Z800の露出計修理に引き続いて、中野貴大さんのサイトを参考に1014XL-S修理にトライ。
対象は2号機。故障はズームリングがM(マニュアル)位置にしても渋くて動きにくいこと。
中野さんご本人に相談したところ、ズームのM-L-Hの切り替えスライドスイッチの不具合ではないかと言うご指摘。
スイッチをMに合わせると、ホントならば中でレバーを押してギアがはずれるんだそうですが、それの押しが不十分なせいでギアが引っかかり動きが悪いのだろうと。
さっそくばらしてみました。
1.CANONロゴ板を外します。これは上に押すと外れます。がっちりのり付けされてる奴もあれば、わりとさくっと取れるのもあるようです。
2.ロゴ板の裏にマイナスのねじがあるので外します
3.上部のプラスネジを外します
4.上部のスライドスイッチユニットと、本体のレバーが見えます。赤い部分の押しが足りないので、テープを貼って厚みを増やしてみました。
5.組み立て終了。ガリガリする感じは無くなりました。
この修理の結果、ガリガリする感じは無くなりましたが、ズームを広角側に回すととてもリングが渋くなります。
ヘリコイドのグリース切れの可能性もありますが、これをばらすのは容易ではなく…
ひとまずここで行き止まりな気分です。
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