9月24日、「エクスパンデッド・シネマ再考」と、その関連イベント:8ミリ自家現像ワークショップにお邪魔してきました。

「エキスパンデッドシネマ」は映画館でスクリーンに上映するんじゃなくて、変わったところに、ヘンテコなやりかたで上映することですって。
東京都写真美術館で、8月15日から10月15日までの展示。
映写機何台も並べて同時映写する作品とか
フィルムをループさせて映写するしくみを使った作品とか
どれが作品なんだかパッと観てわからないけど作品だったりとか
飯村隆彦さんの作品とか松本俊夫さんの作品とか
地下の展示室にいっぱいあります。
かつてはライブパフォーマンスと組み合わさってた作品とか
16mmフィルムを35mmスライドにブローアップして、輪状に並べたスライドプロジェクタでドーナツ形スクリーンに投影するとか

学芸員の田坂さんがご説明くださいましたが、そのスクリーンはかつてディスコ?に置かれていたとかで、
作品は設置されていた場と密接に結びついてんですね。
そして、時代の匂いがすごくプンプンする。
資料展示の一角に、
「サイケデリック」
って書いてありますもん。ものすごく1960年代後半です。
表現の最前線を切り開く試みってずっと続けられてるんでしょうけど、こと60年代には「今までと違うモノ!」、今までのものを否定する攻撃的で破壊的な挑戦がされてた時代と言う印象がありますが、そんなのをビンビンと感じておりましたん。
8ミリ自家現像ワークショップ@東京都写真美術館地下
エキスパンデッドシネマの関連イベントとして9月23日&24日にワークショップが開催されていました。
8ミリフィルムで撮影して
現像して編集して
写真美術館の地下のスタジオでマルチ映写しよう、と言う試みですね

ワタシは、9月24日の発表上映会にちょっとお邪魔してきました。

すでに上映始まってます。みなさん壁をじっとご覧になってる。

こちらは今日はスタッフと出品者のお立場なのかしら。
ワタシは発表上映会だけ覗いてきただけだから感じるのかなあ、8ミリ自家現像ワークショップとエクスパンデッドシネマの結びつきをもっと打ち出してもよかったように感じました

だって、エクスパンデッドシネマを作るワークショップになってるんですもの。

ほら。
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