8ミリフイルム撮影現像上映の「KENワークショップ2016」開催決定

東京・三軒茶屋で8ミリフィルムの撮影、現像、上映までを1日で行う「KENフィルムワークショップ」2016年版がいよいよスタートするそうです。
今回は、期限切れの劣化してるデッドストックの生フィルムを活用する作業工程の伝授がポイントということで、見逃せない講座になると思います。

kenfilmworkshop2016

■開催日
2月21日(日)/3月21日(月)/4月17日(日)
各日午後3時より(全行程 4時間程度で終了予定)

■料金
参加費2000円

■場所
KEN
(東京都世田谷区太子堂4-8-3 地下1階B102(ペットショップの地下です)http://www.kenawazu.com

以下、チラシ全文の転載です。
(※漢字表現は転記ミスありますが表現は原文に購っています)

GIGAZINE?なんだソレ?どうやらついに新時代の道楽玩具が登場するらしい、デジタルビデオとフィルムカメラのハイブリッド機種の発売だ。ここ20年来の低迷期を乗り越えて8ミリ映画史の再起動とならんや?
三軒茶屋KENに映像の秘密結社・銀鉛画報会が帰ってくる。ゆっくりと消滅する課程を歩み出していたフィルムメディアを取り巻く環境がなにやらおもしろい方向へ動き出したようなので、2月よりスタートする新たなフィルムワークショップでは、とは言いながらもまだまだサバイバル術を必要とするフィルム制作のウラ技術講座2016年度版として、これから8ミリ映画作りという贅沢な道楽に首を突っ込もうと考えているヒトから、そろそろ手を引こうかと考えていたヒトまで、フィルムが無くなるときのフィルムメイキング基礎知識講座の開催です。

とりあえず、コスト的にはもはや気楽なホームムービーとゆうわけにはいかなくなった8mmFILMとのつきあい方を理解していただくために、実際に撮影から現像、編集、そして上映に至るまでの作業工程を体験していただけます。
デッドストックの活かし方のノウハウは、フィルムメーカーにとってこの先まだまだ必須課目となります。
毎回、参考上映フィルムも多数ご用意。もはや死にかけていた筈のもっとも小さなこのシネマメディアが、燻し銀の輝きを放って見せた三軒茶屋産の映像作品の数々もご紹介。

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●フィルムの生産中止が相次ぎ、天寿を全うしたり乱雑な使いを受けたりしてカメラ・映写機が次々と故障してゆく中、ついに国内では正規の現像ラボが閉鎖してしまうと言う限界状態にもかかわらず、三軒茶屋では映像の秘密結社を中心に数々のフィルム作品の製作に携わってきました。

●KENと言う、この地下に降りる暗室厨房は時に映画スタジオとしてフィルムメーカーの創作的ゲリラ活動の拠点となっています。

●ミュージシャン笹久保伸が率いる秩父前衛派の映像企画「PYLAMID -破壊の記憶の走馬燈-」、「犬の装飾音」、村上賢司監督「オトヲカル」、安田哲プロデュース企画「8ミリ軍団魑魅魍魎」、そして当会場でのワークショップ企画で8ミリフィルムの自家現像を担当してきた馬渕徹と大西健児による「銀鉛画報会」プロジェクトの8ミリ作品の数々。今回上映される大西健児作品「幽霊」もまた三軒茶屋で撮影し現像されて完成した大作8ミリ作品です。

●このカオスな制作現場に陥った今なお、8ミリ映画でありながらも国内外の映画祭や特集上映等で紹介される骨太な映像表現を輩出しているのは、この暗室空間だけです。多くのフィルムメーカーたちの眼差しを調理してきたアート工房への体験実習に是非ご参加下さい。

——————-転記以上——————

以上が転記ですが、一つだけ、誤解されやすい点があるのでご注意しておきます。

それは、「ついに国内では正規の現像ラボが閉鎖してしまうと言う限界状態にもかかわらず」…という表現です。

この一文を、「日本だけが正規の現像ラボを持たなくなった=日本だけが8ミリの現像所がない」と読むのは正しくありません。

この文は「2013年にフジカシングル-8の純正現像所…富士フイルム関連会社の現像所が、シングル-8の処理サービスを完全に終了した」という事実のみ示していますととらえるべきです。

というのは、まず、日本以外では8ミリフイルムと言えばスーパー8方式。スーパー8は今年で51年目を迎えてまだフィルム供給は続いてます…それどころか新型カメラの発表まであったと言うビックリ状況。

そして、このシングル-とスーパー8の違いはメカニズムの問題だけでは無く、簡単にまとめちゃうと、コダックは富士フイルムと異なり、フィルム販売を主に行い、現像まで一貫サービス提供しないやり方で長く展開してきています。
富士フイルムがフィルムを販売し子会社である現像所が処理をするという一貫したサービスが行われていたのは、シングル-8の特長でありました。一方、日本を含んでスーパー8は、指定されたり推奨された現像所がある状態が続いています。

なので、スーパー8の使用環境においては日本も諸外国と似たようなもんです。(現像料金が高いとか仕上がりまで遅いとか、愛好者が多いのに現像所が1社しかないなどなど問題はいろいろありますが、別の話なので割愛)

日本だけが特別苦境に陥ったわけでは無く、ただ「シングル-8が完全消滅しただけ」なんです。

繰り返しますがスーパー8は誕生から今年で51年目。半世紀を超えて続いてます。
ただ、無くなったモノはカラーリバーサルフィルム。エクタクローム100Dの販売供給が終わったタイミングで、諸外国でも結構がっくりきて、8ミリメディアの終焉を叫ぶ声がありました。現像所も店をたたむところが出てきてます。

今は、カラーの新作映画を制作して「フィルムで」上映できる制作環境がないのです。

ここが一番の問題点です。カラーリバーサルフィルムの復権。ここが一番求められるところです。

(カラーネガフィルムは現行商品であるので、テレシネしてデジタル上映は出来ますし、コダックの新型カメラもそれを意図して開発されてるものです。カラーネガフィルムは供給が続くしコダックも推していくでしょう)

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