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独GKFILM社が新型シネビアスーパー8版の予約開始

新型。フィルムは以前からあるベルビア50のデイライト版なんですが、新型なのです。
フィルムの加工用の装置を入れ替えたというのは以前からGK FILMのサイトでも、シネビアのサイトでも告知されていることでしたが、なななんと、スーパー8マガジンそのものも丸ごと設計し直して、新金型起こして製造しているとの事。曰く、今のスーパー8マガジンはよくない、とか言うことらしくて。

開発途中のお話は、オランダの現像所Super8 Reversal Labのニュースネタで書かれています。
クローゼおじさんはドイツ語しかできないので、ここの若いにーちゃんFrank Bruinsma・・・”フランク ブルインスマ”と読むのかな・・・に翻訳とかお願いしてるカンケイなんだそうですが、

ともあれ、いろんな意味で「新型」なのです。

しかし、ゴットフリート・クローゼおじさん、頑張りすぎでは。
プラスチック成型用の金型ってもの凄く高いはずですが大丈夫なんですかねえ。おじさんは持病も抱えてるし、いろいろ心配でございます。

しかし、今の時代、こーいうおっさん一人いるだけでもずいぶんと局面は変わって見えるから不思議です。
突き詰めると何も変わっていないのかも知れませんが。

GK FILM
http://www.gkfilm.de/

Cinevia
http://www.cinevia.eu/

Velvia50再登場!

8mmじゃなくて、35mmのスチル写真用フィルムのお話。
ベルビアは、使用されている素材の関係で数年前に製造を終了しています。
現在店頭にあるものは、冷凍保存されている反物状態のフィルム(原反)を加工してリリースしてるものです。

で、その惜しまれて亡くなったVelvia50ですが、先日処方を少し替えてブローニー版再登場。さらにこのたび35mm版もめでたく登場、と言う運びになったというわけです。

http://fic.fujifilm.co.jp/news/article/20071122/01/

ふーん、なんかしらの要望とか要請とか圧力とかがあれば、一旦亡くなりそうになっても復活するんだとびっくりいたしました。

ほしいモノはちゃんと「ほしいです」と伝えた方がいいですね。
言わないと欲しくないんだと思われるんでしょう。

そういえば、今年の頭まではベルビアとシングル-8はまったく同じ状況でした。
それは、両方とも今の原反使い切れば「ハイそれまでよ」と言う状況。
両方とも製造が再開されたところも似ています。
違うところと言えば。
velvia50p.jpg

Cineviaサイト登場!名前は一緒でも全然別のシネビア?!

先日来カウントダウンを続けていたCineviaサイトが、ようやく更新されました。Cinevia professional
http://www.cinevia.eu/

Cineviaプロフェッショナルというシリーズをリリースしていくようです。

商品ラインアップに乗っているのは、

DS8(ダブルスーパー8)フィルム、
16mmフィルム
35mmフィルム。

スーパー8フィルムはまだリリースされていません。
思わせぶりにお姉さんのお写真が貼ってあるだけです。

いずれもVelvia50Dを使った商品のようです。

DS8が50ユーロですから、約8000円ぐらい。
このDS8は100ft版。ひっくり返して200ftですからスーパー8マガジン4本分。
1巻あたりで2000円という計算になります。これは現像代を含みません。

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さて、サイトの頭でご挨拶しているのはゴットフリート・クローゼさん。
ドイツGK-FILM社の方です。

GK-FILMは、レトロさんと一緒にシネビアをリリースした会社。
とはいうもののこのサイトにはレトロさんの事がまったく書いてありませんね。

書いてないと言えば、実はドイツ語版のページで書かれているのに、
英語版のページではうんと大事なことが抜けてます。

それは、Filmotecというパートナー会社について。
他の会社については、たとえば富士フイルムのドイツ法人はようやく生フィルムを売ってくれるようになったとか、S8 Reversal labが現像するよとか、Unsalebleと言う業者がディーラーになるよとか書いてあります。

FilmotecはOWROフィルム(レトロXの元フィルム)をリリースしている会社です。
モノクロフィルムを売ってないのにこの会社がパートナー?なんの役割を果たしているのでしょうか?

実はドイツ語版には説明があります。

“Moderne Beschichtungs-, Schneide- und

Perforiermaschinen genügen den hohen Ansprüchen einer
Filmproduktion und garantieren beste Eigenschaften der
hergestellten und bearbeiteten Filme.”

ようするに、
Filmotecは機械を入れ直してフィルムカットとかパーフォレーションとかフィルムコーティング(?)を
より高い要望に応えられるようにした、ということを言っています。

なんと、フィルムを切ったりパーフォレーション開けたりと、実際の製造を担当していたのはこの会社だったんですね。
で、そこが新しい機械入れてこれから品質と生産性が良くなりそうだ、と言う話。

これはいい傾向ですね。
しかし、なんでこんな良い情報が英語ページに書いてないのか不思議です。

Spectraのベルビアフィルムの改善努力-Super 8 Today-より

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アメリカのスーパー8専門雑誌”Super  8  Today”の2007年1月&2月号が届きました。
この最新号で、米Spectra Film & Videoが自社で販売しているスーパー8フィルムのマガジンにひと工夫を試みていると報じていましたのざっくりとご紹介します。

米スペクトラ フィルム アンド ビデオ社からは、富士フィルムのベルビア50Dフィルムを詰めたスーパー8マガジンがリリースされています。このフィルムを走行させると振動音が出ることがあり、またフィルムが張り付くようなトラブルが時々起きるので、潤滑剤を加えることにしたと言うことです。フィルムそのものではなくて、マガジンの内部のプラスチック部品にシリコンをスプレーしたとあります。

残念ながら、効果ははっきりとは記されていません。
経験者にチェックしてもらったが大きな相違が生じていることが分かる、と記されているだけで、何かしら改善されたという風に読み取ることは可能ですが、どれだけ具合が良くなったかが分かりません。また、摩擦以外にもフィルム走行トラブルの原因があるかも知れませんので。

レトロさんとドイツGK-FILMSさんによるCINEVIAシリーズにせよ、スペクトラのこの商品にせよ、すっきり使える品物になればよいなあと思います。

なお、記事によれば、同様の処置は今後発売する予定のエクタクローム100D版商品にも施す予定だとのこと。コダックのフィルム出荷を待っている、と言う状態だそうです。

ドイツとフランスから新型フィルムのニュース

ドイツ人の方からまたまた報告あり。 変わったフィルムがリリースされるよ!との事で。 彼がレポートしてくれたのは全部で3種類。 ドイツが二つにフランスが一つ。 お、ついにフランスからも新型サードパーティフィルム登場か? ドイツには、たびたび紹介しているお店以外にもまだSUPER8フィルムや機材を扱ってる専門店があります。そのうちの一つ、FFR-Film社のサイトからの情報です。

○KAHL UT 17 CHROME Reversal スーパー8版とダブルスーパー8版。 http://www.ffr-film.de/Katalog/Seiten/Kahl.htm こいつはデイライトASA40リバーサルフィルムと言うこと。ところが該当するフィルムは富士フイルムにもコダックにも存在しませんから、おそらく間違いなく中身はVelvia 50D。これを実効感度に近いASA40であると表示をしているのだと推測出来ます。

○ASA40デイライトリバーサルフィルム版のシングル-8商品 http://www.ffr-film.de/Katalog/Seiten/Single-8.htm ASA40のデイライトリバーサルフィルムと言う、上記と同じスペックです。製造元の表記や、ラベルの写真がありませんのでよく分かりませんが、これもおそらくVelvia 50Dなのでしょう。 報告者は、GK-FILMSの表記がないけど・・・と言われてましたが、まあ、これは実際にフィルムの製造(この場合裁断と鑽孔とマガジン詰めの話)は何カ所かでやっているのが分かっていますから、単に違うところから引っ張ってるのでしょう。

○HR1 これは、SUPER8 FRANCEと言う、名前の通りフランスのお店からリリースされる予定のフィルム。 http://www.super8france.com/ HRとは、大体High Resolutionに当たる(もちろん原語はちょっと違いますが)ような意味です。 これも、ASA40デイライトリバーサルフィルムとのことで、加えて「コダック製のフィルムではない」とわざわざ表明しているので、Velvia 50Dなのでございましょう。 ちなみに、このHR1の「1」は、その後乳剤を変えたシリーズが出てくる予定ですよと前ぶりしてます。どっかで聞いたことありますね。読んだことありますねその文句。 というわけで、Velvia 50Dと言うフィルムは、ヨーロッパと北米に新たな8mmフィルム用の素材として採用されてますねえということです。 良いフィルムですし。おそらくレトロさんが非常に力入れて立ち回っているのでしょう。 しかし、フィルム自体はいいのだけど、どうも映像が横揺れするとかそもそも走行しないと言った苦情の声は相変わらず聞こえます。しかもシネビアは不安定だが、WittnerやSpectraが自社ブランドでリリースしているフィルム商品は、撮影した映像が横揺れせずに安定して撮れる、と言うのです。 素材フィルムが同じなのに、他の会社はもっとクオリティの安定した、安心して使えるフィルム商品が供給出来る。あたくしはWittner他の商品を試してませんので断言は避けますが、他の会社が出来るのであれば、レトロさんにも出来るのだろうと想うのであります。 他の商品の状況を耳にすると、もっと切磋琢磨して安定した商品を出して欲しいと要求したくなるわけでございます。 消費者は神様です!とふんぞり返る気は全然無いですが。 最後のSUPER8 FRANCEのHR1ですが、あくまで噂ですけど、マグネストライプ済みで出るかも・・・という・・・あくまで噂ですがそんなことも聞こえてきました。 まあ、噂でしょう。だって、サウンドマガジンのパテントってコダックがまだ解放してないですもん。サイレントのマガジンはオープンだそうですが。 あ、シングル-8のマガジンも確かパテント料不要でしたよね、富士フイルムさん? ともあれ、もしマグネストライプをして提供ということになると、なんとなく裏舞台が見えて来ませんか?・・・おいおい、噂を信じちゃいけないよオレ。

Gk-FILMさんがなぜSUPER8版のシネビアを出荷できないか

GK-FILMさんは、レトロさんと組んでCineviaをこしらえているドイツの会社。
レトロさんでも在庫払底したままのスーパー8マガジン版のCineviaですが、諸問題についてfilmshooting.comで9月12日に記事が投稿されています
ちと旧聞ですがご報告まで。

フォーラム上でGK-FILMさんがやり玉に挙げられていることについて、同サイトの管理人であるAndreas W Andersenさん(以下アンダーセンさん)に、手紙を送ったようですね。

記事は、アンダーセンさんがその手紙をフォーラムに転載したものです。

それによると、GK-FILMはオーダーに応え切れていないのは、35mmの生フィルムからSUPER8フィルムを作るのにはとても手間がかかるためだと。特にカートリッジへのローディングが遅れの主たる理由だと。

また、品質に対する要求がすごく高いのだが、満点のものを求められると困ると言うようなニュアンスがそこココに書かれています。「我々は実業家ではなくて理想主義者だ」とかね。

また、向こうでは問い合わせしても返事がないというクレームがあるらしく、それについてはGK-FILMのゴットフリート・クローゼさんはPCはダメだし英語もダメなので、Super8 Reversal Labのフランク・・・(読めない)がドイツ語以外の問い合わせに対応してもらっているとのことだそうです。密接な協力体制があるようですね。

あと、ゴットフリートさんは慢性的に病院に通わなくてはいけない病にかかってるようですね。サイトを見る限りでは年齢も高そうですし。以前レトロさんからも似たようなことを聞いたことがあります。

[現在はどうなんだろうか]

先日オオノ隊員さんからコメントでご指摘があった、Cineviaの走行上の問題についてはこのstatementの1ヶ月後にユーザーからレポートとしてフォーラム上に出てきています。あたくしの実験結果と同様なことがあるようですね。また、「問題なし」という報告もあるので「ばらつきがある」と考えておいた方がいいでしょう。

さて、これが改善することがあるのか?果たして今はどうなのか?
これについて書くと長くなるので又別途。

スーパー8版Cineviaの撮影結果

さて、スーパー8版です。ちょっと意外な結果が出ました。

最初にキヤノン1014XL-Sでちょっと撮影したときには、シングル8の異音とか突然ストップとかのトラブルが気になっていたせいなのか?それとも単に気づかなかっただけなのかわかりませんが、トラブルがありました。

撮影に使ったのはキヤノン1014XL-Sと、NIZO156マクロ。

その両方で、カット頭の明るさが安定していません。またたく感じになります。

特に、156マクロの方が顕著です。

ぱっと考えると、走行不良による露光ムラが考えられます。前々回で、「フィルムが堅い」という黒曜石さんの書き込みに対応して当方が危惧していた走行の問題、これが起きたのでしょうか?

しかし、スーパー8版シネビアの撮影時には、駆動検証をしてると言う態度で撮影に臨んでいないので、突き詰めた発言はしないでおきます。

のほほんと撮影に臨んだら、ぱらぱらと瞬く絵柄が撮れた、と言うことです。

そしてもう一個忘れてました。シングル8版よりシャープネスが低いです。うっかりして156マクロ撮影時にフィルタを外していない、と言うのが最大の理由なのでしょうけど、1014XL-Sでもあんまりぱっとしません。コダクローム40よりシャープネスが低い・・・と言うか全体的にピンぼけぽいです。

というわけで、スーパー8版は安心できるかと思ったら、もう一度検証が必要なのかも知れませんです。

レトロさんは、GK-FILMSが7月半ばから8月終わりまでお休みしていたせいか、全然入荷してこないスーパー8版に業を煮やして、米国スペクトラからVelviaを詰めたスーパー8版商品「V-50D」を輸入するようですね。こっちは工作精度とかはどうなんだろうか?こちらも検証が・・・。

いやいや、もうぼちぼち検証は飽きました。つーか疲れました。シングル8版の撮影の時もそうですけど、8mmを楽しんでないですね全然。ホント精神衛生上よくないです。いろんなものが最後を迎えようとしている時期ですから、ホントは楽しく行きたいものでございます。

 

シングル8版Cineviaの撮影結果

ようやくVelviaの50デイライト版をシングル8マガジンに詰めたシネビアCineviaを見ることができました。

うーむ、解像力のあるフィルムですね。色もよし。
解像力があるので、カメラのよしあしが露骨に現れます。ダメレンズはダメに仕上がります。特に、今回は1本のフィルムで撮ったのでもう、カメラの性能テストみたいなものが仕上がりました。

そしてもちろん、撮影時に起きた不具合も写っています。いいフィルムだけに惜しい。

悔やんでもしょうがないですね。
下に撮影結果をまとめます。3日にわたって撮影したので、それぞれ微妙に異なっています。ZC1000に関しては、マニュアル露出ですので外しておきます。

【シングル8版 撮影結果】

——くもり——-
FUJICA Z800
ややアンダー。

ELMO 8S600

・露出がばらばらなので映像がまたたき判読不能
・カット頭に光線引き
・フレームズレあり

——晴れ——
FUJICA Z800
・露骨にアンダー

FUJICA ZX550
・ややアンダー

——くもり——

FUJICA ZX550(2nd)
・ややアンダーだが、許容範囲

FUJICA ZM800
・ややアンダー
・フレームがぐっと下にずれている
・カット頭の光線引きアリ

ELMO 8S40T
・平面性に問題があり、判読不能
フィルムの終端でちょっと撮った程度なので、要再テスト
レンズ曇りがある個体だが露骨に曇った感じになる
【撮影結果の補足とまとめ】

まず露出。このフィルムはASA50設定時代のものだったのですが、やはり総じてアンダーでした。

8S-600はもうダメダメでした。カット頭に盛大な光線引きがあり、また回転速度もおかしかったせいでしょうが、画がまたたいてます。
FUJICA ZX550(1st)では、ぱたりと止まったところ以外は特に画に問題がなさそうでした。露出は他の機種よりはさほどアンダーでもないという感じですが、これはもともとやや明るめのカメラだったからでしょう。ZM800は8S-600ほどではないですが光線引きがあります。もっと目立つのはフレーム全体が下に下がっていると言うことですね。このZM800、こんな感じじゃなかったので、何かしらの影響があるのかと思います。

ZX系のカメラで撮っているときに気づいた、「走行音が低くなっている」、つまりもしかしたら走行速度が落ちているかも、と言う疑惑ですが、それぞれのカットが長くないので、よくわかりませんでした。次のテストでは、この辺も見てみたいと思います。

【現在販売されているCineviaのこと】

上記にあるように、ASA50設定のために露出は全部アンダーでした。ASA25設定になる「8S-600」と「8S-40T」ではちゃんと撮れていませんから評価の対象外です。
しかし今現在販売されているCineviaは、フジクロームR25Nのカートリッジを無改造で使っているので、どんなシングル8カメラでもASA25設定になり ます。

しかし、この新たに買ってきたASA25版というモノですが、パッケージとマガジンに貼られているラベルはASA50のままです。どこにもASA25設定という記述がないので注意が必要です。
これだと単独露出計を使う人はアンダーになっちゃいますよ。

この間応対してくれたレトロのお兄さんは、「Velvia50DはASA35ぐらい」と言ってました。ASA35とはずいぶん中途半端な数字ですが、 ASA35=ASA32+1/6段(オオノ隊員さん、算出ありがとうございました)に相当する感度がホントに正しいのであれば、「単独露出計を使うときは ASA32と40の中間ぐらいに設定してください」とか書いておいてもよさそうなものですがねえ。感度設定は印刷じゃなくてどうやらハンコで押しただけみ たいなので、どうとでも修正可能だと思いますが。

Cineviaの不具合の原因の推論-コメントより-

「シングル8マガジンにコダクローム40を詰めた」モノと、「シングル8マガジンにVelviaを詰めた」モノの使い勝手がどうも違うようだ、と前々回書いてみました。

そうしたら次々と、具体的なコメントを戴きました。

寄せられたのは、不具合を引き起こす原因の推論・仮説です。
ちょっとポイントだけまとめて並べてご紹介いたします。

【みなさんのコメントから抜粋】

は☆なさんのコメントより:

「シネビアには不具合を起こす独自の問題があるのでしょうか?」

は☆なさんのこの質問をきっかけにコメントが次々に届きました。

麻生さんのコメントより:

◎スチルフィルムなので、バッキング層の有無が走行に影響を及ぼしている可能性について

バッキング層とは、映画用フィルムに付いている特殊な層のこと。
目的は大きく分けて二つ。ハレーション防止用と、フィルムの高速運動対応用の二つです。滑りをよくしたり、傷が付かないようにしたり、静電気を押さえたりするような効果をもたらしています。フジクロームR25Nにもこのバッキング層があり、現像時にひっぺがしてます。

参考記事
FUJIFILM RESEARCH & DEVELOPMENT

は☆なさんから寄せられたのは、もともとスチル用フィルムであるベルビアには、映画カメラの中でフィルムをがーっと動かすのに適したバッキング層がないから走行に問題があるのではないか、という推論です。

これが原因かどうかは、ちと調査と検証に時間がかかりそうです。少なくとも、バッキング層のある状態のVelviaを用意するのは困難ですから直接的な実験はできません。

ひとまずその推論を受けて、

オオノ隊員さんのコメントより:
◎同じくスチル用フィルムであるエクタクローム64Tをシングル8カートリッジに詰めてみれば分かる

と言うご提案が寄せられました。これはテストがしやすそうですし、新たな解決策の提案になる可能性があります。

スーパー8フィルムより5μmほど厚いので影響があるかもしれない

これは、オオノさんからの推論の続きです。
スーパー8フィルムの厚さはおおかた122μmで、ベルビアは127μm。もちろん全部のスーパー8フィルムが122μmではないのですが、少なくともベルビアは5μmほど厚いようです。

そしてその厚さに関係したことで、

黒曜石さんからのコメント:

フィルムが固い感じがする

黒曜石さんの書き込みが届く前に、厚さを調べるためにあたくしも触ってました。厚さはわかりませんが、ねじるときに力が必要な印象を受けました。そしてこの黒曜石さんの書き込み。

この固さがどう影響するかは分かりませんが、スーパー8フィルムはマガジン内でねじられているので、もしかしたら何かの影響が出ているのかも知れません。

 

補足ですが、こんなものも原因のひとつとして考えられると思います。

◎カメラの故障・老朽化
◎カメラの相性
◎電池の消耗
◎フィルム裁断鑽孔時の問題
◎マガジンの不良・劣化

【Cineviaはまだ提案なのかもしれない】

みなさん、いろいろな情報をありがとうございます。何かこのあたりのことが、現状の改善のネタになるといいなあ、と思っています。
そもそも、既存のフィルムを加工して新たに8mm用マガジンをこしらえるということも、先行きの見えない8mmで今後も楽しみ続けるための1つの「提案」なのですよね。

本日の山崎幹夫の映像制作ノートの記述には、試作品のような状態の製品をさして「お遊び」と表現したのではないかと、「お遊び」についての山崎さんの推論が書かれています。

なるほどそういう意味なのですね。大企業がこしらえている完成した製品に比べれば「お遊びみたいなもの」というニュアンスととらえればいいのではないかと。少なくとも「遊び半分にやってる」という意味ではないのですね。

いずれにせよ、先週末あたくしは現像あがりのフィルムを受け取りながら、もう一本Cineviaを買ってるのです。次の提案がよくなることを願って、まだしばらくは期待を込めて使わせていただくことと致します。

Velviaの現像上がり

Cineviaの現像があがったので、引き取りに行きました。シングル8カートリッジ版は富士写真フイルムの袋入り、スーパー8版はコダックの袋入りでした。  しかし、CINEVAってコダック関係ないんじゃないのか?と思ったりしますが。 三ヶ月ぐらい前にエクタクローム64Tあがりの際には富士写真フイルムのリールでしたが、今回の現像上がりはTAYLOREEL社製のものに代わっています。 TAYLOREEL http://www.tayloreel.com/ このTAYLOREEL社は、何種類か8mm用のリールのラインアップがあります。 50ftリールはこれが現物です。  肉薄でやや心許ない感じもありますが、ドイツ製のものに比べて柔軟性のある素材なので、割れにくいかも知れません。結構大丈夫そうです。 50ftの他には、200ftとか400ftのリールも作っています。 SnapCoverというのもありますね。文字だけでは特定できませんけど、たぶん昔のイマジカ(旧:東洋現像所)や小西六のフィルムに付いてた、リールのカバーのことなんじゃないかなあと思っています。 ただ、製造メーカーにありがちで、ロットがまとまらないとダメなようです。特に50ftリールは単位ロットがでかいですね。 富士写真フイルムは現像終了を見越して、もう50ftのサービスリールの製造(というかプラスチック業者への発注)は終えてしまったと風の噂に聞いてます。 そのためかどうか知りませんが、レトロさんがサイトのトップに50ftリールが不足してるので協力して欲しいような書き込みをしていた時期がありましたが、TAYLOREELで一安心というところでしょうか? これから見ます。