GOKO RM8008の修理再チャレンジしてみるが・・・意外な助っ人登場2019

2019年8月13日 | By muddy orihara | Filed in: 修理, 録音.

GOKOレコーディングエディタ RM8008。細かい録音が可能なので往年は劇映画制作などに重宝したそうであります。でも現在は磁気録音帯がないサイレント仕様のフィルムしか販売されてないので使い道は限定されます。

しかし当家には、磁気録音帯を貼るマシーンもあるので使ってみたいし、2013年にジャンクを修理しようとして以来、しばらくぶりに寄贈戴いた本品、なんとか使えるようにならないか。

症状としては、1.再生音声がとても小さい/レベルメーターも触れない 2.走行速度がふらふらしてる、とレコーディングエディタ以前にサウンド再生エディタとしても使い物にならない状態(もちろん、普通の編集用には使えますけど)さて、早速バラしてみましょう。

RM8008は前から順番に丁寧にバラしていけばいいのです。つまみは手前に引っ張ると抜けます。 銘板はネジと両面テープで止まってますので平たいものを差し込んで先にノリをはがしておきます。

ほら、両面テープの跡。

分解するときはネジと写真を段取り通りに写真撮っておくといいです。動画撮っておくのもいいですね。

さて、この黒いプラスチック板を次ははがします。

ねじ。

ねじねじ。

リード線をたばねてあるけど、この辺を上手く処理して外す。

これがフロント部のベルト。

ねじねじねじねじ。

このねじをはずすと、

ベルトが外れます。

ベルトはずれました。大きい方は背面のカバーをはずして取り外したモーターベルト。どちらもたまご型に歪んでしまってます。これではとんがったところで速度が変わってしまいます。

ベルトにはひびが入ってます。RM8008は1977年発売。80年代ぐらいまで店頭でみたので少なくとも35年ぐらい過ぎてますもんねえ、しょうがないか。

こちらにもひびが入ってます。それよりもなんとか歪みを治せないか?

映写機の修理に使ってるウレタンベルト「バンコード」は歪んでもお湯に入れると元に戻りました。RM8008のベルトはウレタンじゃなくて明らかにゴム製ですが温めると元に戻ったりするのかしら?

熱湯を注ぎます。新橋蒸留所怪獣酒場のレッドキングコースターを引くのを忘れました。

力を加えてみますが

うーん・・・

失敗。まったく戻りません。むしろ、とんがっちゃったようで。

しょうがないので、一旦元に戻します。

途方に暮れます。どうしようか、ベルトだけ買ってみようか?、小型映画機材の修理部品をこしらえて売ってるオランダのVan Eck Video Servicesを探ると確かにあるのですが、どうも踏ん切りが付かない。



しばらく放置してましたが、阿部さんからGOKO映像機器株式会社で修理を受けてると聴いて・・・へ?

GOKO映像機器株式会社

しかも、無償でって書いてある。早速連絡を取って修理をしてもらう。

んで、こちらが修理あがり。残念ながら「音声が小さすぎる」については部品がないために修理不能とのことでした。音声部分は治せないようです。その代わり、再生スピードは安定して戻ってきました。

磁気録音の8ミリ映画ソフト、韓国の「大怪獣ヨンガリ」を見ますよ。英語吹き替え版でアメリカ製のソフト。音は小さいけど楽しめます。

というわけで、GOKO映像機器ではエディタの修理をしてくれるそうなので、問い合わせてみるのもよろしいのではないでしょうか。
さて、このエディタどうしよう。


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2 comments on “GOKO RM8008の修理再チャレンジしてみるが・・・意外な助っ人登場2019

  1. Nobuo Kato より:

    確かに、いつのまにか、GOKOのサイトに、「長年のご愛顧に感謝して、無償で修理させて頂きます。」というような、文が載るようになりました。
    しかし、「本当に修理しようとしている」旨の報告に、驚いています。
    過去に、GOKOの電動エディターについて、電話で複数回しました。けんもほろろ、の対応でした。
    GOKOの社内で何があったのかが、気になります。

  2. muddy orihara より:

    ずいぶん前にワタシも電話で問い合わせたことがあります。その時はやんわりと断られただけでした。最近になって部品とか技術者をご用意されたのでしょうか。

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