GS-1200の前部アームと再生ヘッド周りをチェック

エルモGS1200ステレオ映写機 修理

GS-1200の前部アームをチェック。

小さいモーターコントロール用基盤を外し、3つのネジで留まっているモーターを外すとすぐにギアが見える。

『素人による8ミリ映画の部屋』では、このギアが割れて走行不良を起こした事例が紹介されているが、これにはアーム側、モーター側のギアにもひび割れはない。
 というわけで、よくわからない。元に戻す前に駆動してみたが、モーター自体は動くし、止まってしまうこともない。
 ただ、モーターの回転の力が弱いように感じた。回転してるモーターを指で(キケン!)割と簡単に止めることができてしまう。

 GS-1200のモーターの力ってこんなに軽かったか?
元気のいいGS-1200では、前部アームの軸(リールを付けるところ)を親指と人差し指でつまんで、簡単にストップさせることなんか出来なかったような気がするのだけど・・・

フィルムを掛けると止まるのは、すごーく力が弱くなってるせいなのかも知れないです。

 一方、音のトラブル。これはもうすぐにわかりました。雑誌smallformatで指摘していたのと同じです。

 この緑色のバーは、フィルムをヘッドに押しつける役割を果たすのですが、これの力が不十分でした。上映中に試しに押しつけてみると、音が再生されました。

 ただ、指で押さえている限りでは音はケロケロで途切れがち。不安定です。
 一定の力で押さえなくてはダメでしょう。また、ローラーの劣化も気になります。ヘッドの具合はチェックしませんでしたがやや怪しいようであります。

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