にしうら染『シネマに恋して』はキヤノン518で映画制作を学ぶ漫画

日記
シネマに恋して

にしうら染『シネマに恋して』竹書房刊(”Falling in Love With Cinema” by Some Nishiura)

ハリウッドで映画を監督するのが夢のSF好き女子高生・黒沢きの。彼女が元映画監督の牧野、そして友人たちとともに、スーパー8で自主映画を撮るまでを描いたコミックが2015年5月4日に刊行されました。

牧野の友人が持ち出したCanon Zoom 518 Super8。つまりキヤノンの初代スーパー8カメラを気に入ったきのの一声で、フィルムでの映画制作をすることになるのです。

表4の帯に、本編中で描かれてるキヤノン ズーム518の使い方が抜粋してあります。

作者前書きには「映画バカだった高校時代の記憶をたどって書きました」とあります。

きのは、やたらと大アクションや大特撮映画を夢想するあたり、なんかこそばゆい。

ご自身の過去に真面目に向き合って描いたんだろうなあと思わせる、好感が持てる中編であります。

作者のにしうら染センセのブログはこちら。
http://sen.hiho.jp/sensyoku/

(連載は、月刊まんがくらぶ2012年12月号-2013年1月号/2014年2月号-2015年5月号)

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