東京8ミリシネ倶楽部会員による、テレシネ実験レポート。
FUJICASCOPE SH9を、5枚羽根に改造
ランプを12V10Wコールドミラー付きハロゲンランプに換装(但し口金が合わない)
レンズを25mm固定焦点に換装
レンズ前に表面鏡を光軸に対して45度の角度で取り付け
と言う改造を施しているそうです。
カメラはマイクロフォーサーズ規格のミラーレス一眼カメラのPanasonic GH1を採用して、動画撮影機能を使ってます。
■2つの撮影方法にチャレンジ
ここまでシステムを組んだ後、2つの撮影方法にチャレンジしています。
1つは、マイクロニッコール55mmレンズを付けて、間に凸レンズを噛ませて像を撮影する方法。
映写機とカメラの間にカマしてるレンズは、スリー・アールシステム社製の3R-SMOLIA-5、新聞とかを読むのに便利な、普通の卓上拡大鏡です。
http://www.3rrr.co.jp/2012/07/3r-smolia-5.html
もう一つは、レンズを全部はずして、映写機から出る光をカメラの撮像素子に直接に当てると言う方法。
■では、結果は?
まず、上記2つの方法はカメラのシャッターと映写機のシャッターとの同期を取ってませんのでフリッカーは生じる可能性が高く、うまいタイミングだと消えることもありますが、大抵はシャッタースピードの調整で軽減させるのであります。
この場合も、1/40前後でほぼフリッカーは消えますが完全には消えませんとのこと。
このシステムの開発者曰く、マクロレンズを付けて凸レンズを噛ませた方が、撮像素子直接投影方式より画質がいい、とのこと。
というよりも直接撮像素子に光を当てると紫っぽくなり、解像度も難があるとのこと。
レンズを2つも介してる方が画質が下がるならまだしも、なぜ直接投影した方が下がるのか、不思議だとのこと。
なんでですかねえ?
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