
毎年、お正月には箱根駅伝を見に箱根に行きます。たまにはホームムービーっぽいこともしてみようと殆ど使ったことのないフジカシングル-8 Z450を持ち出しました。
たまたま1968年に期限切れのシングル-8フィルムを何本かまとめて頂けたので、せっかくだからこれで撮ってみようと。
いや、それ、多分写らない…半世紀以上前に「使用期限切れ」だぞ?ここからすでに昭和のホームムービーなる楽しみとは全く異なる、茨の道がスタートするのです。

最初期のシングル-8フィルムはこうやって説明書とか入ってました。
そして一番違うのは現像代金込みで販売されていたのよね。箱に切手を貼ってそのままポストに投函して調布の現像所に送る仕組みになっていたのです。
わりとすぐに現像料金は別になりましたが。

フジカラーR25はのちのフジクロームR25と違って、フィルム本体にはカラーカプラーを持たない外式フィルム。コダクロームなんかと同じで、現像時に色を加えてカラーにする仕組みなのですがこの現像方法は個人で行うのはものすごくハードルが高い。とんでもなく高いので出来ないと考えたほうが良い。ってことで、フジカラーR25は撮影後はモノクロフィルムとして現像してみるのだ。

お正月なので豪華なごちそうを食べるよ。ワタシの連れ合いもほくほくだよ。
1月2日箱根駅伝往路ゴールに挑戦

フジカZ450はなかなか使い勝手のよいカメラですが、問題点がひとつ。ファインダからの逆入光で画面が殆ど見えないのよねこういう光線状況だと。ファインダにアイカップ必須なカメラですが今どきの中古ではほとんどついてないですね。でも、適合するサイズのアイカップを探すのはそんなに難しくないです。

8ミリ王におれはなる。

今年も芦ノ湖にはレオゴンもビオランテも出現してないです。

期限切れフィルムは劣化して光を感じる力が落ちています。そのため露光をオーバーにするのがセオリーです。
ましてやこのフィルムは還暦なフィルム。しっかり光を当てましょう。
こういうとき、露出調整ダイヤルがあるカメラが便利です。
露出調整ダイヤルはZ800とかZ600とかZ700やZC1000などにも装備されていますが、今回はうんと身軽なZ450を選びました。
結果、正解だったなーと思うのは取り回しの良さですねこのカメラ。
中古で山のように二束三文で出回ってますから売れたカメラなんでしょうねえ。

駅伝は青山学院大学が勝利。山の名探偵が崩れ落ちてるのを目撃しました。
1月3日は復路ですね

フジカラーR25を撮り終えたので、フジカシングル-8ネオパンR50を復路では使いました。
ネオパンR50は「ネオパン」の名前の通り、富士写真フイルムのモノクロフィルムです。これも1968年に使用期限切れなのです。

箱根ケーブルカーで人気者のねこにご挨拶。

2匹で仲良く暮らしてるんだけど、1匹しか写ってくれなかった。
課題はこれから。果たして画像は出るのか。現像の工夫でなんとか。
最初期のシングル-8フィルムは「ある理由」で走行不良を起こすことが時々ありますが、今回は無事撮影は終了。
しかし、問題はこれからです。
1968年に現像期限切れのフィルムを2026年に撮影してさらに現像しようってんです。まともに画が出るわけはないのです。さて、どんな工夫をしたら2026年正月に撮影された画が出るのでしょう。いやいや、そもそもフィルム走行はスムーズでしたが果たしてフィルムはちゃんと露光されているのか。
ここから長い戦いが始まります。

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