東京は梅雨入りをして数日。雨模様だと撮影もおっくうです。カメラに水入っちゃうのイヤだし・・・。でも、もうとっととやらないと現像とかフィルムとか終わっちゃうし・・・。
せめて雨でも気にしないで撮れるカメラが・・・防水カメラ?そんなのないですから。だったらもっと専門的に「水中カメラ」使っちゃいましょう水中カメラ。 お写真はhanaiさんご提供。hanaiさんありがとうございます。
EUMIG NAUTICA(オイミッヒ ノーチカ)
水中カメラといえばこれ。小さく見えますが意外に大きくてがっしりしています。ファインダーを覗かずに撮れるアクションファインダー風のものがついたり、広角アダプターも用意されていたりと本格的に水中での撮影を考えて設計されているようです。あたくしはお店でいじくった程度ですので、この程度しか言えませんけど。比較的最近の発売なのでちゃんと使えるものがあるようです。40メートルの水圧に耐えるというのですから、機密性も優れているのでしょう。
コダクローム40現像受付締め切り終了は梅雨明け。まあ、K14に送るという手は残されていますが、ぼちぼち最後の夏と考えてもいいでしょう。あいにくこのカメラも感度の融通がききませんから、思い切って使いきってまいりましょう。
フジカマリン8 AX100
シングル8には、単体で水中に持って行けるカメラはありません。その代わり、殻=ハウジングが用意されていました。
これは、AX100にのマリンパックという殻をかぶせたものです。大きなフィンやグリップなどが用意され、使い勝手がよさそうです。
フジカマリンP2
こちらも同様に、小型カメラの有名機種、P2に殻をかぶせるもの。確か40m耐圧だとのこと。
16mmだとこの手のハウジングは特注扱いばっかり。8mmの場合は数は多くないにせよ、一般商品として発売されてましたから探し出すことも可能でしょう。
海外のサーフィンものビデオはフィルム撮影が多いです。ビデオカメラですとちょっとしたぶつかりでノイズが走ってしまいます。フィルムは多少の衝撃には耐えますので、こう言う過酷な撮影には向いていると思います。
梅雨がすぎれば夏。シングル8にとっては残り少ない夏なので、水中カメラをお持ちの方、そして水中撮影をしたいと思っている方、どんな手を使ってでも最後の機会に思いっきり撮ってまいりましょう!
しっかし、ぬれるのイヤだからって水中カメラ持ち出すなんてのは、ゴキブリ退治に核爆弾持ってくるような話ですね!(←言い過ぎ)
コメント
いつも楽しく拝見しております。
さてコダクロームについてですが、私が3月下旬にヨドバシ経由で現像を依頼したところ、k14で現像されました。
まだ、純正処理は行われているはずなんですが…
取りあえず、ご報告まで。
オイミッヒノーチカのフィルム速度は18こまと1こま。水中カメラでなんで1こま?それより18こまと24こまの切り替え式にしてもらいたかったところです。しかしebayでは,24こま走行に改造したノーチカが出品されたことがあるので,モーターのパワーには余力があるのでしょう。
ノーチカには深度計も付いています。安全深度を超すと圧壊するぞというイラストが入っています。8ミリ撮影機のメーターの中でこれほどどきどきするメーターはないでしょう。
水中撮影で忘れてはならないのがEWAマリーンです。これは要するにビニール袋です。しかし二重構造の頑丈な物で,レンズ部分とファインダー部分にはガラスが埋め込まれています。様々な8ミリ撮影機用の物が発売されており,殆どのスーパー8撮影機用の物が揃っていました。ボリュー4008用のものまでありました。せいぜい水深数メートルにしか使えませんが,海水浴場などでの撮影には有効に使えました。何しろ軽くてかさばらないのが実用的です。自分は愛用のニコンR8をこのEWAマリーンに入れて何回か撮影しました。20年以上前のことですが,沖縄のムーンビーチで泳いでいる女子高生を水上水中連続1カットでとらえたのが印象に残っています。(勿論,今はやりの盗撮とかではなくて,女子高生はちゃんとカメラ目線で手まで振っています。)