2号に掲載されてますが、現在は第4号まで刊行されてます。
隔月刊ですから4ヶ月も経ってますが。

まさか5月の段階で、第4号まで編集や印刷が済んでいたとは言わせませんよ。

というわけで公開宣言してることを守ってないんだから、

ユルゲン、あんたは自分自身で言った約束でさえ守らない奴!そんな悪い奴はおしりペンペンだ!

って言ってイイですよね?

 

まあいいや。いくら何でもくどすぎましたね。失礼しました。
そもそもの話、彼は最初に送ってきたメールに「あらゆるカメラのことは知っていて、シングル8機のことも全部知ってる」って自己紹介してきてます。だったら自分で書けばいいのにね。

だって、すでに書いてるのですから。 

この出版社ではユルゲンは雑誌だけでなく、それ以前にはカメラや映写機の百科事典のようなものをリリースしているのです。その百科事典のようなもの広告サイトはここに。

http://www.atollmedien.de/

上にはカメラの本。その下には映写機の本の紹介。 こっから情報ひっぱってくればいいのにねえ。

 

 ところで、左上のつるっぱげの人物がエルモで自分を撮ってる写真。見覚えのある方もいるのではないでしょうか?

これ、1998年東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のポスターの写真ですね。

パンフ持ってますので表紙だけ採録。

1998年東京国際レズビアン&ゲイ映画祭のパンフ表紙より 

この写真には(C)Kazuyoshi Shimomuraって思い切り著作権クレジット記載されてます。
このクレジットなら、パリ在住の写真家・下村一喜さん。彼の作品だってことですよね。
でもトリミングして色まで変えてますねえ。ご本人は許諾してるのかなあ?もししてなかったとしたら個人の著作物に対する同一性保護の見地から・・・。

あ、これ単なる疑惑です。あたくしのことがあったので、同じように「引用」の名の下においていろいろと悪さしているのではないかと思ってるのでございます。
きっとドイツのユルゲンはパリの下村さんに連絡して許諾を得ているのでしょう。近いですからね。

もう一個おまけに書いておきますと、この百科事典みたいな奴、朝日ソノラマのクラシックカメラ専科シリーズに掲載されてる写真そっくりなものが散見されるとご指摘もあります。それが果たして同じ写真なのか、メーカーがオープンに提供していた広報写真なのか、それとも引用元表記があるのか、もしかしたら朝日ソノラマから写真提供を受けているのかどうかは全くわかりません。

だって、この本高くて買えないんだもん。
レトロさんでも高額で売ってますけど、もともとすんごく高いのですよ。
すごく豪華な本なんでお値段はまあしょうがないかと思います。

そうそう、この百科事典の制作にはレトロさんが協力しています。そして雑誌「smallformat」の日本取材もレトロさんがコーディネートしてますね。ユルゲン編集長を連れて、松田さんの上映会や、富士フイルムイメージングの調布事業所(旧:フジカラーサービスの調布現像所)にやってきたりしてますね。

まあ、とにかく、同じ8mm雑誌をこしらえている人にしてもずいぶん対応が違うもんだなあ、と言う簡単な感想を書きたいがためについここまで書いてしまいましたですよ。

さて、年間購読のお手紙も書いたし、ポストへ行ってこよう。
あ、ちなみにあたくしsmallformatは年間購読してません。わざわざ一冊ずつ買ってるのですよ。

信用できない出版物を出してる会社に、

住所氏名を教えたらどうなるか!?

  怖くて怖くて。 おー怖い。

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